横断検索型の旅行提案サービスTavitt

  • お問い合わせ
マレーシア

グヌン・ムル国立公園

(Gunung Mulu National Park)

概要

ボルネオ島の北部、サラワク州にあるムル山周辺の自然保護区となっているグヌン・ムル国立公園は、2000年にキナバル自然公園とともにマレーシア初となるユネスコの世界遺産に登録されました。グヌン・ムル国立公園には、ムル山の地下に広がる世界有数の規模を誇る洞窟群と豊富な動植物が生息する熱帯雨林が広がっています。公園内では、洞窟探検やジャングルトレッキング、リバークルーズなど様々なエコツアーが用意されていて、大自然を堪能することができます。


グヌン・ムル国立公園HP
国立公園入場料(5日間有効):(大人)30MYR(7-18歳)10MYR ※6歳以下は無料


見所ポイント

ドラゴンが現れる巨大洞窟
ディア洞窟の巨大岩「リンカーンの横顔」

グヌン・ムル国立公園のハイライトと言えば、ムル山の地下に広がる洞窟群です。公園内の洞窟は、ガイドツアーで見学することが出来ます。公園事務所からボードウォークの上を歩いて森林浴を楽しみながら約1時間のところにあるのがディア洞窟(Deer Cave)とラング洞窟(Langs Cave)。「ディア洞窟」は、かつて鹿(deer)が洞窟内のミネラルが含まれた岩や水を求めてたくさんやって来て、シェルターになっていたことからその名前が付いたと言われています。この洞窟の入口は、高さ約122m、幅約174m、ジャンボジェット機が2機並んですっぽりと入れるほどの大きさがあります。洞窟の内側から入口を見ると「リンカーンの横顔」と呼ばれる巨大な岩があります。洞窟内にはコウモリが生息していて、内部に一歩足を踏み入れると鼻をつく糞の臭いとコウモリのキイキイという鳴き声が聞こえてきます。内部は薄暗く、ほとんど何も見えないのですが、すぐ近くに気配が感じられ、時には天井からコウモリや虫が突然落ちてくることもあり、ちょっとしたスリルがあります。この洞窟の最大の見どころは、洞窟から舞い上がる黒いドラゴン。その正体は、洞窟に棲むコウモリたちなのです。夕方17:30~18:30頃になるとエサを求めて外に飛び立つのですが、その数なんと200万~300万匹。コウモリたちが群れをなして一気に飛び出す光景は圧巻で、その様子はドラゴンがうねりながら空を上って行くように見えることから「ドラゴンダンス」と呼ばれています。ディア洞窟の外には飛び立つコウモリを観るための観客席も設置されています。コウモリのドラゴンダンスが終わる頃には、日が暮れて辺りは夜の闇に包まれていきます。コウモリは雨が降ると出て来なかったり、飛び立つ時間がずれるため、この光景を見られるかどうかは運次第。
ディア洞窟からわずか100mの場所にある「ラング洞窟」は、長さ240mほどで規模はそれほど大きくありませんが、長い年月をかけて作られた独特な形状をした巨大な鍾乳石や石筍が見られます。これらの鍾乳石は今でも少しずつ成長を続けています。ライトアップされた鍾乳洞は美しく、自然が作り出した天然のアート作品は見応えがあります。

気分は探検家!?リバークルーズで洞窟巡り
クリアウォーター洞窟内を流れる川

グヌン・ムル国立公園でもう一つ人気の洞窟ツアーがウィンド洞窟(Wind Cave)とクリアウォーター洞窟(Clearwater Cave)。この2つの洞窟へは、メリナウ川をロングボードで20~30分かけて向かいます。熱帯雨林の中の蛇行した川をボードで巡るのは探検しているよう気分になり爽快感があります。途中、原住民のペナン族のロングハウスマーケットがあり、カラフルなアクセサリーやカゴバッグ、民芸品などが売られています。束の間のリバークルーズの後、次に訪れる「ウィンド洞窟」は、洞窟内を絶えず風が吹き抜ける空間があることが名前の由来となっています。キングスチャンパー(王の間)と呼ばれる広い空間には宮殿の柱のような形をしたユニークな鍾乳石や石筍があり、ライトアップされ幻想的な雰囲気を醸しています。ウィンド洞窟の近くにある「クリアウォーター洞窟」は、およそ200段の階段を上ったところに入口があり、その名の通り透き通った水が絶えず流れ出ています。全長107kmにも及び、東南アジアで最も長い洞窟で、ウィンド洞窟とは地下で繋がっています。内部には川が流れていて、設置された橋の上から見学することができます。雨の多い時期には、1時間に数十万トンもの水が洞窟の入口から流れ出ると言われており、その様子は川の水の侵食で削られた洞窟内の壁面からもうかがい知ることができます。この他にクリアウォーター洞窟には、マリア像のような形をした石筍もあり見どころの一つとなっています。洞窟探検をした後は、洞窟の外の川で森林浴をしながら泳いだり、水遊びを楽しめますので、水着をお忘れなく。
これらの洞窟の見学でも十分に自然の神秘に触れることができますが、もっと冒険したい人にオススメなのが、アドベンチャー・ケイビング。洞窟のより奥深くまで探検することができ、初級者から上級者まで様々なコースが用意されています。未知なるアンダーグラウンドの世界は驚きに満ち溢れています。

