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リトアニア

ゲディミナス塔(ゲディミナス城)

(Gediminas Castle Tower)

概要

ヴィリニュス大聖堂の裏手の小高い丘の上に建つゲディミナス塔は、ゲディミナス城の監視塔として建てられたものです。ゲディミナス城の創設は14世紀にまで遡り、リトアニア大公ゲディミナスが、トラカイから遷都した際に木造の城塞を築いたのが始まりです。15世紀にはレンガ造りで再建され、リトアニア大公国の中枢として重要な役割を果たしましたが、ロシア帝国時代に大部分が撤去されてしまいました。現在丘の上には城の遺跡と塔が残っており、塔の内部が博物館となっています。また、丘の上はヴィリニュスの市街地を見渡せる絶好のビュースポットとなっています。


営業時間:(4月-9月)10:00-21:00(10月-3月)10:00-20:00
※チケット・オフィスは30分前にクローズ
料金:(大人)5EUR(児童・学生・シニア)2EUR
公式サイト:lnm.lt
(2019年9月現在)


見所ポイント

ヴィリニュス発祥の地
ネリス川のほとりから見たゲディミナスの丘

ゲディミナス城は、丘の上の城と丘の下の城で構成されるヴィリニュス城のうち、丘の上に建てられた城のことを指しています。

14世紀にトラカイからこの地に遷都したゲディミナス大公は、ヴィリニュスの町の名前の由来となったヴィルナ川とネリス川の合流点にある丘の上に城塞を築きました。その後、この丘を中心に町が発展し、ここはヴィリニュスの町の創設の起源となる場所でもあります。最初に建てられた木造の城は、15世紀初頭に火災で焼失し、その後レンガ造りで再建されました。現在丘の上に残っている城の遺跡はこの時に再建されたものです。

創建以来、ゲディミナス城は政治的な中枢としてだけでなく防衛拠点としても重要な役割を果たしていましたが、17世紀以降は次第にその重要性が失われ、度重なる戦争や火災で破壊され後、修復されず荒廃していきました。さらに19世紀のロシア帝国時代には、ヴィリニュス城の敷地にロシア軍の要塞を建設するために丘の上に残っていた城の大部分が撤去され、唯一残された構造物である西塔の上に通信室が設置されました。第2次世界大戦で西塔は大きな被害を受けましたが、戦後修復が行われ、1960年代から博物館として利用されるようになりました。

ゲディミナス塔内部の博物館
塔内部の螺旋階段

現存するゲディミナス城の西塔は、ゲディミナス塔の名で親しまれています。ゲディミナス塔の上にはリトアニア国旗が掲げられており、20世紀末に独立を果たしたリトアニアの重要なシンボルとなっています。ユーロが導入される前のリトアニアの通貨リタスの紙幣にもゲディミナス塔が描かれていました。

現在、ゲディミナス塔はリトアニア国立博物館の分館となっています。ヴィリニュス城の復元模型、鎧や武器、写真などを展示して、ヴィリニュス城の歴史を紹介しています。また、映像展示「ゲディミナス城の窓からタイムラインの眺め」では、14世紀後半のドイツ騎士団の攻撃や16世紀のルネサンス期の華やかな町並み、18世紀の荒廃したゲディミナス城、反ロシア蜂起や戦乱が続いた19世紀から20世紀半ばの出来事など様々な時代のヴィリニュス城や町の様子が窓枠に映し出され、ヴィリニュスの過去600年の歴史を追うことができます。博物館の展示を見終えた後は、階段を上って、屋上に出てみて下さい。屋上は展望デッキとなっていて、360度のヴィリニュスのパノラマを心ゆくまで楽しむことができます。

気軽に登れるゲディミナスの丘
石畳が敷かれた丘の道

ゲディミナスの丘の上までは、徒歩もしくは北側の丘の麓からケーブルカーでアクセスすることができます。ケーブルカーの乗り場は、リトアニア国立博物館の中庭に位置しています。麓から歩いても5分ほどですが、ケーブルカーを利用すれば、ネリス川とヴィリニュスの美しい景色を眺めながらわずか35秒で到着します。丘の上は、西側にゲディミナス塔がそびえ、東側には城の遺跡がありますが、その他の建造物は残っていません。幾多の戦いの歴史を見守ってきたゲディミナスの丘は、現在は観光客で賑わい、緑豊かなヴィリニュスの町を見渡せる気持ちのよいビュースポットとなっています。ヴィリニュスの町歩きの際は、ぜひ訪れておきたいスポットです。

