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マダガスカル

ベレンティ保護区

(Berenty Reserve)

概要

ベレンティ保護区は、トラニャロ(フォール・ドーファン)から西に約80kmの半乾燥帯のトゲのある森林にある私設の保護区です。ここでは、ワオキツネザルやベローシャファカなどマダガスカル特有のキツネザルをはじめ、カメやヘビ、トカゲ、カエル、昆虫、野鳥など様々な野生生物を見ることができます。ベレンティ保護区のキツネザルは、人間に慣れているので、間近で観察することができるのも大きな特徴で、マダガスカルの人気の観光スポットの一つです。また、夜間はガイド同伴でナイトサファリを楽しめます。


見所ポイント

マダガスカル南部のユニークなトゲの森にある保護区
ベレンティ保護区の看板

ベレンティ保護区は、1936年にフランス人のサイザル麻の農園主により設立されたのが始まりで、サイザル麻の広大なプランテーションの中にある約2平方kmの小さな私設の保護区です。サイザル麻は、その繊維がロープやバッグ、サンダル、住宅の床材などに使用される工芸作物で、ここで収穫したものは世界各地へと輸出され、重要な収入源となっています。この地域は、半乾燥帯に位置しているにも関わらず、保護区の北側には1年中枯れないマンヂャレ川が流れています。雨季には水量がかなり増し、この地域の人々に欠かせない生活用水にもなっています。川岸にはタマリンドなど木々が生茂る林が広がっていて、川から離れるにつれて灌木林やマダガスカル南部固有のトゲのある植物が生茂る森林(有刺林)へと変化します。1963年にこの地を訪れた霊長類学者のアリソン・ジョリーがベレンティ保護区で研究をスタートしてから現在に至るまで、ここでは世界各地の研究機関や大学の研究チームがキツネザルをはじめとした様々な生物の調査や研究を続けています。

キツネザルの楽園
横っ飛びで道を横切るベローシファカ

ベレンティ保護区内には、遊歩道が敷かれており、観光客は遊歩道に沿って自由に見学することができます。縞模様のシッポでお馴染み、マダガスカルのシンボル的存在のワオキツネザルは、敷地内に約500頭も生息しており、木の上や地面などあちこちで群れている様子を見ることができます。ワオキツネザルの次にベレンティ保護区でよく見られるのが額から口元にかけて黒い筋の入ったアカビタイチャイロキツネザル。もともとベレンティ保護区にアカビタイチャイロキツネザルは生息していませんでしたが、1975年にマダガスカル西部から導入されました。そして、現在保護区内には、その後持ち込まれたアカエリキツネザルとの交配種が生息しています。横っ飛びをしながら地面を移動することで知られるベローシファカもベレンティ保護区の人気者。運が良ければ、木から木に移る際に横っ飛びをする瞬間が見られるかもしれません。ベレンティ保護区のキツネザルは、人間に慣れており、観光客に近づいてきたり、肩に乗ってくることもありますが、興奮すると噛み付いてくることもあるので、観光客から触れようとしたり、餌を与えることは禁止されています。

ベレンティ保護区では、キツネザルの他にもマダガスカルの固有種を含む約100種類の鳥類が生息しており、バードウォッチング愛好家にも親しまれています。さらに、フルーツコウモリ、テンレック、ヘビやトカゲ、カメレオンなど多様な生物やマダガスカル固有のユニークな植物も見どころの一つ。ドーム状に盛り上がった甲羅に放射状の模様が入っていることからその名が付けられたホウシャガメも生息しています。ホウシャガメはマダガスカル南部から南西部の固有種で絶滅危惧種でもあります。

夜行性の動物を観察できるナイトサファリ
絶滅危惧種のシロアシイタチキツネザル

ベレンティ保護区では、夜間にナイトサファリを楽しむことができます。ナイトサファリでは、有棘林の中を歩きながら、昼間は木の穴の中や茂みで寝ていてなかなかその姿が見られない夜行性のキツネザルやフクロウなどが活動している姿を観察できるチャンス。ハイイロネズミキツネザルは、体重60g前後、体長12cm~14cm、尻尾まで入れても25cmほどしかない手のひらサイズの非常に小さなキツネザル。ネズミのようなサイズと毛の色に因みその名で呼ばれています。保護区内には、同じく夜行性で2002年に新種に特定されたセアカネズミキツネザルも生息していますが、ネズミザルは見た目がよく似ており、区別するのは困難です。シロアシイタチキツネザルも夜行性のキツネザルで、体長25cm前後、体重500gほどの小さなキツネザル。シロアシイタチキツネザルは、マダガスカルの固有種でトゲのある多肉植物アルオーディア種の葉を主食としています。正確な生息域はわかっていないもののベレンティ保護区を含めマダガスカル南部にのみ生息する固有種と考えられており、森林伐採や農地開拓により生息地が失われ、絶滅危惧種となっています。

この他にも暗闇の中でフクロウやトカゲ、カメレオンなどの生き物を見つけるのもナイトサファリの楽しみの一つとなっています。

ベレンティ保護区を満喫するには
敷地内を徘徊するワオキツネザルの群れ

ベレンティ保護区は、マダガスカル南東の港町トラニャロ(フォール・ドーファン)から西に80kmほどとそれほど遠くはありませんが、道路の状態があまりよくないため、片道3時間前後を要します。道中には、ユニークな植生をはじめ、現地の人々の暮らしぶりや文化が垣間見られ、写真撮影などで頻繁に立ち止まると4時間ほどかかることもあります。日程に余裕がなければトラニャロから日帰りで訪れることも可能ですが、ベレンティ保護区には宿泊施設が併設されているので、じっくり動植物を観察するなら1~2泊するのがオススメです。ロッジの目の前やオープンエアーのレストランにもキツネザルは出没し、観光客の目を楽しませてくれます。レストランで食事をしていると、どこからともなくキツネザルが集まってきて、追い払おうとするスタッフの目を盗んでゆっくりと食べ物のあるテーブルに近づいてくることも珍しくなく、食事そっちのけでキツネザルの動きを観察したくなってしまうことでしょう。

ベストシーズン

ベレンティ保護区は、1年を通して観光を楽しめますが、観光のベストシーズンは、比較的雨が少なく過ごしやすい乾季の4月~10月頃です。雨季の12月~3月は湿度が高く、気温も高くなります。


  • 現地
  • アンタナナリボ
  • モロンダバ
  • ノシ・べ
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:-24.4799, 46.3625
  • 住所:Amboasary-Atsimo, Madagascar
首都
アンタナナリボ
面積
587,041 (km2)
人口
2,689万人 2019年
言語
マダガスカル語、フランス語
公用語
マダガスカル語、フランス語
通貨名
マダガスカル・アリアリ ※本サイトではMGAと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Airtel、Telma Mobile、Orangeなど
最寄り空港からのアクセス方法

【トラニャロ空港からベレンティ保護区】
車で3~4時間


最寄り空港詳細

  • トラニャロ空港 (FTU)