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エチオピア

アビアッタ・シャラ湖国立公園

(Abijatta-Shalla National Park is a national park)

概要

アビアッタ・シャラ湖国立公園は、グレート・リフト・バレー内にあるアビアッタ湖とシャラ湖の2つの湖からなる国立公園です。南側にあるシャラ湖の水深は、最も深い場所で260mを超え、エチオピアで最も深い湖です。一方、北側にある高アルカリ性のアビアッタ湖は、水深は浅くフラミンゴの大群が飛来することで有名です。公園内ではフラミンゴのほかにも300種類以上の野鳥が観測されており、バードウォッチングの人気スポットとなっています。また、湖畔では、いくつか温泉が湧いている場所があり、地元の人々の憩いの場となっています。


見所ポイント

風光明媚なアビアッタ・シャラ湖国立公園
ビューポイントから見たアビアッタ湖(右)とシャラ湖(左)

アビアッタ・シャラ湖国立公園は、アフリカ大陸を南北に縦断する巨大な谷グレート・リフト・バレーに位置しています。アディスアベバから200kmほど南下したところにあり、陸路でエチオピア南部の民族村を訪れる途中で立ち寄ることができます。公園の面積887平方kmの内の半分以上をアビアッタ湖とシャラ湖の2つの湖が占めています。アビアッタ湖とシャラ湖の間は、約3kmの丘陵地帯で隔てられていて、公園内の最高峰であるファイク山があります。シャラ湖は、火山活動により形成された巨大なカルデラ湖で、湖内にある小さな島々は、もとは火山でしたが、現在は野鳥の重要な営巣地となっています。

アビアッタ・シャラ湖国立公園では、ドライブやハイキングで風光明媚な美しい湖畔の景観を眺めたり、バードウォッチングを楽しみながら公園内を巡ることができます。公園本部の近くには、対照的な2つの湖の景色を一度に眺めることができるビューポイントがあります。

アビアッタ・シャラ湖国立公園でバードウォッチング
アビアッタ湖で餌をついばむフラミンゴ

アビアッタ・シャラ湖国立公園は、フラミンゴとモモイロペリカンをはじめとする300種類以上の野鳥の生息地となっていて、バードウォッチング愛好家に人気のスポットです。北半球が冬の間は渡り鳥の重要な越冬地にもなっています。水深の浅い高アルカリ湖であるアビアッタ湖は、魚が絶滅してからは、魚を捕食する水鳥の姿は見られなくなりましたが、藍藻を餌とするオオフラミンゴとコフラミンゴが多く集まることで知られていて、湖畔からはフラミンゴが餌をついばむ姿を観察することができます。特にフラミンゴの飛来シーズンである10月から2月にかけては数千羽の群れで見られることが多く、湖面がピンクに染まる様子は圧巻です。また、アビアッタ湖の北部は、ホロケロ川などいくつかの川から水が流れ込んでおり、野生動物や鳥類の水飲み場となっています。

公園内では、コウノトリやシラサギ、サギも比較的よく見られ、その他にも飛ぶことのできる鳥としては世界最大のアフリカオオノガン、ホロホロチョウ、セグロコサイチョウ、ツキノワテリムク、シロハラハイイロエボシドリなど大小様々な野鳥を観察することができます。

希少種のソマリダチョウの生息地
公園内に生息するソマリダチョウ

アビアッタ湖とシャラ湖周辺は、草原とアカシアの林に囲まれており、野鳥や野生動物の生息地となっています。もともとは、野生動物や野鳥の保護を目的に設立された国立公園でしたが、国立公園と周辺の集落との境界線が曖昧で、多くの遊牧民が家畜とともにこの一帯に住居を構えており、公園内で家畜が放牧されています。さらにアビアッタ湖周辺のアカシアの木々が木炭のために伐採されていたり、湖畔で炭酸ナトリウムの生産が行われているため、生態系が崩れ、野生生物の生息地が脅かされています。そのため、生物の多様性の保全と資源を利用しながら周辺に暮らすコミュニティとの共存が大きな課題となっています。

