ジョアン1世率いるポルトガル軍と、のちにスペイン王国の核となるカスティーリャ王国とは、ポルトガルの王位を巡り1383年から争いを続けていました。1385年、アルジュバロータという地での戦闘において、ポルトガル軍の勝利は決定的となります。ジョアン1世はこの勝利を祝し、また聖母マリアへの感謝の意を表して、バターリャ修道院の建設を開始しました。正式名称は、勝利のサンタ・マリア修道院(Monastery of Saint Mary of the Victory)といいます。またバターリャとは戦い(バトル)という意味であり、バターリャの地名はカスティーリャ軍との戦いに由来しています。1755年の地震、フランスの侵攻、スペイン独立戦争などの中で修道院は破壊され、19世紀中頃から修復が開始されました。修道院には、ジョアン1世や大航海時代を牽引したエンリケ航海王子など歴代の王の墓があります。バターリャ修道院は、1983年ユネスコ世界遺産に登録されました。
開館時間:(4月-9月)9:00-18:30 (10-3月)9:00-18:00 ※入場は閉館30分前まで
休館日:1/1、イースターの日曜日、5/1、8/14、12/24、25
料金:6EUR ※毎月第1日曜は無料
ツアー・アクティビティ名 | 所要時間 | 詳細 |
---|---|---|
少人数バンで行く!奇跡の街ファティマとオビドス、ナザレ、バターリャ欲張り1日ツアー | 1日 | |
聖地ファティマ&世界遺産バターリャ、アルコバサ<英語混載ツアー/終日/リスボン発> | 1日 | |
【プライベートツアー】オビドスとファティマ、バターリャ 1日ツアー | 1日 |
ポルトガル観光のベストシーズンは、6-9月。乾期であり、晴れる日が多く、乾燥しているため朝晩は涼しく過ごしやすい気候です。ただし夏場は日中の日差しが強いため、帽子やサングラスで紫外線対策が必須です。また、夏季は欧州を中心として観光客が増える為、ホテルなどの料金は高め。それ以外の季節は天候が不安定であり、特に冬は雨期にあたり、雨が降る日も多くなるため、傘のほかに手袋やレインコートを持参することをおすすめします。9-11月は観光客が少なく、また晴天時は爽やかで温暖です。そのため、人の多い時期を避けるのであれば秋がおすすめですが、11月になると雨が多くなるため9-10月が狙い目です。
天気予取得中... |
【リスボン空港からセッテ・リオス(Sete Rios)駅】
731番バスでセッテ・リオス(Sete Rios)下車(所要時間:約20分)
【セッテ・リオス・バスターミナルからバターリャ】
Rede社のバスで約2時間
料金:12EUR前後
(2015年12月現在)