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エチオピア

ディレ・ダワ

(Dire Dawa)

概要

ディレ・ダワは、鉄道駅の設置に伴い1902年に建設されたエチオピア東部に位置する都市です。碁盤の目のように区画整備され、街路樹が植えられた通りのあるヨーロッパ風の新市街とカラフルな建物が立ち並ぶイスラムの影響を受けた旧市街があり、エチオピアの他の都市とは異なる異国情緒漂う街並みとなっています。また、ディレ・ダワは、50kmほど南東に位置する世界遺産の町ハラールの観光拠点にもなっています。


見所ポイント

鉄道駅のために建設された都市ディレ・ダワ
ディレ・ダワ駅舎

ディレ・ダワは、アディスアベバとジブチを結ぶジブチ・エチオピア鉄道の中継地点となる駅を設置するために計画都市として1902年に誕生しました。鉄道の計画当初はディレ・ダワの南東に位置するハラールを通過する予定でしたが、工事費削減のためにルートを変更し、ハラールに近いこの場所に新たに新都市を建設することとなったのです。ジブチ・エチオピア鉄道は、一時資金難に陥りましたが、1908年以降はフランスの出資により建設が続行され、1917年に全線が開通しました。そして、ジブチ・エチオピア鉄道の本部は、ディレ・ダワに置かれていました。鉄道の開通に伴い、ディレ・ダワは、首都アディスアベバと直接結ぶ交通の要衝となり、急速に発展を遂げました。

開通当時は、多くの旅客で賑わっていたジブチ・エチオピア鉄道ですが、道路網の発達や国内情勢の悪化、さらに路線の老朽化が進み、2008年にアディスアベバ 、ディレ・ダワ間の鉄道廃止され、ディレ・ダワ駅舎も閉鎖されてしまいました。しかし、現在もディレ・ダワ駅はそのまま保存されていて、駅舎や車両倉庫などを見学することができます。レトロな旅客車両や貨物車両、皇帝ハイレ・セラシエ1世専用車両、その他車輪やエンジン部品などがたくさん残されており、鉄道好きにはたまらないスポットとなっています。

因みに2018年に中国の支援で開業したアディスアベバ・ジブチ鉄道のディレ・ダワ駅は、ディレ・ダワの10kmほど郊外に新設されています。

様々な文化が入り混じるディレ・ダワの街並み
カラフルな建物が立ち並ぶ通り

ディレ・ダワ駅周辺をはじめ、ディレ・ダワの北部から西部の新市街は、碁盤の目のように都市設計が行われており、フランスやイタリアなどヨーロッパの影響を受けた建物や街路樹の植えられた通りなど整然とした美しい街並みが広がっています。駅近くにあるベテ・ミカエル教会は、エチオピア正教会の伝統的な八角形の教会で、カラフルにペイントされた外観が印象的です。

一方、ワジ(涸れ川)を挟んだディレ・ダワの南東部に広がる旧市街のメガラ(Megala)地区は、カラフルな建物が立ち並ぶイスラムの影響を受けた街並みが広がっていて、通りでは荷台を引くラクダやロバの姿も多く見られます。同じ町の中でも様々な文化が入り混じっており、多国籍な雰囲気が漂っているのもディレ・ダワの特徴と言えます。また、ディレ・ダワは、キリスト教徒が多いエチオピアにあって、イスラム教徒が多い土地でもあり、メガラ地区を中心に町には多くのモスクが点在しています。

ディレ・ダワは、商工業や交通の要衝の町として発展はしているものの、観光名所と呼べる場所はほとんどありません。しかし、町のすぐ近くに空港があり、近郊の世界遺産の町ハラールを訪れる際の拠点となっているので、日程に余裕があれば、異国情緒溢れるディレ・ダワの町歩きを楽しんでみるのもよいでしょう。エチオピアの他の町とは異なる新たな発見があるかもしれません。

