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ポーランド

ビャウォヴィエジャの森

(Białowieża Forest)

概要

ビャウォヴィエジャの森は、ポーランドとベラルーシにまたがる原生林で、1979年にポーランド側がユネスコの世界遺産に登録され、1992年にベラルーシ側が拡大登録されました。ヨーロッパに残る最後の原生林と言われており、現在は国立公園として管理されています。その内およそ半分は特別保護区で立ち入り制限されていますが、観光客は定められたルートを散策することができ、豊かな動植物相を見ることができます。また、ヨーロッパ・バイソンの保護区では、放し飼いのヨーロッパ・バイソンにも出会うことができます。


営業時間:夜明けから日没まで
料金:(特別保護区)6PLN(ヨーロッパ・バイソン保護区)10PLN
※特別保護区のガイド料金は別途
参考サイト:bpn.com.pl
(2019年4月現在)


見所ポイント

貴重な原生林が残るビャウォヴィエジャの森
ビャウォヴィエジャの森に生息するオオヤマネコ

世界遺産に登録されているポーランドとベラルーシにまたがるビャウォヴィエジャの森の総面積は140,000ヘクタール以上にもおよび、その内約60,000ヘクタールがポーランド領内にあります。およそ1000年前にヨーロッパの低地部を覆っていた広大な原生林が残っていて、平野部に広がる自然林としては最後の地域です。ビャウォヴィエジャの森には、1000種類以上の繊管束植物、200種のコケ類、300種の地衣類、8500種の昆虫、250種の鳥類、300種の哺乳類といった希少種を含め豊かな動植物相が生息しています。

ビャウォヴィエジャ一帯は、20世紀初頭までロシア領で、ロシア皇帝の狩猟場として保護されてきたため、ヨーロッパの多くの森林のように開発が行われずに太古から変わらぬ森がそのまま残されています。公園内には、ロシア皇帝がかつて狩猟の際に使用していた館も残されています。その後、ビャウォヴィエジャの森は、1923年に特別保護区に指定され、1932年にポーランド初の国立公園となりました。

観光の拠点となるビャウォヴィエジャ村
国立公園内の博物館やレストランのある建物

国立公園の入口には、インフォメーションと博物館、レストラン、宿泊施設が入った立派な建物があり、ここで情報を入手することができます。博物館では、ビャウォヴィエジャの森の植物や動物の生態に関する展示をオーディオガイドを聞きながら見ることができるので、観光前に訪れておくと良いでしょう。この建物には展望台が設置されており、遥か遠くまで続くビャウォヴィエジャの森を見渡すことができます。

ビャウォヴィエジャには、国立公園内だけでなく、国立公園周辺にもおとぎ話に登場しそうな可愛らしい外観のゲストハウスやペンションがたくさん点在しています。ゆっくり滞在しながら原生林が生い茂る大自然を満喫してみてはいかがでしょうか。

ワルシャワから公共交通機関を利用して訪れる場合は、電車やバスを利用して向かうことができますが、本数が限られてい流ので、事前に時刻表を確認して、日程に余裕を持って訪れる必要があります。効率よく訪れるなら、往復の送迎込みのワルシャワ発のツアーを利用するのも選択肢の一つです。

1年を通して四季折々の自然を楽しめるビャウォヴィエジャの森
ビャウォヴィエジャ国立公園の入口

ビャウォヴィエジャの森では、四季折々の異なる自然を楽しむことができ、訪れる時期や時間帯によって様々な表情を見せてくれます。春は、バードウオッチングやカラフルな花々を楽しめます。夏は青々とした緑が美しく、植物や動物観察をしながら気持ちのいい散策を楽しめます。「ポーランドの黄金の秋」と呼ばれる10月頃は、紅葉が見ごろとなり、太陽の光を受けて黄金に輝く神秘的な森を体験できます。冬は一面雪に覆われ、白銀の世界が広がり、カントリースキーで森の中を巡ることができます。さらに冬はヨーロッパ・バイソンの繁殖期でもあるため、野生のヨーロッパ・バイソンを見られる確率も上がります。

