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ポーランド

織物会館(クラクフ)

(Cloth Hall (Kraków))

概要

クラクフの旧市街の中央マーケット広場の中心には、横幅が100m以上にも及ぶ壮麗なルネサンス様式の建物があります。この建物は、かつて織物などの商品の取引所として東西貿易の一大拠点となっていた織物会館(スキェンニツェ)です。現在は、工芸品や土産物、アクセサリーなどのお店がずらりと並ぶ屋内マーケットとして利用されている他、クラクフ国立美術館の分館や地下博物館、カフェ、レストランなどもあり、クラクフ観光では誰もが一度は立ち寄る人気の観光スポットとなっています。


見所ポイント

東西貿易の一大拠点だった織物会館
広場の中央で圧倒的な存在感を放つ織物会館

中世から残る広場としては、ヨーロッパ最大級を誇るクラクフの中央マーケット広場。周囲は、カフェやショップが軒を連ね、地元の人々や観光客など常に多くの人々で賑わっています。その広場の中央に威風堂々と建つ華やかな建物が織物会館。織物会館とは、中世以降、織物製品を中心に、革製品や蝋、香辛料などの異国からの輸入品の商業取引が活発に行われていた場所で、このような取引所はポーランドだけでなくドイツやオランダ、ベルギーなどヨーロッパの主要な交易都市に設けられていました。

クラクフの織物会館は、13世紀に創設され、その後14世紀にゴシック様式で拡張されました。15世紀にヨーロッパを代表する大都市としてクラクフが黄金時代を迎えた後、織物会館は16世紀半ばに現在見られるルネサンス様式で再建されました。しかし、16世紀末に首都がクラクフからワルシャワに遷都されると、クラクフは衰退の一途を辿りました。老朽化していた織物会館は、19世紀に全面的な修復工事が行われた際に、公式の式典会場や展示ホールが設けられ、商業だけでなく文化の中心的役割も担ってきました。

宮殿のように美しい織物会館は、夜になるとライトアップされ、さらに華やかな雰囲気に包まれます。

お土産探しにぴったり織物会館の屋内マーケット
通路の両脇に店舗がズラリと並ぶ織物会館の内部

最盛期には、外国から多くの商人が訪れ、様々な商品の取引が活発に行われる東西貿易の一大拠点として賑わったクラクフの織物会館。取引所としての役割は終えたものの、かつての名残りで今でも織物会館と呼ばれています。当時のクラクフの繁栄ぶりが偲ばれる外観だけでも十分見応えがありますが、内部もじっくり見学しておきたいところ。

広場から自由に通り抜けができる建物の1階のメイン通路は、様々な小売店が並ぶ屋内マーケットとして利用されており、多くの観光客で賑わっています。世界中にファンを持つボレスワヴィエツ陶器、ポーランドの特産品である琥珀のアクセサリー、木彫りの小物入れ、布製品などポーランド各地から集まるの工芸品をはじめ、可愛らしいマスコット人形やご当地ならではの土産物など思わず手に取りたくなるような商品がずらりと並んでおり、歩いて見て回るだけでもワクワクしてきます。クラクフでお土産探しの際にはぜひ立ち寄ってみて下さいね。同じ商品でも店舗によって値段が異なるので、気になる商品を見つけた際は、ひと通り見てから購入するのがオススメ。

織物会館には、カフェやレストランも併設されており、ショッピングや観光の合間にテラス席で華やかな広場を眺めながら、休憩や食事を楽しめます。

織物会館でポーランドのアート鑑賞
19世紀の絵画が並ぶ展示室

織物会館は、ショップやレストランなどの商業エリアの他にもクラクフ国立美術館の分館があり、芸術鑑賞を楽しむことができます。織物会館のクラクフ国立美術館は、20世紀初頭にオープンし、第1次世界大戦と第2次世界大戦中は中断していたものの、15世紀から19世紀の美術品や工芸品、さらに考古学や民族誌学的な展示が行われていました。現在は、2階部分が美術館の展示スペースとなっており、主に19世紀のポーランドの絵画や彫刻作品がテーマ毎に展示されています。

