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マダガスカル

バオバブ街道

(Avenue of the Baobabs)

概要

バオバブ街道は、マダガスカル中西部の海辺の町モロンダバとベロ・ツィリビヒナ(Belo Tsiribihina)間の未舗装の道路(RN8)沿いにバオバブの巨木が立ち並ぶ通りです。その印象的な景観は多くの旅行者を惹きつけ、マダガスカルを代表する観光スポットとなっています。サンライズやサンセットの時は、紫やピンク、オレンジがかった空を背景にバオバブの木々が黒いシルエットとなって浮かび上がる幻想的な景観を楽しめます。


見所ポイント

モロンダバからバオバブ街道までの道のり
道路沿いに立つ双子のバオバブ

バオバブ街道は、モロンダバから北東に約18kmに位置し、タクシーをチャーターして行くか、キリンディ森林保護区やツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区へ行く際に立ち寄るのが一般的です。モロンダバから途中までは舗装道が敷かれていますが、北へ左折した先の道路(RN8)は未舗装のデコボコ道となり、片道30分~40分を要します。雨季は、さらに道路状況が悪くなることもあるので4WDを手配すると安心です。未舗装の道を少し北上すると、やがてのどかな田園地帯にポツポツと点在するバオバブの木々が見えてきてます。バオバブ街道は、世界的にも有名な観光名所で、多くの旅行者が訪れる場所でありながら、周辺では地元の人々の素朴な暮らしが続けられています。子供たちが駆け回ったり、牛車や力車が往来する姿も頻繁に見られ、今でもこの通りは、地元の人々の重要な生活道路であることもわかります。バオバブ街道の手前には「双子のバオバブ」と名付けられたバオバブの木があります。双子のバオバブは、幹が2つに分かれて仲良く寄り添うように天に向かって伸びているバオバブで、見どころの一つにもなっています。

マダガスカルの天然記念物となったバオバブ街道
バオバブ街道を通り抜ける牛車

かつてこの地域は、バオバブ以外の木々も生い茂る緑豊かな森林地帯でしたが、人口増加に伴う農地開拓で多くの木々が切り倒されました。しかし、人々の信仰対象のバオバブは切り倒されなかったため、現在のようなユニークな景観が生まれました。バオバブ街道自体は、260mほどとそれほど長くありませんが、道の両脇に最大で高さ30mにもなるグランディディエリという種類のバオバブの木々が20本以上も立ち並んでいます。さらにバオバブ街道周辺の水田や牧草地にもグランディディエリのバオバブの木々が数十本点在していて、印象的な景観を作り上げています。マダガスカルには6種のバオバブの固有種がありますが、その中でもグランディディエリはマダガスカル中西部にのみに見られる種です。近年の農地開拓による森林破壊でその数は減少し、絶滅危惧種にもなっています。この地域には、グランディディエリよりも小ぶりで丸みを帯びた幹が特徴のルブロスティパもしくはフォニー(フニィ)と呼ばれるバオバブも見られます。現在バオバブ街道は、マダガスカル初の天然記念物となっており、周辺一帯も保護区となっています。

古来より有用植物とされてきたバオバブ
緑の葉に覆われた雨季のバオバブ

バオバブは、地元の人々の間ではレナラ(マダガスカル語で「森の母」の意味)と呼ばれおり、樹齢は最長2,800年と言われている長寿の木です。そして、非常に有用な植物として古来より地元の人々に活用されており、若葉や果実は食用や飲料として、種子からはオイルが採取されています。近年は、ビタミンCやカルシウム、抗酸化物質などを多く含む栄養価の高さや優れた効能から、栄養補助食品や化粧品の原料にも使用されています。モロンダバやバオバブ街道周辺では、バオバブの実のジュースを味わったり、バオバブ製品を購入することができます。

バオバブは落葉樹のため、観光のハイシーズンである乾季には葉が落ち枝のみとなります。根っこのような細い枝が四方に伸びるその姿は、まるで木が逆さまに地面に刺さったような奇怪な見た目で、一度見ると忘れられない強烈なインパクトがあります。一方、雨季は悪路となりハードな移動となりますが、枝は濃い緑の葉に覆われ、生命力の強さが感じられます。

バオバブ街道でサンライズとサンセット鑑賞
バオバブ街道のサンセット

バオバブ街道を訪れる最もオススメのタイミングは、サンライズとサンセットの時間帯です。紫やピンク、オレンジがかった空を背景に黒いシルエットとなってバオバブの木々が浮かび上がる様子はとってもフォトジェニック。特にサンセット鑑賞は人気があり、夕方になると多くの観光客が集まってきます。一方、早朝のサンライズ鑑賞は夕方に比べると観光客は少なく、賑やかに走り回る地元の子供達もいないため、暗闇から徐々に空が白み、太陽が昇る神秘的な光景を存分に楽しむことができます。サンライズもサンセットもそれぞれに異なる美しさがあるので、チャンスがあれば2度訪れておきたいところです。

モロンダバからキリンディ森林保護区やツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区へのツアーを利用する際は、復路で夕方にバオバブ街道に立ち寄ってサンセット鑑賞ができるように日程が組まれていることがほとんどです。バオバブ街道の南側の入口付近には、バオバブ製品や地元の手工芸品を販売するショップやカフェ、レストランなどが集まる観光客向けの施設があるので、休憩に立ち寄るのもよいでしょう。

愛し合うバオバブ
幹がねじれて絡み合うバオバブ

バオバブ街道から北西に7kmほどの場所には、「愛し合う(恋人)バオバブ(Baobab Amoureux)」があります。愛し合うバオバブは、2つの幹がねじれて絡み合っており、その様子が恋人たちの姿に例えられてその名で呼ばれています。このように幹がねじれて絡み合っているのは非常に珍しく、このバオバブには次のような伝説が残されています。かつて近くの村に住んでいた若い男女が恋に落ちましたが、すでに両者には決められたフィアンセがいたため結婚することは許されませんでした。そこで彼らは、神に助けを求めたところ、2つのバオバブが生まれ、彼らが夢見たカップルのように寄り添いながらここに根をおろしたと言われています。

ベストシーズン

マダガスカルの西海岸に位置するモロンダバの観光は、雨が少なく比較的過ごしやすい乾季の5月~10月頃がオススメです。日中は暑く日差しが強いので日焼け止めやサングラス、帽子などの日除け対策が必要です。雨季の12月~3月頃は、大雨が降ると道路状況が悪くなり、行動範囲が限られる場合があります。


  • 現地
  • アンタナナリボ
  • モロンダバ
  • ノシ・べ
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:-20.2490, 44.4202
  • 住所:RN8, Madagascar
首都
アンタナナリボ
面積
587,041 (km2)
人口
2,689万人 2019年
言語
マダガスカル語、フランス語
公用語
マダガスカル語、フランス語
通貨名
マダガスカル・アリアリ ※本サイトではMGAと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Airtel、Telma Mobile、Orangeなど
最寄り空港からのアクセス方法

【モロンダバ空港からバオバブ街道】
タクシーで30~40分


最寄り空港詳細

  • モロンダバ空港 (MOQ)