ビャウォヴィエジャの森の見どころ
倒木となって朽ちた「ヤギェウォ王のオーク」

ビャウォヴィエジャの森は、およそ半分が特別保護区として指定され、特別保護区内の観光は、ガイドを伴う必要があります。夏の観光シーズンには、多くの観光客が訪れ、希望の日時やコースに参加できない場合もあるので、ガイドツアーの予約は早めにしておくことをオススメします。背の高い木々が生い茂る森の中には、木の幹に苔やキノコが生えていたり、キツツキが木に開けた穴、朽ちていく倒木などありのままの自然の姿を見ることができます。「ヤギェウォ王のオーク」は、幹の周囲550cm、高さ39mに及ぶ巨大なオークで、すでに倒木となっていますが、ヤギェウォ王が1410年にグルンヴァルトの戦いに赴く際にこの木の下で休憩をしたと伝えられている有名な木です。静かな森の中を歩いていると、リス、ウサギ、野鳥などの森の可愛いい住人たちにも出会えることも。そんな手付かずの自然が残るビャウォヴィエジャの森ですが、第2次世界大戦では、この森で多くの兵士が亡くなっており、森の中には慰霊碑が建てられています。

ロイヤル・オーク・トレイル(Szlak Dębów Królewskich)というボード・ウォークが敷かれた約500mの観光用のトレイルも見どころの一つ。ここに立つ樹齢数百年の木々には、かつてこの森で狩猟を楽しんでいたポーランドやリトアニアの君主の名前が付けられています。それぞれの木の名前や樹齢、サイズ、名前の由来となった君主についての説明が記された案内板が設置されており、歴史を学びながら散策を楽しめます。

ヨーロッパ・バイソンを見に行こう
ビャウォヴィエジャの森で暮らすヨーロッパ・バイソン

ビャウォヴィエジャの森は、ヨーロッパ・バイソンの故郷として有名です。ヨーロッパ・バイソンは、ポーランド語でジュブルと呼ばれ、アルタミラやラスコーなど先史時代の洞窟にも描かれるほど、かつてはヨーロッパ大陸のあちこちに生息している野牛でした。しかし、中世以降に乱獲され、遂に20世紀初頭にビャウォヴィエジャの森の野生のヨーロッパ・バイソンは絶滅してしまいました。その後、動物園などで生き残っていた純粋種のものを20年以上に渡り人工繁殖を試みた結果、ヨーロッパ・バイソンをビャウォヴィエジャの森に帰すことに成功し、再び森で暮らす姿を見られるようになりました。現在、世界に生息するヨーロッパ・バイソンの25%、およそ900頭のヨーロッパ・バイソンがこの森で暮らしています。野生のヨーロッパ・バイソンに出会えるかどうかは運次第ですが、ビャウォヴィエジャの森には、保護区があり、放し飼いにされたヨーロッパ・バイソンを見ることができるようになっています。また、この保護区では、ヨーロッパ・バイソンの他にも鹿やオオカミ、オオヤマネコ、イノシシなども飼育されており、じっくり観察することができます。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
ビャウォヴィエジャ制限区域散策ツアー3時間〜

bialowiezaforest.eu

ベストシーズン

観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい6月~8月です。夏季は日照時間が長く、夜9時頃まで明るいので観光に十分時間を取ることができます。ただし夏でも朝晩は冷えるので長袖の羽織ものがあった方がよいでしょう。一方、冬は日照時間が短くなり、厳しい寒さとなるので防寒対策は万全に。


  • 現地
  • ワルシャワ
  • クラクフ
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:52.7037, 23.8465
  • 住所:Unnamed Road, 17-230 Białowieża, Poland
首都
ワルシャワ
面積
312,685 (km2)
人口
3,797万人 2017年
言語
ポーランド語
公用語
ポーランド語
通貨名
ズウォティ 補助通貨はグロシュ ※本サイトではPLNと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Play、Orange、Plus、T-Mobile
最寄り空港からのアクセス方法

【ワルシャワ・ショパン空港から市内】
<電車>
S2、S3(SKM社)、RL(KM社)が市内中心部まで運行
所要時間:(ワルシャワ中央駅)20分
料金:4.4PLN


<バス>
(中央駅)
175番バス
所要時間:約20~30分
料金:4.4PLN


<タクシー>
メーター制
所要時間:(市内中心部)20~30分
目安料金:40PLN前後


【ワルシャワからビャウォヴィエジャ】
ワルシャワ西駅前のバスターミナルからビャウォヴィエジャ行きのバスに乗車


所要時間:約4~5時間


(2019年4月現在)


最寄り空港詳細

  • ワルシャワ・ショパン空港 (WAW)