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ノルウェー

ブリッゲン

(Bryggen)

概要

ブリッゲン地区は、ベルゲンの港の東側に位置する切妻屋根のカラフルな木造建築が並ぶ地区で、ユネスコの世界遺産にも登録されています。ブリッゲンとはノルウェー語で埠頭を意味し、14世紀半ば~17世紀頃までのハンザ同盟時代には、ドイツ人居住区となっていました。ブリッゲン地区に並ぶカラフルな木造の建物群は、かつてはドイツのハンザ商人たちの倉庫と事務所、住居を兼ねた商館でした。現在は、これらの建物はレストランやカフェ、ショップとして利用されています。


見所ポイント

ハンザ商人によって築かれたブリッゲン地区
カラフルな木造建築が並ぶブリッゲン地区

ベルゲンは、古くからノルウェー最大の貿易港として栄えてきた港町ですが、14世紀中頃にハンザに加盟すると、ドイツのハンザ商人や職人が集まり、港に面したブリッゲン地区にドイツ人居留地が形成されました。ハンザ商人とは、中世後期に北ドイツを中心にバルト海から北海沿岸での貿易で栄えたドイツの交易商人のこと。最盛期には、ハンザは200あまりの都市から構成されていたと言われており、その中でもベルゲンは、ロンドン、ノヴゴロド、ブリュージュと共にハンザ貿易の4大拠点となり、15世紀には隆盛を極めました。しかし、ハンザは16世紀末頃から衰えはじめ、ドイツ人居住地だったブリッゲン地区は、18世紀にはノルウェーに引き渡されました。
港に面して建ち並ぶカラフルな木造建築群は、もとはハンザの商人が商館です。建物の間口は狭く、ウナギの寝床のように奥に深い造りが特徴で、倉庫、事務所、住居を兼用した建物となっています。ハンザ商人たちは、ノルウェー北部でとれた海産物、特に保存食として貴重だった干しダラを独占的に取引するようになり大いに繁栄しました。この干しダラは、ハンザ商人を通して、ヨーロッパ各地へと輸出されていきました。買い付けした干しダラを台車で運びやすいように建物と建物の間の細い通路は、木製の床板が敷かれ、さらに2階や3階の倉庫への搬入や搬出は、窓から滑車を利用したリフトで行っていました。一見して、絵本に登場するような可愛らしい外観からは想像ができないような機能的な構造となっているのです。度重なる火災に見舞われ、ハンザ商館だった建物の多くは焼け落ちましたが、その都度修復や再建が行われてきました。そのハンザ商人の残した歴史および文化的価値が高く評価され、ブリッゲン地区は1979年にユネスコの世界遺産に登録されました。

ブリッゲンの路地裏散策
建物と建物の間に木製の床板が敷かれた路地

ベルゲンの観光で一度は足を運びたいのがブリッゲン地区。通りに面した建物の1階部分は、土産物屋などショップやレストランが軒を連ねています。建物の前は広い遊歩道となっていて、レストランやカフェのオープンテラス席が並び、夏の観光シーズンには多くの観光客で賑わっています。
カラフルで美しいブリッゲン地区の木造建築は、実は建物に大きな歪みが出ており、横から眺めてみると、真っ直ぐに建っていないことがよくわかります。現在でも定期的に修復作業は行われていて、修繕中の建物には修繕に関する説明パネルが設置され、修繕の様子も見学できるようになっています。当時の建築様式を忠実に再現した伝統的な技法で修復が行われているため、時間や予算も現代建築に比べると膨大で、歴史的な建築物を保存していくことの難しさも感じられます。
隙間なく隣合わせに並ぶ建物群を注意深く見ていると、建物と建物の間には奥に続く通路があります。かつては倉庫や事務所、住居として利用されていた部屋は、現在はショップやカフェだけでなく、オフィスや旅行代理店、アトリエなどとしても利用されています。歩くたびにギシギシと音を立てる狭い通路の床板や建物全体が歪んでいるので、だんだんと平衡感覚が失われてしまいそうになります。しかし同時に、ノスタルジックな雰囲気が漂い、タイムスリップしたような気分も味わえます。ショッピングをしなくても、ブラブラと歩いて見て回るだけでも楽しめるので、ブリッゲン地区を訪れた際はぜひ路地の奥まで入って探検してみて下さいね。

ブリッゲンとハンザの歴史に触れる博物館
古い商館を増築したハンザ博物館(手前)

ブリッゲン地区には、歴史的な建物を利用した博物館がいくつかあります。ハンザ博物館は、1704年に建てられた木造の商館を利用しており、ブリッゲン地区ではオリジナルのインテリアが残る唯一の建物です。ハンザ同盟やブリッゲン地区の歴史に関する解説が写真や資料を使ってわかりやすく展示されています。また、倉庫や事務所、キッチン、ダイニング、ベッドルームには、家具や生活用品、仕事道具などが置かれ、当時の商人の生活や仕事場の様子が再現されています。ハンザ博物館の建物の横には、新しい建物がぴったりと密着するように増築されており、ミュージアムショップやカフェとして利用されています。
ハンザ博物館から徒歩5分ほどの場所には、ハンザ商人が冬の集会所として使用していた建物(Schøtstuene)があり、ハンザ博物館と共通チケットで入場することができます。この建物の食堂には、暖炉が置かれています。当時は火事の危険があったため、火を使った調理は禁止されており、温かい食事もままならなかったと言われています。そんな時代に、ここは唯一暖炉を置くことを許可されていた場所です。また、地下には13世紀後半に建てられたとされる石造りの建物の遺跡が残されていて、ガラス越しに見ることができます。Schøtstueneの隣に建つのは、12世紀に建てられた石造りの聖マリア教会。聖マリア教会は、ベルゲンの町で最も古い建築物の一つとされており、度重なる火災を逃れた歴史的にも貴重な建築物となっています。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
ノルウェー・ナットシェル 周遊券【ベルゲン発】1日

activities.his-j.com

ベストシーズン

ベルゲンは、メキシコ湾流の影響で高緯度の割に温暖な気候です。観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい夏の6月~8月です。緯度が高いため夏季の日照時間が長く、観光に十分な時間をとることができます。しかし、夏でも朝晩は気温が下がるので、長袖の羽織りものが必要となります。また、1年を通して雨が多いので、雨具の用意をしておくと安心です。


  • 現地
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  • フロム
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  • 緯度・経度:60.3971, 5.3237
  • 住所:Bryggen 23, 5003 Bergen, Norway
首都
オスロ
面積
323,802 (km2)
人口
525万人 2016年
言語
ノルウェー語
公用語
ノルウェー語
通貨名
ノルウェー・クローネ ※本サイトではNOKと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Telenor、Telia、Ice.net
最寄り空港からのアクセス方法

【ベルゲン空港~ベルゲン市内】
<空港バス>
ベルゲン中心部を経由して終点ブリッゲン地区まで運行
所要時間:約25分
料金105NOK


参考サイト:flybussen.no


<トラム(ライト・レイル)>
バイパルケン(Byparken)まで運行
所要時間:約45分
料金:37NOK(車内購入は60NOK)


参考サイト:skyss.no


【ベルゲン市内のアクセス】
ベルゲン駅から徒歩約10分


最寄り空港詳細

  • ベルゲン空港 (BGO)