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ベルギー

カルパティア山脈とヨーロッパ各地の古代及び原生ブナ林(ベルギー)

(Ancient and Primeval Beech Forests of the Carpathians and Other Regions of Europe,Belgium)

概要

カルパティア山脈とヨーロッパ各地の古代及び原生ブナ林は、2007年当初は、スロバキアとウクライナが共有する世界遺産でしたが、その後2011年、2017年に拡大登録され、現在はヨーロッパの12ヶ国にまたがるユネスコの自然遺産です。対象地域は、ヨーロッパのブナ科の原生林に覆われており、樹齢、種類の多様さ、大きさ、範囲の広さなどの点で特筆すべき価値を持っています。ベルギーでは、ソワーニュの森が世界遺産に登録され、自然遺産としてはベルギー初の世界遺産です。


公式サイト:zonienwoud.be


見所ポイント

カルパティア山脈とヨーロッパ各地の古代及び原生ブナ林とは
ブナの木々が生い茂るソワーニュの森

カルパチア山脈、アルプス山脈、ディナル・アルプス山脈、ピレネー山脈、地中海森林などヨーロッパの12ヶ国にまたがる孤立したエリアに、氷河期末期以降に進化を遂げた希少なブナの生態系が残されています。2007年にスロバキアとウクライナにまたがるエリアが初めて世界遺産に登録された時は「カルパティア山脈のブナ原生林」という名称でしたが、その後2011年にドイツ中部と北西部のブナ林が追加され、「カルパティア山脈のブナ原生林とドイツの古代ブナ林群」という名称に変更されました。さらに2017年には、ベルギーをはじめ、アルバニア、オーストリア、ブルガリア、クロアチア、イタリア、ルーマニア、スロべニア、スペインの9ヶ国が追加されて、合計12ヶ国の広大な範囲に及ぶ世界遺産「カルパティア山脈とヨーロッパ各地の古代及び原生ブナ林」となりました。

ヨーロッパ大陸の広範囲にブナ林が広がっているのは、様々な気候や地形、物理的な条件に対して、これらの植物相の優れた適応性や耐性によるものと考えられています。対象地域は、ブナ科の原生林に覆われているのが特徴ですが、標高によってその種類は異なります。また、これらの森林には、ブナ科の原生林の他にも多種多様な地衣類やコケ類など菌類、維管束植物などの植物相が確認されています。さらに哺乳類、鳥類、魚類、両生類、爬虫類などの絶滅危惧種を含めた野生動物の重要な生息地にもなっており、いずれの場所も国立公園や自然保護区として管理されています。

ベルギー初の自然遺産ソワーニュの森
美しい紅葉が見られる秋のソワーニュの森

2017年に追加で世界遺産に登録されたベルギーのソワーニュの森は、ブリュッセル中心部から南東にわずか11kmほどの場所に位置する都会のオアシスです。世界遺産に登録されたのは、約270ヘクタールのエリアですが、周辺に広がる緩衝エリアを含めると4650ヘクタールにも及び、ブリュッセル首都圏、フランドル地域、ワロン地域の3つの地域にまたがっています。ソワーニュの森は、19世紀以降、森林伐採や農地転用により面積は減少してしまい、かつて森に生息していたクマや狼などの大型哺乳動物は見られなくなりました。しかし、今でも数十種類の哺乳動物が生息しており、近年では森林や野生動物の保護や育成に力が入れられています。ソワーニュの森は、80%以上がブナの木に覆われていますが、その他にもオークの巨木や多様な植物相が見られます。

ソワーニュの森の楽しみ方
ソワーニュの森の中の遊歩道

ソワーニュの森は、ハイキングやジョギング、サイクリング、乗馬、釣り、野生動物や鳥の観察、ピクニックなどを楽しめるネイチャースポットとして地元の人々から身近に親しまれています。森に一歩足を踏み入れるとマイナスイオンたっぷりの清らかな空気に包まれ、一瞬で清々しい気持ちになります。ただ歩いているだけでも、心身共にリフレッシュすることができ、絶大な癒し効果があります。春は可憐な花々、夏は深い緑、秋は紅葉、冬は雪景色などいつ訪れても様々な表情を見せてくれ、季節の移ろいや自然の美しさを五感で感じられることでしょう。森の中の遊歩道はしっかり整備されており、散策やサイクリング、乗馬を楽しむ人々の姿も見られます。

