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マダガスカル

アンカラナ特別保護区

(Ankarana Special Reserve)

概要

アンカラナ特別保護区は、マダガスカル北部のアンツィラナナ(ディエゴ・スアレス)から南に約110kmに位置する面積182平方kmの自然保護区です。敷地内には、ツィンギと呼ばれる石灰岩が侵食されて形成された奇岩が林立するカルスト台地や緑豊かな森林、鍾乳石や石筍のある数多くの洞窟が見られ、地下河川も流れています。そして、約10種類のキツネザルを含む哺乳類、約100種類の野鳥、60種類以上の爬虫類と両生類、昆虫など多様な生物の重要な生息地にもなっています。


見所ポイント

アンカラナ特別保護区でハイキング
ロスト・リバーサーキットの巨大な岩の割れ目

アンカラナ特別保護区は、1年の内8ヶ月は乾季の乾燥熱帯気候です。石灰岩質のアンカラナ高原は南北に約25km伸びており、東側はなだらかな傾斜となっていますが、西側は切り立った高さ280mの崖です。アンカラナとは、この地域に住む原住民族アンタカラナ人に由来しています。アンカラナ高原には、刃物の先のように尖った石灰岩の尖塔群が林立するツィンギだけでなく、多くの地下洞窟や渓谷が横切っています。

保護区内は、ガイド同伴での観光となります。ガイドは、アンカラナの動植物やこの地に住むアンタカラナ人の文化や風習についても詳しく説明をしてくれます。アンカラナ特別保護区のメインの入口は、東部の国道6号線(RN6)沿いのマハマシナ(Mahamasina)にあり、ここでガイドやポーターの手配をすることができます。アンカラナ特別保護区には、距離や難易度の異なる8つの観光コースがあり、複数のコースを組み合わせて巡ることもできます。

ロスト・リバーサーキットには、雨季になると3つの川が交差する巨大な岩の割れ目(陥没孔)があり、特に大雨の後は迫力満点。この岩の割れ目は地下河川に通じており、約20km離れたモザンビーク海峡へと流れ出ています。アンパサンバザハのビューポイントからは素晴らしい景色を見晴らせ、途中バオバブの森も通過します。このコースは、1~2時間程度の簡単なコースで、通常はツィンギや洞窟の見学コースと合わせて巡ります。

アンカラナのツィンギ
ツィンギの谷間に架かる吊り橋

ツィンギと言えば、世界遺産に登録されているマダガスカル中西部のツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区が最も有名ですが、ここアンカラナもツィンギの景観が見られることで知られています。ツィンギは、およそ2億年前に化石や貝殻が海底に堆積した層が、その後の地殻変動で隆起し地上に現れ、数万年もの歳月をかけて雨風などの侵食により削られて形成されたものです。かつて海底だったことを物語るように岩の表面にはサンゴや貝殻などの跡がたくさん見られます。

ツィンギ・ベナヴォニーは、アンカラナ特別保護区のハイライトの一つ。ツィンギ・ベナヴォニーには、渓谷にかかる吊り橋があり、吊り橋の上からはツィンギの壮大なパノラマを見晴らすことができます。ベナヴォニーサーキットは、ツィンギを上から眺めるだけでなくツィンギの谷間の岩場も歩くためやや難易度が高く、7時間ほどかかる本格的なコースです。ツィンギでは雨水は岩に吸収されてしまうため、独自に進化した乾燥に強い植物も多く見られます。また、ベナヴォニーの地下洞窟では、長い歳月をかけて形成されたキラキラと輝く美しい鍾乳石や石筍を見ることができます。

あちこちに点在する洞窟群
コウモリ洞窟からの眺め

アンカラナの洞窟通路は、マダガスカルで最も長い洞窟システムで合計で約100kmにも及びます。歴史的にアンタンカラナ人が外敵の攻撃から逃れるために利用したり、伝説の残る洞窟群も数多く点在しています。アンタンカラナ王の墓地となっている洞窟などいくつかの洞窟は今でも地元の人々にとって神聖な場所としてみなされています。西部にあるスケルトン洞窟は、かつて部族間の闘争中に飢餓で亡くなったアンタカラナ人の戦士の骸骨が見つかった洞窟で、洞窟内には美しい鍾乳石も見られます。

アンカラナの洞窟群には、マダガスカルの半数を占める14種類のコウモリが生息しています。公園入口から2~3時間の軽いハイキングで比較的簡単に訪れることができるコウモリ洞窟は、8種類、合計数千匹にも及ぶコウモリが生息する洞窟です。洞窟の天井に光をあててみると、おびただしい数のコウモリが群れている様子が見られ、中には光に反応して飛び立つコウモリの姿も見られます。洞窟内はコウモリの鳴き声と鼻を突くような匂いが充満し、不気味さすら感じられます。また、光が反射してキラキラと光る立派な鍾乳石や石筍も見ることができます。

アンカラナの動植物観察
頭部のオレンジ色の毛が特徴のカンムリキツネザル

ツィンギのユニークな自然景観やあちこちに点在する神秘的な洞窟群で有名なアンカラナ特別保護区ですが、生物多様性にも富んでおり、マダガスカル北部の限られた場所でしか見られない種も含め、様々な希少な動植物を観察することができます。

キツネザルは約10種類生息しており、その中にはキタネズミキツネザルやキタイタチキツネザル、アンバーフォークキツネザルといったマダガスカルの中でも北部にのみ生息する珍しいキツネザルも含まれています。カンムリキツネザルとサンフォードキツネザルは、ハイキングの途中やキャンプ地のレストラン付近などあちこちでよく見られます。木や岩の上で群れていたり、人間の様子を窺っている姿は愛嬌たっぷり。キタイタチキツネザルなど夜行性のキツネザルが見られることもありますが、日中は木の上の穴蔵で眠っていることがほとんどです。この他ワオマングースやフォッサなどの哺乳類に出会えることもあります。森の中には、鮮やかな緑のマダガスカルヒルヤモリをはじめ、木の枝や葉に擬態したカメレオン、巨大なムカデ、原色の派手な虫など見たことないような生物も多く生息しており、それらの珍しい生き物を見つけるのも楽しみの一つです。

カンムリジカッコウやマダガスカルトキ、ムナジロクイナモドキ、マダガスカルサンコウチョウ、マダガスカルチュウヒダカなどマダガスカル固有の野鳥も多く見られ、バードウォッチングも満喫できます。

ベストシーズン

アンカラナ特別保護区の観光は、雨が少なく比較的過ごしやすい乾季の5月~11月頃がオススメです。日中は暑く日差しが強いので日焼け止めやサングラス、帽子などの日除け対策が必要です。雨季の12月~3月頃は、大雨が降ると道路状況が悪くなり、行動範囲が限られる場合があります。


  • 現地
  • アンタナナリボ
  • モロンダバ
  • ノシ・べ
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:-12.9261, 49.1386
  • 住所:Antsiranana Rural, Madagascar
首都
アンタナナリボ
面積
587,041 (km2)
人口
2,689万人 2019年
言語
マダガスカル語、フランス語
公用語
マダガスカル語、フランス語
通貨名
マダガスカル・アリアリ ※本サイトではMGAと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Airtel、Telma Mobile、Orangeなど
最寄り空港からのアクセス方法

【アラチャート空港からアンカラナ特別保護区】
車で3~4時間


最寄り空港詳細

  • アラチャート空港 (DIE)