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ラトビア

ツェースィス城

(Cēsis Castle)

概要

ラトビアの古都ツェースィスの中心部にあるツェースィス城は、13世紀初頭に起源を持つ中世の城塞遺跡です。16世紀のリヴォニア戦争以降は、戦乱が続き、破壊と再建を繰り返しながら徐々に軍事的重要性を失い、18世紀初頭の大北方戦争で再び被害を受け、廃墟となりました。現在は、18世紀のマナーハウス(新ツェースィス城)や展示ホール、庭園などを含めたツェースィス城複合施設として一般公開されており、ツェースィスを代表する観光名所となっています。


営業時間:(5月-9月)10:00-18:00(10月-4月)火曜-土曜10:00-17:00 日曜10:00-16:00
休業日:10月-4月の月曜
料金:(5月-9月)大人8EUR 学生・シニア4.50EUR(10月-4月)大人5EUR 学生・シニア2.50EUR
公式サイト:cesupils.lv
(2019年9月現在)


見所ポイント

中世の面影を残すツェースィス城
原型を留めているツェースィス城の西塔

ツェースィス城は、13世紀初頭にリヴォニア帯剣騎士団(後にドイツ騎士団に吸収されリヴォニア騎士団となる)の居城として建設されたのがはじまりで、その後増改築が繰り返され、16世紀初頭にはリヴォニアで最も強固な城塞と称されるようになりました。ツェースィス城では、騎士団の会合が開かれ、公文書館や裁判所、造幣局などの騎士団の重要な機関も周辺に備わっていました。しかし、リヴォニア戦争中の1577年に、火薬の爆発により城は破壊されてしまいました。この爆発で城に避難していた約300人の人々が命を落としたと言われており、後の発掘調査でこの時に亡くなったと思われる人々の骨が発見されました。

その後、ポーランド・リトアニア、スウェーデンと支配国が変わり、ツェースィス城は徐々に軍事的重要性を失い、18世紀初頭の大北方戦争で再び被害に遭うと、そのまま放棄されてしまいました。18世紀後半にジーファース伯の私有地となり、中世の城の隣にジーファース伯の邸宅(新ツェースィス城)が建設され、周辺は広大な庭園が整備されました。

現在、城や公園は修復され、ツェースィスを代表する観光名所として生まれ変わっています。

冒険心がくすぐられる城内の見学
塔内部の狭い螺旋階段

現在、ツェースィス城は、中世の城、マナーハウス(新ツェースィス城)、展示ホールおよび周辺の公園が一般公開されています。中世の城は、天井が抜け落ち、廃墟遺跡と化していますが、西塔と南塔は、保存状態がよく、中世の面影を残しています。窓がある部屋は、比較的明るいですが、通路など窓のない場所は暗く、照明もほとんどありません。そのため、建物の内部は受付で渡されるランタンを持って見学します。これが冒険心を掻き立てられ、ツェースィス城見学の醍醐味となっています。西塔は、かつて騎士団長が暮らしていた場所で、狭い螺旋階段を上って行くと、中世の騎士団長の部屋があり、星形のヴォールト天井が今でも残っています。現在は、むき出しの石壁ですが、かつては床や壁はタイルや装飾で飾られていました。西塔の最上階は、現在は展望台となっており、城の全体像や周辺の景色を眺めることができます。一方、南塔の地下には、かつて地下牢がありました。梯子を使って下りて行くと、狭くて暗い、殺風景な空間があり、中世の牢獄の恐怖を肌で感じることができます。

荘園貴族の生活を垣間見られるマナーハウス
かつての裕福な暮らしぶりが伺えるインテリア

ツェースィス城の隣にあるマナーハウス(新ツェースィス城)は、18世紀に建てられたジーファース伯の邸宅です。マナーハウスも修復が行われ、現在は博物館として内部が一般公開されています。内部は、大広間やコーヒールーム(サロン)、書斎、キッチン、ワインセラー、図書館など18世紀後半から19世紀の優美なインテリアが再現されていて、かつての荘園貴族の暮らしぶりを垣間見ることができます。また周辺地域からの出土品などの展示も見られます。マナーハウスの大きな見どころとなっているのが、塔の屋上の展望台。展望台からは、ツェースィス城公園や尖塔が印象的な聖ヨハネ教会をはじめ、ツェースィスの街並みとその先に広がる豊かな森林地帯を一望することができます。