ソワーニュの森では、生態系保護のため草花やキノコなどの採取は禁止されています。また、野生動物に出会った時も、触れようとすると攻撃されることもあるので、むやみに近づくことは避けましょう。

テルビューレンの森と森の中を走るトラム
森の中を走る44番のトラム

ブリュッセルは、緑豊かな都市として知られて、市内には多くの公園(緑地)があります。それらの緑地は、元々はソワーニュの森で、少しずつ公園として切り取られ、市民に開放されてきました。ブリュッセル中心部からもほど近い場所にあるカンブルの森やブリュッセル東部のテルビューレンの森もソワーニュの森の一部です。テルビューレンの森は子供向けの遊戯場やアートセンターのある公園ルージュ・クロワトル(Rouge-Cloître)が市街地から最も近い入口ですが、オススメは、地下鉄1号線のモンゴメリ(Montgomery)駅から44番のテルビューレン(Tervuren)行きのトラム。木漏れ日が差す美しい森の中を走るメルヘンチックな路線で、ただ乗っているだけでも森林浴をしている気分になれます。終点テルビューンには、ソワーニュの森の一部であるテルビューン公園や王立アフリカ博物館などの見どころがあります。

都会のオアシス「カンブルの森」
人々の憩いの場となっているカンブルの森

高級ブランドのブティックや豪邸が並ぶルイーズ大通りの突き当たりに位置するのがカンブルの森。カンブルの森は、19世紀に英国式庭園として設計され、その後森林公園として整備された美しい公園です。カンブルの森は市民の憩いの場となっており、イベントもよく開催されています。

園内には、池や広大な芝生、森林など大都会のすぐ近くにあるとは思えない豊かな自然が広がっていて、散歩やジョギング、ベンチでおしゃべりや読書など、皆思い思いの時間を過ごしています。週末には、園内の道路は車両通行止めとなり、サイクリングやスケボー、ローラーブレードなどを楽しむ人々で賑わいます。池の中央に浮かぶ島には、シャレー・ロビンソンという山小屋風のレストランがあり、対岸からボートで渡ることができます。天気のいい日に、地元の人々に混ざってテラス席でゆったりとした食事や休憩のひと時を楽しむのもオススメです。

また、公園の手前には、1201年に創建されたカンブル修道院があり、現在はアートスクール「ラ・カンブル」として利用されています。建物の一部は公開の曜日や時間が限られていますが、フランス式庭園や教会は自由に見学することができます。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
見どころをぐるり!ブリュッセル市内観光ツアー<毎日催行/午前/英語>3時間

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【観光フリーパス】ブリュッセル・カード<24時間、48時間、72時間>-

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ベストシーズン

ベルギーには、四季があり、観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい夏の6月~8月です。夏季は日照時間が長く、夜10時頃まで明るいので観光に十分時間を取ることができます。一方、冬は日照時間が短くなり、厳しい寒さとなるので防寒対策は万全に。


  • 現地
  • ブリュッセル
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:50.7572, 4.4173
  • 住所:Unnamed Road, 1560 Hoeilaart, Belgium
首都
ブリュッセル
面積
30,528 (km2)
人口
1,135万人 2017年
言語
オランダ語(フラマン語)、フランス語、ドイツ語
公用語
オランダ語(フラマン語)、フランス語、ドイツ語
通貨名
ユーロ 補助通貨はセント ※本サイトではEURと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Proximus、Orange、BASE
最寄り空港からのアクセス方法

【ブリュッセル空港から市内】
<電車>
所要時間:(ブリュッセル中央駅)21分
料金:9EUR


<バス>
(ブリュッセル北駅方面
De Lijnの272、471番バス
所要時間:約40分
料金:3EUR


(ヨーロピアン・クオーター方面)
STIB Airport Lineの12番、平日夜間と土日は21番
所要時間:約30分
料金:(券売機)4.50EUR(車内)6EUR


<タクシー>
メーター制
所要時間:(市内中心部)20~30分
目安料金:45EUR前後


【ブリュッセル市内からのアクセス】
●カンブルの森
トラム7、8、93番「Legrand」から徒歩3分


●ルージュ・クロワトル
トラム44番「Auderghem-foret」から徒歩約15分


(2019年2月現在)


最寄り空港詳細

  • ブリュッセル空港 (BRU)