トルコの首都アンカラにある、トルコ共和国、初代大統領「ムスタファ・ケマル・アタテュルク」の霊廟です。2頭のライオン像に守られた大理石の参道を歩いていくと、正面は石畳を敷き詰めた広大な中庭になり、その左手の巨大な建物が「アタテュルク廟」。アタテュルク大統領の大理石の石棺が安置されています。
ムスタファ・ケマル・アタテュルクは、1881年3月12日、オスマン帝国のセラーニクで生まれ、1938年11月10日、初代トルコ大統領としての執務中にイスタンブールのトプカプ宮殿の執務室で死去しました。トルコ独立戦争とトルコ革命を盟友達と共に指導したことで知られ、1923年にトルコの独立を宣言し、スルタン制廃止などのトルコ近代国家を建設した「トルコ建国の父」と言われています。在位、1923年10月29日-1938年11月10日。
アタテュルク廟は、アンカラ市街南東の丘の上に位置し、廟が建設される以前は紀元前8世紀頃のフィニキア人の古墳がありましたが、廟が建設される際に発掘調査された後に取り壊されました。1938年のアタテュルクの死と同時に、トルコ国内で産出した石材のみを用いて巨大な廟の建設が開始され、1953年9月1日に完成しました。この廟が完成するまでアタテュルクの棺はアンカラ市街を見下ろす丘に立つ邸宅(現在の民俗学博物館)に安置されていました。アタテュルクの棺のほか、アタテュルクが生前に愛用していた品々や蔵書、また各国から贈られた品々などを展示した博物館が併設されています。博物館にはアタテュルクが活躍したガリポリの戦いや、サカリヤ川の戦いを再現したコーナーもあり、初代大統領の数々の業績を物語っています。第二代大統領イスメト・イノニュのお墓もあります。
大理石のアタテュルク廟自体の建物も壮大で美しいですが、併設されている博物館がとても興味深く、アタテュルクとトルコ独立の歴史を学ぶことが出来ます。アンカラ観光のマストスポットです。
TEL: +90-(0)-312-231 18 61
開館時間:9:00-17:00
休館:月曜
入場料:無料
ツアー・アクティビティ名 | 所要時間 | 詳細 |
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アンカラ半日市内観光(英語ガイド) | 半日 | |
アンカラ発、3日2泊のアンカラ-カッパドキアツアー(2名以上参加/日本語ガイド) | 3日 | |
ハットゥシャシュ日帰り観光(英語ガイド) | 1日 |
日本の東京都ほぼ同じぐらいの気温で、同様に四季があります。夏は暑くても乾燥しているので過ごしやすいですが、冬は雪が積もる程の寒さなので防寒の服装が必要です。観光には春か秋がベストです。
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<アンカラ空港からのアクセス>
・リムジンバス・HAVAS( ハヴァシュ ):アンカラ・エセンボア空港から市内へ。空港と ASTI ( アシュティ、メイン・バスターミナル ) 及び ウルス地区にあるハヴァシュ 乗り場からはそれぞれ昼間は30分毎に運行。料金は 12TRY
・地下鉄…ASTIには地下鉄アンカライの駅が直結し、アンカライにて市内中心部のKizilay( クズライ ) まで出る。(ウルスのハヴァシュ乗り場からは目的地までタクシーに乗るのが便利。)
・タクシー…空港から市内へ約65~70TRY( 約3,300円~3,700円)( 料金は2012年現在)
<アンカラ市内~アタテュルク廟>
地下鉄 マルテペ(MALTEPE)から0.5km。