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台湾

赤崁楼(チーカンロウ)

(Chihkan Tower)

概要

台南の観光名所として人気の1、2を争う赤崁楼(チーカンロウ)は、1652年にオランダ人の台湾統治の拠点として建てられました。当初オランダ人にはプロビンティア城と呼ばれていましたが、後に赤崁楼と呼ばれるようになりました。オランダ建築に中国様式の建物が加えられ、日本統治時代には病院として利用されるなど、赤崁楼は他国による台湾統治の歴史の象徴とも言えるスポットです。現在は国の一級古跡に指定されており、台南を代表する名所となっています。


営業時間:8:30-21:30
料金:(大人)50TWD(学生)25TWD


見所ポイント

台湾統治の歴史と文化が入り交じる一級古跡
オランダ統治時代の城壁の遺構

赤崁楼は、オランダの台湾統治の拠点として1652年にプロビンティア城という名で築城されましたが、漢民族がオランダ人のことを紅毛と呼んでいたため、紅毛楼という別名もあります。1661年に鄭成功がオランダ軍を駆逐した後、赤崁楼は首府に定められ、台湾の最高行政機関として機能していました。しかし清朝時代に入ると、人為的な破壊や自然災害により赤崁楼は荒廃し、一時は外壁を残すのみとなりました。その後、19世紀後半に大士殿、海神廟、文昌閣、蓬壷書院、五子祠などの中国様式の建物が再建されて現在残る赤崁楼の原型が築かれました。日本統治時代にはいくつかの建物は陸軍の衛戍病院として利用されていたこともありましたが、大規模な解体修復工事を行った際に、オランダ統治時代の城門や大砲跡が発見されました。時代に翻弄され続けた赤崁楼ですが、戦後は台湾政府の管理下に戻り大規模な修復を経て、1983年に国の一級古跡に指定されました。現在も敷地内にはレンガ造りの城壁の遺跡が保存されていて、プロビンティア城が強固に造られた城塞であったことが偲ばれます。

彩り豊かな装飾が施された海神廟と文昌閣
中国の伝統様式で建てられた赤崁楼

赤崁楼の中央には、清朝時代に建設された海神廟と文昌閣が建っています。南側に建つのが海神廟で北側に建つのが文昌閣です。この2つの建物が建つ基礎部分には、オランダ統治時代の古い門の遺構が残されていて、まさに統治の変遷の歴史を見て取ることができます。「海神廟」は、中国の伝統的な様式で建てられた2階建ての建物で、柱や梁、窓枠などは赤と青を基調とした美しい彩色が施されています。内部には鄭成功の肖像画のほか、赤崁楼や台湾の歴史に関する資料が展示されています。年季の入った木製の階段を上がると2階には、清朝が台湾を統治していた時の写真や地図、船舶模型などが展示されています。2階の窓からは目の前の美しく手入れされた庭園を見下ろすことができます。海神廟の北側に建つ「文昌閣」も2階建ての建物で、1階には清朝時代の試験用紙などの資料が展示されています。2階には学問の神様として有名な「魁星爺」が祀られており、霊験あらたかな場所として広く知られています。受験シーズンには、合格祈願に訪れる多くの学生たちの姿を目にすることができます。魁星爺が祀られた向かいの壁面にはたくさんのメッセージが書かれた絵馬と共に受験票のコピーが掛けられており、その御利益のほどをうかがい知ることができます。
赤崁楼は、夜になると美しくライトアップされ、雰囲気のよいデートスポットとしても人気があります。

様々な伝説が残る見どころ
庭園に並べられた9基の亀趺(きふ)

赤崁樓の敷地に入って、まず目につくのが海神廟の前の庭園にずらり並ぶ石碑を背負った9基の亀の石像。この石碑は亀趺(きふ)と呼ばれるもので、石碑の上部には龍が彫り込まれています。亀趺の亀は、中国の伝説で龍が産んだ9匹の子のうち、亀の形に似た贔屓(ひいき)と呼ばれる霊獣のこと。贔屓は、重きを負うことを好むと言われていて、古来より石碑の土台装飾に用いられるようなったと言われています。赤崁樓の亀趺には、清朝乾隆帝の時代に台湾で起きた林爽文軍の反乱を鎮圧した福康安を称えた内容が刻まれています。
亀趺の左側の池に架けられた橋を渡ると趣きのある円形の門があります。この先が海神廟と文昌閣の入口となります。廟の基礎部分にもたくさんの石碑が並べられていますが、文昌閣の前には「断足の石馬」像がポツリと置かれています。この石馬は、元々もう1頭の石馬と対になって鄭成功のお墓を守っていましたが、鄭成功のお墓が福建省に移されると、その場所に他の兵士が埋葬されました。石馬はその墓を守ることを拒み、夜になると付近の田んぼを荒していたため、農民が怒って足を切り落としたという伝説が残されています。現在、足は修復されていますが、その修復跡もしっかり残っています。もう一頭の石馬は、永康区の天后宮に置かれています。
海神廟と文昌閣の間には、オランダ人が赤崁樓を建設した時に掘られた半円形型の井戸があります。この井戸は、安平(アンピン)地区にあるゼーランディア城(安平古堡)と秘密の地下通路で繋がっていたという伝説が残されています。真偽のほどは定かではありませんが、古の時代に思いを馳せながら赤崁樓を見学してみると壮大なロマンが感じられます。

