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カンボジア

ベンメリア

(Beng Mealea)

概要

ベンメリアは、シェムリアップから北東に約60kmのジャングルの森の中に静かに眠るヒンドゥー教寺院遺跡です。ユネスコの世界遺産であるアンコール遺跡の一つに登録されていますが、崩壊が激しく、崩れた瓦礫や建物の遺構には至るところに苔がむし、植物に覆われています。この退廃的な雰囲気が、ジブリ映画「天空の城ラピュタ」を彷彿とさせる場所として、近年注目を集めています。倒壊した遺跡内部は混沌としていて謎に包まれている反面、一層ロマンを掻き立てる魅力も持ち合わせています。


営業時間:7:00-17:30
料金:5USD※12歳未満は無料
※この遺跡はアンコール遺跡公園共通券とは別の入場券が必要です
参考サイト:angkor.com.kh


見所ポイント

森のなかに眠る謎に満ちた寺院遺跡
遺跡の上に根を張る植物

ベンメリアは、1辺が約1km、幅約45mの環濠に囲まれており、その中に3重の回廊に囲まれた平地型の寺院が建っていまが、寺院周辺は深い緑に覆われているため、入口からその姿を確認することはできません。ベンメリアとは、「蓮の池」という意味を持ち、環濠には季節になるとハスの花が咲き乱れていたと言います。創建年や建築の目的などを示す碑文などが発見されていないため、現在詳しいことは解明されていませんが、アンコール・ワットの伽藍配置や構成に類似点が多いため、「東のアンコール・ワット」と言われ、12世紀前半頃にアンコール・ワットの建築モデルとしてスーリヤヴァルマン2世の時代に建てられたという説が有力視されています。この寺院の近くにはアンコール・ワットの建築資材として使われたクレーン山の良質な砂岩の採石場があり、ベンメリアの建築にもそこで切り出された石を使用されています。
ベンメリアは遺跡の存在が確認されてからも、カンボジアの内戦の間は放置されたままで、内戦終結後に地雷の撤去が進み、2000年代に入りようやく一般公開されるようになりました。ベンメリアの最大の特徴は、発見された時の姿のままほとんど修復されることなく放置されていること。遺跡を飲み込むように樹木や植物が成長し、昼間でも木々の隙間から太陽の光が差し込む程度で、その神秘的な雰囲気がベンメリアの魅力にもなっています。
シェムリアップの中心部からベンメリアまでは、車で1~1.5時間ほど。6号線を東に向かい、ダムデック(Damdek)で左折し北に進みます。道中は緑豊かなカンボジアののどかな風景を楽しむことができます。

長い参道の先に現れる朽ち果てた寺院
崩れた石が散在する第3回廊の南門前

ベンメリアは東向きに建てられた寺院ですが、観光用の入口は、南参道に設けられています。ベンメリアは、アンコール遺跡公園共通券は使用できないので注意が必要です。観光用の入口の南参道の1kmほど手前にチケットブーズがあるので、そこでチケット(5USD)を購入してから向かいましょう。ベンメリアの遺跡自体は、ほとんど修復がされていませんが、観光地としては、整備が進んでいて、チケットブーズの横に近代的な建物のきれいなトイレが完備されているほか、南参道前の駐車場付近には、食堂や土産物屋が軒を連ねているので安心です。南参道の両側には、緑が生い茂り程よく整備されているので気持ちよく散策ができます。参道のちょうど中間辺りに差し掛かると、保存状態のよい蛇神ナーガの欄干の彫刻が残っていて、撮影ポイントにもなっています。ベンメリアのナーガは、倒壊した遺跡に比べると保存状態が良いものが多いことでも知られ、東門のテラスの欄干にも表情が細部までキレイに残ったナーガを見ることができます。駐車場から350mほどの参道を進むと、突如崩れた瓦礫が積み上がりその先に塔門と思われる遺跡が見えてきます。その崩壊っぷりは、他の遺跡ではあまり見られないほどの激しさ。長い年月の風化や樹木の侵食で押しつぶされて崩壊したもの、内戦時に破壊されたものなのと崩壊の原因は様々ですが、修復も撤去もされることなくそのまま残されています。遺跡の入口までは、比較的整備が進んでいるため、その激しく崩れた様子は突然異次元に迷い込んだような感覚に陥ります。何よりもゴロゴロと転がる大きな石材や遺跡をものともせず、それらを飲み込む自然の力強さが印象的です。

