近年、パタヤ観光で人気なのが、このトリックアートの美術館。二次元のはずの絵に入り込める3Dトリックアートが所狭しと並んでいます。肉眼で見るよりも写真に撮った方が、よりリアルに見えるのです。美術館というとフラッシュ禁止で、思うように写真が撮れないのが常ですが、ここは見学者参加型。写真撮影や絵画に触れることを前提としているので、カップルやグループ、家族連れで、わいわいと写真を撮りながら盛り上がりましょう。
営業時間:9:00-21:00
料金:(外国人)大人500THB、子ども300THB
美術館のギャラリーは水中、世界の不思議、自然環境などテーマごとに10のゾーンに分かれていて、150点以上の3D絵画や壁画が観賞できます。見る人の錯覚を引き起こすマジカルアイを使った作品の数々が並びます。アクアゾーンやサファリゾーンでは、あっと驚かされるような完成度の高いサメや動物が、額縁から飛び出して今にも動き出しそうな様子が描かれています。ここでは絵画の「中」に入り込んで写真に収めてみましょう。肉眼で見るよりも、写真に撮ってみた方が、よりリアルに見えて面白いのです。頑張って自撮りするものありですが、ここは複数人で訪れて交互に撮り合うのがオススメ。ベストアングルを探しながら、サメに食べられそうになったり、カジキマグロを釣ったり、色鮮やかな熱帯魚が泳ぐ深海でダイビングをしたり、恐竜に追いかけられたりと躍動感溢れる楽しい写真が撮れるはず。ダ・ヴィンチの「モナリザ」やダリの「記憶の固執」など名画の3D作品が多数展示されているクラシカル・アート・ルームも人気のエリア。モナリザの顔に眉毛を描き足してる様子や絵の前で作者になりきったり、自ら大胆にアート作品の一部となって記念写真を撮りましょう。優れた3Dアーティストたちとここに訪れる人々が新たな命を吹き込んだ世界の名画は、こうしてまた別の形で後世に広く伝わっていくのかも知れませんね。
タイ人は一般的に写真を撮るのもSNSや画像共有アプリに投稿するのも大好き。アート・イン・パラダイス・パタヤは、まさにタイ人の心を掴む要素が満載なのです。ついつい人前で写真を撮るのは恥ずかしくて遠慮してしまいがちですが、館内はタイ人観光客が多く、モデルばりにポーズをとっています。ここではタイ人に混じってノリノリで写真撮影を楽しみましょう。特に友達同士のグループならきっと大盛り上がり。もちろん子供たちも大喜びで、パパやママにも大好評です。
ちなみに料金は外国人が大人500バーツ(タイ人は150バーツ)。近年の経済成長が著しいにも関わらず未だにタイで外国人料金を軒並み高く設定している理由は施設によって多少異なりますが、アート・イン・パラダイス・パタヤの場合は「タイ人に旅行を奨励するTAT(タイ国政府観光庁)の方針」とのこと。しっかり元を取るためにも、恥を捨てて、アートの一部になりきった楽しい写真をカメラに収めちゃいましょう。
アート・イン・パラダイスがパタヤに登場したのは2012年4月のこと。韓国人アーティスト兼ビジネスマンのシン・ジェ・ヨル氏の発案で、10人の韓国人アーティストと共に5,800平米の古いナイトクラブの敷地を独創的な観光名所に生まれ変わらせたのが始まりです。この美術館に展示されている絵画は全て設立前に韓国や日本、ヨーロッパで公開されていたものを利用しています。
パタヤは、1960年代からリゾート開発が進み世界中から観光客が訪れる海岸線に沿った美しいビーチリゾートとして知られていますが、日中楽しめる観光スポットとなると限られています。そんな中アート・イン・パラダイスは、パタヤの中心街にあるためアクセスが非常に便利で、他の観光スポットより手軽に楽しむことができます。場所は北パタヤのセカンドロード・ソイ1。ソンテウ (乗合タクシー) が便利でスーパーマーケットの「Big-C」を北上してファミリーマートを右折すると、左手に見えてきます。アート・イン・パラダイスは年中無休で営業していますが、週末は観光バスで訪れる団体観光客も多く、かなり混み合うので、訪れるなら断然平日がおすすめ。早い時間に到着すれば、好きなアートの前で撮影場所を確保できます。人気のある絵画の前では長蛇の列ができることも。それでも気にせず思い思いの決めポーズで撮影している強者には感心するばかりです。館内は土足厳禁なので入り口で靴を預けます。所要時間は写真を撮る枚数や混雑具合によっても異なりますが、全館回るには2~3 時間を見ておくとよいでしょう。
今やパタヤで人気の観光スポットとなったアート・イン・パラダイス。2013年にチェンマイ館、2014年にはバンコク館が続々オープンしています。
ツアー・アクティビティ名 | 所要時間 | 詳細 |
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【パタヤ・シラチャー発】パタヤ市内観光 | 6.5時間 |
一番快適に過ごせるのは11月中旬からの約2カ月間です。乾季に入ってすぐのこの季節はタイにしては珍しく夜間にブランケットが欲しくなるくらいの涼しさです。その他の月は、高温多湿で蒸し暑いタイらしい気候をしています。日本の7、8月頃の気候を想像するとちょうどいいです。3~5月は気温が最も高く、脱水症状を起こしがちです。水分を持って出歩きましょう。また、6~10月の雨期には連日多く雨が降ります。そのため道路は冠水し、慢性的に交通渋滞が起こっています。
天気予取得中... |
【スワンナプーム空港からバンコク市内】
<エアポート・レール・リンク>
空港から終点パヤータイまで運行
所要時間:(パヤータイまで)26分
料金:45THB
<リムジンタクシー>
到着ロビーのカウンターで申込。
係員の案内に従いタクシーに乗車。
所要時間:40~60分
料金:950THB~ ※行き先により異なる
<メータータクシー>
ターミナル1Fのタクシー乗り場から乗車
所要時間:40~60分
料金:メーター300THB前後~
※空港使用料50THB、有料道路25~75THB別途
【バンコク市内からパタヤ】
<バスを利用>
バンコク東バスターミナル(エカマイ)からパタヤ行きに乗車
所要時間:約2時間
※パタヤ・バスターミナルから車で約5分