赤崁楼の周辺スポット
関聖帝君が祀られた祝典武廟

オランダ統治時代と明朝鄭氏時代の貴重な建築を残す赤崁楼を中心とした周辺エリアは、1990年代に台南市と成功大学教授らによって赤崁文化園区として整備されました。赤崁楼は、赤崁文化園区のランドマーク的な存在ですが、その他にも歴史的なスポットが数多く点在しています。中でも赤崁楼の前にある祝典武廟と大天后宮は、国の一級古跡に指定されているパワースポットです。「祝典武廟」は、関聖帝君(三国志に登場する関羽)が祀られた廟で、正確な創建時期はわかっていませんが、17世紀中頃に建立されたとされています。台湾では唯一の公式祭祀が行われる歴史ある関帝廟です。「大天后宮」は、1684年に創建された海の守護神である媽祖(天上聖母)を祀った台湾最古の媽祖廟です。媽祖廟も台湾全土に数多くありますが、大天后宮は媽祖廟の最高位とされています。また、大天后宮には縁結びの神様である月下老人も祀られていて、特に大天后宮は御利益があると評判が高く、台湾国内外から多くの参拝客が訪れています。
赤崁楼周辺はグルメの街台南の中でも有名な美食街。歴史散策の途中に台南グルメも存分に味わって下さいね。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
【貸切チャーター】台南を自由に観光 孔子廟や赤崁楼へ 1日

veltra.com

台南観光ツアー 古都台南+烏山頭(ウーサントウ)<1日/高雄発/日本語ガイド>1日

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日月潭(リーユエタン)+台中+高雄+台南/宿泊観光ツアー<3泊4日/日本語ガイド/朝食3回/昼食4回>4日

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ベストシーズン

台南は、台湾島の南部に位置し、亜熱帯性気候で年間を通して温暖です。一年を通して雨はよく降りますが、特に6~9月は雨が多く、かなり蒸し暑くなります。8~9月は台風が頻繁に発生するので注意が必要です。旅行のベストシーズンは、過ごしやすい気候の3~5月と10~11月です。12~2月は天候が不安定になり冷え込むこともあるので防寒着があると安心です。また夏でも屋内は冷房がかなり効いているので羽織ものなどが1枚あると便利です。


  • 現地
  • 台北
  • 高雄
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:22.9972, 120.2024
  • 住所:No. 212, Section 2, Minzu Road, West Central District, Tainan City, Taiwan 700
首都
台北
面積
35,980 km2
人口
2,337万人 2013年
言語
中国語、台湾語、客家語など
公用語
中国語
通貨名
台湾元(元、ニュー台湾ドル、圓と表記されることもあり、口語では塊(クァイ)と呼ばれることもある) ※本サイトではTWDと表記
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
中華電信、遠伝電信、台湾大哥大、威宝電信、亜太電信
最寄り空港からのアクセス方法

【桃園空港から台北市内】
<桃園空港MRTを利用>
空港から台北駅まで運行
※快速と普通車あり


(台北駅まで)
所要時間:35~45分
料金:160TWD


<空港リムジンバスを利用>
台北市内へは複数路線あり
空港ターミナル内のバスチケットカウンターでチケットを購入後、指定のバス停から乗車。


所要時間:約1時間
料金:90~145TWD ※路線により異なる


<タクシーを利用>
到着ロビーにあるタクシー乗り場から行き先を告げて乗車


所要時間:約1時間
目安料金:1300TWD前後


<シャトルバス+台湾高速鉄道を利用>
空港からシャトルバスに乗車→(約25分)
→台湾高速鉄道桃園駅→(約20分)→台北駅


所要時間:約1時間
料金:シャトルバス30TWD
高速鉄道(一般)160TWD


【台北市内から台南】
<高速鉄道を利用>
台北駅から高速鉄道に乗車→高鉄台南駅下車


所要時間:約1時間45分


【高鉄台南駅からのアクセス】
高鉄台南駅から台南駅行きの電車に乗車→(約25分)→台南駅から徒歩約15分


最寄り空港詳細

  • 台湾桃園国際空港 (TPE)
  • 台北松山空港 (TSA)
  • 高雄国際空港 (KHH)