リトアニア国立博物館本館(新武器庫)
リトアニア国立博物館とミンダウガス王像

ゲディミナスの丘の麓には、リトアニア国立博物館本館があります。この場所には、14世紀には下の城と呼ばれるレンガ造りのゴシック様式の建物があったことがわかっており、ヴィリニュス城の複合施設の中で最も古い建物の一つでした。現在見られる建物は、武器を保管する兵舎として18世紀後半に再建されたもので、その当時から新武器庫と呼ばれるようになりました。リトアニア国立博物館本館前には、1253年に戴冠したリトアニア初代、そして唯一の国王ミンダウガスの記念碑があります。この記念碑は、ミンダウガス王の戴冠750周年を記念して2003年にこの場所に置かれました。

リトアニア国立博物館本館では、13世紀の国家の形成から20世紀半ばまでのリトアニアの歴史や伝統文化、習慣について紹介しており、豊富な展示は見応えがあります。「初期リトアニアの歴史」の展示では、13世紀から18世紀後半までのリトアニア大公国の繁栄と衰退の歴史を紹介しており、中世の戦争の様子を再現した模型をはじめ、絵画、貴重な考古学的な発掘品の数々が展示されています。「ロシア帝国時代のリトアニア」の展示では、19世紀のロシア帝国による占領とリトアニア独立までの歴史について紹介しています。「リトアニアの民族文化」の展示では、18世紀から19世紀後半にかけての農家のインテリアを再現した展示や民族衣装、工芸品、木彫りの十字架やキリスト像などのコレクションを見ることができます。民族衣装は、地域毎にデザインや色合い、スタイルが大きく異なり、比べてみるのも面白いです。

リトアニア国立博物館分館(旧武器庫)
旧武器庫の外観

リトアニア国立博物館本館の東側の建物は、18世紀に旧武器庫と呼ばれるようになった建物で、15世紀にはすでにヴィリニュス城の武器庫として建てられていたものと考えられています。18世紀には、ロシア軍の施設となりましたが、第2次世界大戦で大部分が破壊されました。現在は、再建されており、北棟と西棟がリトアニア国立博物館の分館となっており、先史時代から13世紀に国家が誕生するまでのリトアニアの考古学的な発掘品や歴史、文化に関する展示を行っています。狩猟や漁業、農業、生活の道具、陶器などの貴重な発掘品が多く見られ、古代のリトアニアの人々の暮らしぶりや宗教観を垣間見ることができます。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
リトアニア首都 世界遺産ヴィリニュス市内半日ツアー<貸切/ヴィリニュス発>3時間

veltra.com

ベストシーズン

リトアニアには四季があり、観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい夏の6月~8月です。夏季は日照時間が長く、夜遅くまで明るいので、観光に十分な時間をとることができます。ただし朝晩は気温が下がるので、長袖の羽織りものがあった方がよいでしょう。メキシコ湾流の影響で高緯度の割には温暖ですが、冬は日照時間が短く、寒い日が続くので防寒対策は万全に。


  • 現地
  • ヴィリニュス
  • クライペダ
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:54.6868, 25.2906
  • 住所:Arsenalo g. 5, Vilnius 01143, Lithuania
首都
ヴィリニュス
面積
65,300 (km2)
人口
279万人 2018年
言語
リトアニア語
公用語
リトアニア語
通貨名
ユーロ 補助通貨はセント ※本サイトではEURと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Telia、Tele2、Biteなど
最寄り空港からのアクセス方法

【ヴィリニュス国際空港から市内】
<路線バス>
空港前のバス停から旧市街方面は88番(夜間は88N番)、中央駅は1、2番、市内中心部経由Fabijoniškės行きは3G番
所要時間:(市内中心部)20分前後
料金:1EUR


<空港バス(Airport Express)>
空港から中央駅までの直通バス
所要時間:約10分
料金:2EUR


<電車>
空港駅から中央駅まで運行
所要時間:8分
料金:0.70EUR


<タクシー>
所要時間:(市内中心部)10~15分
目安料金:(市内中心部)10EUR前後


【ヴィリニュス市内のアクセス】
バス停「ミンダウガス橋(Karaliaus Mindaugo tiltas)」から徒歩約10分


(2019年9月現在)


最寄り空港詳細

  • ヴィリニュス国際空港 (VNO)