アビアッタ・シャラ湖国立公園では、希少種のソマリダチョウの保護と繁殖が行われていて、公園本部周辺のアカシアの林では、ソマリダチョウが走り回る姿を見ることができます。ソマリダチョウは、ソマリアとその周辺のアフリカの角と呼ばれる半島エリアにのみ生息する固有種で、オスの首と足が青いのが特徴です。また、公園内には、数は少ないものの哺乳動物も生息しており、イボイノシシやグランドガゼルは比較的高い確率で見ることができます。

シャラ湖周辺の見どころ
アビアッタ・シャラ湖国立公園の温泉

湖周辺では、あちこちで熱い温泉が湧いており、気温の低い早朝には、温泉から立ち上る蒸気で湖が霧がかる幻想的な光景を見ることができます。また、硫黄が含まれる温泉水は、伝統的に医療目的でも使用されており、シャラ湖の北東の小川が流れ込む場所に作られた入浴スポットでは、入浴をしたり、のんびり寛ぐ地元の人々の姿が見られ、飲料水として持ち帰る人もいます。シャラ湖の南西には、クレーター湖である直径1kmほどのチツ湖(Chitu)があります。チツ湖のクレーターの縁の上に登れば、眼下にはチツ湖全体を見晴らせ、フラミンゴの飛来シーズンには、藍藻類をついばむ壮大なフラミンゴの群れを眺めることができます。

ランガノ湖とズワイ湖
リラックスした雰囲気のランガノ湖畔

アビアッタ・シャラ湖国立公園前の道路を挟んだ東側にはランガノ湖があります。湖畔には、いくつかロッジがあり、風光明媚な水辺の景色を眺めながらゆったりとした時間を過ごすことができます。アディスアベバからも車で3~4時間ほどで訪れることができ、都会の喧騒から離れてのんびり過ごせる週末のレジャースポットとしても人気があります。アビアッタ・シャラ湖国立公園には、キャンプサイトのみで宿泊施設はないので、アビアッタ・シャラ湖国立公園周辺で宿泊する場合は、ランガノ湖畔のロッジに宿泊するのがおすすめです。

アビアッタ・シャラ湖国立公園やランガノ湖の北にあるズワイ湖は、モモイロペリカンやアフリカハゲコウ、エジプトガン、アフリカクロトキ、サンショクウミワシなど野鳥の楽園となっており、バードウォッチングを気軽に楽しむことができるので、合わせて立ち寄ってみるとよいでしょう。また、湖畔では家畜の馬やヤギ、犬が歩き回り、湖では漁をする人々や水遊びをする元気な子供たちの姿など湖畔で暮らす地元の人々の日常生活も垣間見られます。

ベストシーズン

アビアッタ・シャラ湖国立公園、乾燥地帯に位置し、3月~4月の小雨季、6月~9月の大雨季と11月~2月の乾季の主に2つの季節にわかれています。観光のベストシーズンは晴天の日が多く、乾季の10月~2月頃です。ただし、夜間は氷点下まで冷え込むことがあるので防寒具が必要です。また、日中は日差しが強いので日焼け止めや帽子、サングラスなどもお忘れなく。雨季は、大雨が降ると道路状況が悪くなり、行動範囲が限られる場合があります。


  • 現地
  • アディスアベバ
  • アクスム
  • ラリベラ
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:7.5261, 38.6425
  • 住所:Balena Kilo, Ethiopia
首都
アディスアベバ
面積
1,104,300 (km2)
人口
112,079千人 2019年
言語
アムハラ語、オロモ語、ソマリ語、ティグリニャ語など複数の民族言語、英語
公用語
アムハラ語(事実上)
通貨名
エチオピア・ブル 補助通貨はサンティーム(1 ETB =100サンティーム) ※本サイトではETBと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Ethiotelecom
最寄り空港からのアクセス方法

【アワッサ空港からアビアッタ・シャラ湖国立公園】
車で約1.5時間


※アディスアベバからは車で3〜4時間


最寄り空港詳細

  • アワッサ空港 (AWA)