石灰岩が突き出す不思議な地形のピナクルズ
切り立った岩が乱立するピナクルズ

大自然の宝庫で見どころの多いグヌン・ムル国立公園ですが、その中でもひと際目を引くユニークな地形が広がるのがアピ山にあるピナクルズです。アピ山は、標高1,750mの純度の高い石灰岩地質の山で、その約1,200m地点には空に向かって伸びる切り立った奇岩が乱立しています。4000万~2000万年前までは海だったピナクルズ周辺は、地殻変動でサンゴ礁が堆積した石灰岩の地表が隆起して、長い年月をかけて侵食を繰り返し、現在のような姿を作り出しています。高さ40~50mにも及ぶ奇岩が乱立する渓谷は、息を呑むような壮大な光景ですが、ピナクルズを観るためには、2~3泊の登山ツアーに参加しなければいけません。ボートで川を渡り、熱帯の蒸し暑いジャングルの中を歩いた後、最後にはロープやハシゴを使って垂直に近い岩壁を登るという体力が求められるコースです。最後のキャンプ地からピナクルズ展望台までは、2.4kmと距離は短いのですが、高低差が1,200mもある険しい道のりで、経験者でも2~3時間、慣れていない登山者だと4~5時間を要します。また登山に時間がかかりすぎてパークガイドが危険と判断した場合は、途中で引き返すこともあります。しかし、登り切った後には疲れも一気に吹き飛ぶ絶景と言葉では表せない感動を味わうことができます。

自然とスリルを味わうキャノピーウォーク
ジャングルの中に作られた全長480mのキャノピーウォーク

公園事務所周辺は、整備されたボードウォークが敷かれていて誰でも気軽に散策を楽しむことができます。2005年には公園事務所から30分ほど歩いた場所に世界トップクラスの全長480mを誇るキャノピーウォークが誕生しました。キャノピーウォークとは、もとは森林の動植物研究の観察のために設置された吊り橋ですが、現在はエコツーリズムのアトラクションとして世界各地にあります。吊り橋と吊り橋の間には立ち止まることのできる休憩ポイントが数か所設置されています。吊り橋は両側にネットが張られていて落ちる心配はありませんが、歩くたびにユラユラと揺れ、ひっくり返りそうな安定感のなさはスリル満点です。グヌン・ムル国立公園のキャノピーウォークは、地上約20mの高さにあり、鳥の目線になって世界最古と言われるボルネオのジャングルを観察できます。途中、橋の下には川が流れていたり、上には切り立った石灰岩の崖が現れたりと空中散歩をしながら大自然を満喫できます。因みに、いったん渡り始めると引き返すことは出来ませんのでご注意を。キャノピーウォークを体験するには、約2時間のガイドツアーの参加となります。吊り橋に向かう途中も森の中で珍しい植物や生物をガイドが見せてくれます。ツアーは1グループの人数制限があり、すぐに満員となるので、参加を希望する場合は、公園に着いたら早めに予約をしておきましょう。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
グヌン・ムル国立公園ツアー2日~

u-tour.jp

グヌン・ムル国立公園・洞窟めぐり現地ツアー2日~

nctravel.co.jp

ベストシーズン

グヌン・ムル国立公園は、雨季と乾季があり、7月~9月が乾季で雨が少なく、一番暑い時期でもあります。10月~1月、5月~6月が最も降雨量が多くなります。ムル山周辺は天候が変わりやすく飛行機も影響を受けるので、余裕をもった日程で訪れることをオススメします。観光のピークシーズンは6月~9月で、この時期は宿泊施設やガイドの事前予約は必須です。帽子やサングラス、日焼け止め、虫よけ、レインコート、タオル、歩きやすい靴などのトレッキングに備えた準備も必要です。


  • 現地
  • クアラルンプール
  • ペナン島
  • クアラ・トレンガヌ
  • コタキナバル
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:4.0420, 114.8127
  • 住所:Jalan Mulu National Park, Sarawak, Malaysia
首都
クアラルンプール
面積
329,847 km2
人口
3,026万人 2014年
言語
マレー語(国語)、中国語、タミール語、英語
公用語
マレー語、英語
通貨名
リンギット、補助単位セン ※本サイトではMYRと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Maxis Mobile、DiGi Telecom、Celcom Axiata
最寄り空港からのアクセス方法

グヌン・ムル国立公園は舗装道がなく陸路では移動できません。ムル空港が玄関口となりクチン、ミリ、コタキナバルから国内線で結ばれています。


【ムル空港からグヌン・ムル国立公園】
<空港シャトルを利用>


所要時間:5分
料金:5MYR


最寄り空港詳細

  • ムル空港 (MZV)

近隣の見所スポット