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ラトビア

ツェースィス

(Cēsis)

概要

ツェースィスは、ラトビア北部のヴィゼメ地方に位置し、800年以上の歴史を持つ古都です。13世紀初頭にガウヤ川沿いの高台の上にリヴォニア帯剣騎士団が城を建設し、その周辺に町が築かれました。町全体にのんびりとした雰囲気が漂い、旧市街にはツェースィス城や聖ヨハネ教会、かつての商人の家など歴史的建造物が残っています。また、市街地から少し足を延ばすと、ツェースィス周辺には森林やガウヤ渓谷が広がっており、夏はハイキングやサイクリング、ガウヤ川での川下り、冬はスキーなどアウトドア・アクティビティを満喫することができます。


見所ポイント

ツェースィスの町歩き
ローズ広場と聖ヨハネ教会

ツェースィスは、800年以上の長い歴史を持つラトビアの古都ですが、度重なる戦争や火災で中世の建造物はほとんど失われてしまいました。しかし、中世の時代に区画整備された町のレイアウトは、今でもほとんど変わっていません。旧市街は、ローズ広場と教会が中央に置かれ、リガ通りを中心に18世紀から19世紀前半の歴史的建造物やカラフルな建物が建ち並ぶ可愛らしい街並みが広がっています。レストランやカフェもたくさんあり、食事や休憩に困ることもありません。ツェースィス・ビール(Cēsu Alus)は、1590年に起源を持つラトビア最古のビール醸造所で、1878年には当時ジーファース伯の私有地だったツェースィス城公園内に新たな醸造所が建設されました。現在は、ツェースィス郊外に近代的なビール工場があり、ツェースィス城公園内の醸造所は閉鎖されていますが、その歴史的な建物は今も残されています。ツェースィスは、半日もあれば見て回ることができる小さな町ですが、水と緑に囲まれた美しい公園もあり、居心地が良く、のんびり過ごすのに最適です。

中世の古城ツェースィス城
緑に囲まれたツェースィス城

ツェースィスの観光の目玉となるのが、この町の発祥とも言えるツェースィス城。ツェースィス城は、13世紀初頭にリヴォニア帯剣騎士団の居城として建設されたのがはじまりで、その後数世紀に渡り増改築が繰り返され、16世紀初頭にはリヴォニアで最も強固な城塞と称されるようになりました。しかし、その後、度重なる戦乱で次第に軍事的重要性を失い、18世紀初頭の大北方戦争後は、そのまま放棄され廃墟となってしまいました。

現在は、ツェースィス城の隣の18世紀のマナーハウス(新ツェースィス城)や展示ホール、周辺の公園を含め複合施設としてツェースィスを代表する観光スポットに生まれ変わっています。ツェースィス城の西塔と南塔は、内部も保存状態がよく、かつての騎士団長の部屋や地下牢を見学することができます。

18世紀に建設されたマナーハウス(新ツェースィス城)の内部は、18世紀後半から19世紀の優美なインテリアが再現されていて、かつての荘園貴族の暮らしぶりを垣間見ることができます。マナーハウスの塔の屋上からは、ツェースィス城公園やツェースィスの街並み、さらにその先に広がる豊かな森林地帯を一望することができます。

ツェースィス城公園は、四季折々の美しい景観を楽しめ、地元の人々や観光客の憩いの場となっています。また、コンサートやフェスティバルなど様々なイベント会場としても使用されています。

ツェースィスのランドマーク「聖ヨハネ教会」
東側から見た聖ヨハネ教会

聖ヨハネ教会は、13世紀後半にリヴォニア騎士団によりカトリックの教会として創建され、ラトビアで現存する最も古い中世の教会建築の一つです。1853年に建設された鐘楼は、ツェースィスのランドマークとなっており、塔の上からはツェースィスの街並みを一望することができます。

この教会には、歴代のリヴォニア騎士団長をはじめ、司祭や騎士たちが埋葬されており、教会内部では古い墓碑を見ることができます。リヴォニア戦争中は馬小屋として使用されていた時期もありましたが、17世紀のスウェーデン支配以降はルター派の教会として機能しています。教会内部は、装飾が控えめのシンプルなインテリアです。祭壇奥のステンドグラスには、リヴォニア帯剣騎士団、リヴォニア騎士団、ヴィゼメ地方、ツェースィスの紋章が刻まれており、ステンドグラスを通して自然光が差し込むと教会内部は神秘的な雰囲気に包まれます。聖ヨハネ教会では、有名なオルガンコンサートや音楽祭が開催されたり、様々なアート展も行われています。