ベンメリアの遺跡探検
観光用の遊歩道が敷かれた遺跡内部

崩壊が激しくほとんど原型を留めていないベンメリア。修復もほとんどされていないことから、見られる場所も少ないのでは・・・?と疑問に思う方も多いはず。しかしご安心を。遺跡の修復はほとんど手付かずですが、中央祠堂周辺の遺跡内は、瓦礫と遺跡の間を縫うようにボードウォークが敷かれているので、安全に見学ができるようになっているのです。ベンメリアの遺跡内部は、瓦礫が地面に散乱し、さらに草木が建物や瓦礫の上に成長してしまっているため、地面に沿って通常の経路を歩くことは困難です。そのため、建物の屋根の高さにも遊歩道が敷かれていて、アップダウンがある経路を辿ることとなります。見学範囲は限られてはしまいますが、観光客は、このボードウォークから崩れかけの遺跡、遺跡に残るレリーフ、樹木の根が遺跡を覆い尽くす姿などを通常よりも高い目線から見て回ることができます。建物の崩壊が激しいため、見学している場所がいったい何の場所なのかよくわからないということもしばしばですが、朽ち果てた遺跡を飲み込む自然のパワーや退廃的な雰囲気そのものを味わうのも、他の遺跡では体験できないベンメリアならではの楽しみ方です。因みに、遺跡内に遊歩道は敷かれていますが、遊歩道から外れた遺跡内部も歩くことができ、探検家になったような気分を味わえます。ただし、散乱した石や瓦礫の上の道なき場所を進む場合は、グラグラと動くものも多いので、足を踏み外さないように注意をしながら進まなければなりません。また、不安定な状態で均衡を保っている遺跡は常に崩壊の危険があることを念頭に置いて見学しましょう。遊歩道以外の場所を歩く場合は、安全のためにも遺跡を熟知した係員にガイドをしてもらうのがオススメです。ベンメリアには案内係の人がいるので、気軽に声をかけてみるとよいでしょう。ガイドをしてもらった場合は、お礼にチップを渡すのもお忘れなく。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
ベンメリア半日貸切観光ツアー<日本語ガイド>4時間

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ベストシーズン

アンコール遺跡の観光拠点となるシェムリアップは、一年を通して気温が高く夏服で過ごせます。観光のベストシーズンは、気候が安定して比較的過ごしやすい乾季の11~2月頃です。3月から雨季に入る5月頃までは気温がかなり上がり酷暑となります。6~10月頃までは雨季となりスコールが降ります。雨の後は道が悪くなり、遺跡も滑りやすくなるので注意が必要です。


  • 現地
  • プノンペン
  • シェムリアップ
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:13.4749, 104.2301
  • 住所:Unnamed Road, Cambodia
首都
プノンペン
面積
181,035 km2
人口
1,531万人 2014年
言語
カンボジア語
公用語
カンボジア語
通貨名
リエル ※本サイトではKHRと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Cellcard、Metfone、Smart、Beelineなど
最寄り空港からのアクセス方法

【シェムリアップ空港から市内】
<タクシーを利用>


所要時間:約20分
料金:7~10USD


<トゥクトゥクを利用>


所要時間:約20分
料金:5USD~


【シェムリアップ市内からのアクセス】
<タクシーもしくはトゥクトゥクを利用>


所要時間:1~1.5時間


最寄り空港詳細

  • シェムリアップ国際空港 (REP)
  • プノンペン国際空港 (PNH)