マナーハウスの正面向かい側には、もともとは厩舎で、現在は展示ホールとして利用されている建物があるます。ここでは、様々なアート展が開催されている他、コンサート会場としても利用されています。

ラトビアの伝統と文化を体験
ツェースィス城で開催される中世祭り

城の周りには、かつての堀の名残りを見ることができます。現在は、なだらかな丘陵ですが、かつては外敵から城を守る重要な役割を果たしていました。城の庭の一角には、中世の工房を再現したエリアがあります。この工房では、牛の骨や鹿の角を使ったジュエリー、銅や銀の装飾品などの伝統工芸品を見学したり、実際にワークショップでジュエリー作りを体験することもできます。夏季は、ボードゲームや竹馬、アーチェリーなど中世の遊びを体験したり、鎧を身につけたり、中世のレシピに則った食べ物や飲み物を味わってみたりなど、参加型のアクティビティが開催されており、楽しみながら中世の暮らしについて理解を深めることができます。

景観の美しいツェースィス城公園
緑豊かなツェースィス城公園

ツェースィス城の周りは、地形を生かした緑豊かなツェースィス城公園が整備されており、四季折々の風情のある美しい景観を楽しむことができます。ツェースィス城公園は、もとはジーファース伯領だった1832年から1833年にかけて造園されました。当時は、ジーファース家のプライベート空間として造園されましたが、1917年以降は、誰でも自由に利用できる公園となりました。ツェースィス城の西側には、10~13世紀頃までこの地に暮らしていたヴェンド人の木造要塞があった小さな丘があり、その先にはカモや白鳥がのんびりと暮らす池があります。園内は、遊歩道が敷かれ、美しい景観を眺めながら気持ちのよい散策を楽しんだり、のんびりベンチで寛ぐことができ、地元の人々や観光客の憩いの場となっています。また、現在はコンサートやフェスティバルなどのイベント会場としても使用されており、野外ステージでオペラや音楽コンサートを気軽に楽しむことができます。

ツェースィス城の北東側には、こじんまりとした5月公園があります。この公園もジーファース伯により造園されたもので、1932年に生まれた孫のアレクセイに因み、当時はアレックス公園と名付けられていました。この公園の中心部には、噴水のある細長い池があり、ラトビアでは珍しいブラックスワンの住処にもなっています。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
【プライベートツアー】緑あふれるスィグルダ&古都ツェースィス 日帰り観光<車+ガイド貸切/リーガ発>6時間

veltra.com

ベストシーズン

ラトビアには四季があり、観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい夏の6月~8月です。夏季は日照時間が長く、22時頃まで明るいので、観光に十分な時間をとることができます。ただし朝晩は気温が下がるので、長袖の羽織りものがあった方がよいでしょう。メキシコ湾流の影響で高緯度の割には温暖ですが、冬は日照時間が短く、寒い日が続きます。スキーやスケートなど冬ならではのウインタースポーツを楽しむなら、この時期もオススメです。


  • 現地
  • リガ
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:57.3134, 25.2703
  • 住所:Pils laukums 11, Cēsis, Cēsu pilsēta, LV-4101, Latvia
首都
リガ
面積
64,589 (km2)
人口
193万人 2018年
言語
ラトビア語、ロシア語
公用語
ラトビア語
通貨名
ユーロ 補助通貨はセント ※本サイトではEURと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
LMT、Tele2、Bite
最寄り空港からのアクセス方法

【リガ国際空港からリガ市内】
<バス/ミニバス>
空港の外のバス停からバス22番もしくはミニバス(Express)322番、ミニバス241番が市内中心部まで運行
所要時間:(市内中心部)30~40分
料金:1.15EUR
※車内購入は2EUR


参考サイト:rigassatiksme.lv


<タクシー>
所要時間:(市内中心部)約20分
目安料金:15EUR前後


【リガ市内からツェースィス】
<電車>
リガ中央駅からCēsis方面行きに乗車
所要時間:1.5時間前後


<バス>
リガ中央駅近くのバスステーション(Rīgas SAO)からCēsis行きに乗車
所要時間:約1時間50分


参考サイト:www.1188.lv


※ツェースィス駅からツェースィス城まで徒歩約10分


(2019年8月現在)


最寄り空港詳細

  • リガ国際空港 (RIX)