因みに、クラクフ国立美術館の本館は、12世紀から18世紀と20世紀以降の絵画や彫刻、調度品、織物、陶器など多岐に渡るコレクションが展示されており、その規模はポーランド随一です。特にレオナルド・ダ・ヴィンチの「白貂を抱く貴婦人」は大きな見どころとなっています。

最先端技術でクラクフの歴史探訪ができる地下博物館
秘密基地のような雰囲気が漂う地下博物館内

2005年に開始された広場の発掘調査で、地下からは様々な遺跡が発見されました。織物会館の地下には、クラクフの繁栄や歴史を物語るそれらの史跡を展示するために地下博物館が2010年にオープンし、新たな観光スポットとして注目を集めています。館内は地下4m地点に位置しており、この場所から発掘された中世の遺跡をはじめ、模型や人形、イラスト、映像、パネルなどのマルチメディアと最先端技術を駆使した体験型の展示となっており、かつての人々の暮らしぶりや交易の様子などクラクフの様々な時代の歴史を楽しみながら知ることができます。また、不死者の吸血鬼の存在が信じられていた時代の吸血鬼の埋葬方法といった珍しい展示も見られます。地下博物館は一度に入場できる人数が限られているため、観光シーズンは、オンラインもしくは窓口で事前にチケットを購入しておくことをオススメします。

織物会館の横にそびえるかつての市庁舎の塔
歴史を感じさせる市庁舎の塔

広場の南西に建つレンガと石造りの塔は、13世紀に建設された市庁舎の塔です。市庁舎自体は19世紀に取り壊されてしまいましたが、高さ70mのこの塔はそのまま残されました。現在、内部はクラクフ市歴史博物館の一部として利用されており、中央マーケット広場の歴史に関する写真やパネルなどの展示を見ることができます。また、塔の最上階は展望台として一般開放されており、階段でアクセスすることができます。展望台からは、織物会館や聖マリア教会の建つ中央マーケット広場を見下ろせ、さらにクラクフの市街地も見渡すことができます。展望台まで上がる途中には、かつて使用されていたからくり時計の裏側の構造を見ることができます。

市庁舎の地下は、時代毎にビールやワインを販売する貯蔵庫や牢屋など様々な用途で使用されてきました。現在塔の下の地下室は、カフェ(Ratuszowa Cafe)の一部として利用されており、中世の雰囲気を味わうことができます。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
世界遺産の旧市街を巡る!クラクフ半日観光ツアー<クラクフ発>5.5時間

veltra.com

ヴァヴェル城半日観光ツアー<午後/クラクフ発>2.5時間

veltra.com

クラクフ旧市街 半日ウォーキング観光ツアー<貸切/日本語ガイド>4時間

veltra.com

ベストシーズン

観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい6月~8月です。夏季は日照時間が長く、夜9時頃まで明るいので観光に十分時間を取ることができます。ただし夏でも朝晩は冷えるので長袖の羽織ものがあった方がよいでしょう。一方、冬は日照時間が短くなり、厳しい寒さとなるので防寒対策は万全に。


  • 現地
  • ワルシャワ
  • クラクフ
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:50.0617, 19.9373
  • 住所:Rynek Główny 3, 33-332 Kraków, Poland
首都
ワルシャワ
面積
312,685 (km2)
人口
3,797万人 2017年
言語
ポーランド語
公用語
ポーランド語
通貨名
ズウォティ 補助通貨はグロシュ ※本サイトではPLNと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Play、Orange、Plus、T-Mobile
最寄り空港からのアクセス方法

【クラクフ空港からクラクフ市内】
<電車>
所要時間:(クラクフ中央駅)約20分
料金:9PLN


参考サイト:malopolskiekoleje.pl


<バス>
208、252番(夜間は902番)が市内まで運行
所要時間:35~45分
料金:4PLN


バス時刻表:rozklady.mpk.krakow.pl


<タクシー>
メーター制
所要時間:(市内中心部)約30分
目安料金:90PLN前後


※クラクフ中央駅から徒歩約20分


(2019年4月現在)


最寄り空港詳細

  • クラクフ・バリツェ空港 (KRK)
  • ワルシャワ・ショパン空港 (WAW)