活気溢れるディレ・ダワのマーケット
買い物客で賑わうディレ・ダワのマーケット

ディレ・ダワでは、町のあちこちでマーケットが開催されています。ディレ・ダワ南東部に位置する旧市街のメガラ地区にあるムーア様式のアーチの入口が印象的なケフィラ・マーケットは、ディレ・ダワのマーケットの中でも特に賑わいを見せる伝統的なマーケットです。ディレ・ダワだけでなく周辺地域からも様々な民族の人々が特産品を持ち寄り、売り買いが行われており、エチオピアの民族の多様性を垣間見ることができます。荷物を運ぶラクダやロバの姿も見られます。

メガラ地区の北部にある屋内型のディレ・ダワ・マーケットは、衣料品や布地、靴、革製品、アクセサリーなどのブースが整然と並ぶ近代的なマーケットです。この他にも家畜の取引が行われるマーケットや混沌とした雰囲気が漂うアシャワ・マーケットなどもあり、地元の人々の暮らしぶりに触れられる絶好のスポットとなっています。

世界遺産の要塞都市ハラール・ジャゴル
伝統建築が立ち並ぶハラール・ジャゴルの街並み

ディレ・ダワから車で1時間ほどの場所にあるハラールは、イスラムの町として7世紀から11世紀の間に設立されたのが始まりとされ、アラブ風の古い街並みが特徴となっています。ハラールは、古くから交易で栄え、ジャゴル(ジュゴル)と呼ばれる城壁に囲まれた旧市街は、多くのモスクや霊廟、アフリカとイスラムの影響を受けたハラール独自の家屋が残っており、2006年に旧市街全体が「ハラール・ジャゴル要塞歴史都市」としてユネスコの世界遺産に登録されました。

旧市街と周辺を取り囲む高さ4mの城壁は、16世紀にキリスト教勢力の攻撃から町を守るために建設されました。現在残る旧市街も16世紀のイスラムの都市設計に基づいており、建物と建物の間を縫うように細い路地が迷路のように入り組んでいます。19世紀にインド商人によって建てられた木製のベランダを持つ新たな様式の建物もハラールの文化遺産の一部となっています。ハラール門から入って、そのまま真っ直ぐ進むと旧市街の中心部となる円形交差点となったフェレス・マガラ広場があります。フェレス・マガラ広場の周辺には、歴史的建造物を利用したランボーハウスやシェリフ・ハラール市立博物館、品質の高さで有名なハラリ人の伝統手工芸品が見られるハンドクラフトセンターなどの見どころが点在しています。

また、日が暮れた後開催されるハイエナの餌付けショーもハラールの人気の観光アトラクションとなっています。

ベストシーズン

ディレ・ダワの観光のベストシーズンは晴天の日が多く、過ごしやすい乾季の10月~2月頃です。日中は気温が上がりますが、朝晩は冷え込むのでフリースやニットなどの防寒具が必要です。また、日差しが強いので日焼け止めや帽子、サングラスなどもお忘れなく。雨季は、3月~4月の小雨季と7月~9月頃の大雨季があり、大雨が降ると道路状況が悪くなり、行動範囲が限られる場合があります。


  • 現地
  • アディスアベバ
  • アクスム
  • ラリベラ
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:9.6009, 41.8501
  • 住所:Congo Meda, Adisu road, ድሬዳዋ, Ethiopia
首都
アディスアベバ
面積
1,104,300 (km2)
人口
112,079千人 2019年
言語
アムハラ語、オロモ語、ソマリ語、ティグリニャ語など複数の民族言語、英語
公用語
アムハラ語(事実上)
通貨名
エチオピア・ブル 補助通貨はサンティーム(1 ETB =100サンティーム) ※本サイトではETBと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Ethiotelecom
最寄り空港からのアクセス方法

【ディレ・ダワ国際空港からディレ・ダワ】
<タクシー>
所要時間:5~10分


最寄り空港詳細

  • ディレ・ダワ国際空港 (DIR)