アーライシ湖の木造集落遺跡
アーライシ湖に復元された木造集落

アーライシ(Āraiši)湖は、ツェースィス市街地から南に約8kmの場所に位置しています。近年の考古学調査で、ここに9世紀から10世紀頃にラトガリア人が湖上に建てた木造の要塞集落があったことが発見されました。湖の底から引き上げられた集落遺跡は、泥の中に埋もれていたため、保存状態がよく、1981年から1995年にかけて、それらの木造家屋が復元されました。現在は野外博物館として一般公開されており、丸太を組んで作られた木造家屋の中は当時の様子が再現されていて、かつての人々の暮らしぶりを垣間見ることができます。湖畔には、この他にも先史時代の集落を再現したエリアや中世の城の遺跡も見ることができます。アーライシ湖の城は、リヴォニア騎士団領だった14世紀頃にツェースィス城の副城として建設され、17世紀まで利用されていました。しかし、リヴォニア戦争以降の度重なる戦乱で、城は破壊され、その後、城の石材は近隣地域の新たな建物の建築資材に転用されたため、現在は崩れた壁面や遺構が残るのみで、原型はほとんど留めていません。

大自然を満喫!チルリシ自然遊歩道
ガウヤ川と豊かな森林が広がるチルリシ自然遊歩道

ガウヤ川周辺は、コテージやヘルスセンターが点在し、自然やサウナを満喫することができます。ツェースィスの市街地から西に約4km、ガウヤ国立公園内に位置するチルリシ自然遊歩道(Cīrulīšu dabas takas)には、3kmから6km程度の整備されたハイキング・トレイルがあります。1万年以上前に氷河から溶け出した水の流れで形成されたガウヤ渓谷の洞窟や断崖、豊かな植生などラトビアの大自然を満喫することができます。チルリシ自然遊歩道の近くには、シャワーやトイレ、ランドリー設備のほか、サウナ付きのコテージなど完備されたキャンプ場があり、夏はのんびり自然を満喫する人々の姿が多く見られます。また、レンタサイクルやボートも利用でき、森林浴をしながらサイクリングしたり、ボートで川下りを楽しむことができます。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
【プライベートツアー】緑あふれるスィグルダ&古都ツェースィス 日帰り観光<車+ガイド貸切/リーガ発>6時間

veltra.com

ベストシーズン

ラトビアには四季があり、観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい夏の6月~8月です。夏季は日照時間が長く、22時頃まで明るいので、観光に十分な時間をとることができます。ただし朝晩は気温が下がるので、長袖の羽織りものがあった方がよいでしょう。メキシコ湾流の影響で高緯度の割には温暖ですが、冬は日照時間が短く、寒い日が続きます。スキーやスケートなど冬ならではのウインタースポーツを楽しむなら、この時期もオススメです。


  • 現地
  • リガ
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:57.3132, 25.2742
  • 住所:Lenču iela 1, Cēsis, Cēsu pilsēta, LV-4101, Latvia
首都
リガ
面積
64,589 (km2)
人口
193万人 2018年
言語
ラトビア語、ロシア語
公用語
ラトビア語
通貨名
ユーロ 補助通貨はセント ※本サイトではEURと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
LMT、Tele2、Bite
最寄り空港からのアクセス方法

【リガ国際空港からリガ市内】
<バス/ミニバス>
空港の外のバス停からバス22番もしくはミニバス(Express)322番、ミニバス241番が市内中心部まで運行
所要時間:(市内中心部)30~40分
料金:1.15EUR
※車内購入は2EUR


参考サイト:rigassatiksme.lv


<タクシー>
所要時間:(市内中心部)約20分
目安料金:15EUR前後


【リガ市内からツェースィス】
<電車>
リガ中央駅からCēsis方面行きに乗車
所要時間:1.5時間前後


<バス>
リガ中央駅近くのバスステーション(Rīgas SAO)からCēsis行きに乗車
所要時間:約1時間50分


参考サイト:www.1188.lv


(2019年8月現在)


最寄り空港詳細

  • リガ国際空港 (RIX)