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モロッコ

ハッサン2世モスク

(Hassan II Mosque)

概要

ハッサン2世モスクは、モロッコの前国王ハッサン2世の命により建設され、1993年に完成したモロッコ最大のモスクです。その大きさはもちろん、高さ200mのミナレットは圧巻です。カサブランカの海岸沿いに位置し、海の上にせり出すように建てられているため、横から見るとまるで海の上に浮かんでいるように見えます。また、イスラム教徒以外でも内部を見学することができる貴重なモスクで、ため息の出るような美しい装飾の数々は必見です。


(モスク)
営業時間:
夏季 9:00、10:00、11:00、12:00、15:00、16:00 ※金曜は9:00、10:00、15:00、16:00
冬季 9:00、10:00、11:00、12:00、15:00 ※金曜は9:00、10:00、15:00
ラマダン期間中 9:00、10:00、11:00、14:00 ※金曜は9:00、10:00、14:00
料金:130MED
※モスクの見学の際はタンクトップやショートパンツなど肩や膝が出る露出の高い服装はNG。
(博物館)
営業時間:9:00-13:30、14:30-17:00 ※ラマダン期間中は9:00-15:00
料金:30MED
公式サイト:fmh2.ma
(2020年1月現在)


見所ポイント

伝統技法と近代設備を備えたハッサン2世モスク
海上に建っているように見えるハッサン2世モスク

ハッサン2世モスクは、ハッサン2世がコーランの「神の王座は水に上にある」という一節から着想を得て、信者がモスクを訪れた時に海と空を創造した神の偉大さを実感できるように海の上にモスクを建てるという革新的な構想によって建てられました。実際に海岸沿いからモスクを眺めてみると海にせり出すように建てられていて、さらに天を突き刺すように高く真っ直ぐに伸びるミナレットからも海と空を意識したモスクであることがよくわかります。

設計は、フランス人建築家のミッシェル・パンソー。大理石や花崗岩、モザイクタイル、アトラス杉、ガラス、セメントなど各地から選りすぐりの建材とモロッコ中から10,000人以上もの職人や労働者が動員され、7年の歳月をかけて1993年に完成しました。総工費は推定で8億USドル(一説にはそれ以上とも)と言われています。礼拝堂には25,000人、外の広場には80,000人(最大で105,000人)を一度に収容することができます。

9ヘクタールにも及ぶ広大な敷地には、礼拝堂のほか、お清めの部屋(洗い場)、ハマム(公衆浴場)、マドラサ(イスラム学校)、図書館、博物館、カフェなど近代的な設備が整った様々な施設が併設されています。このようにモスクは、イスラム教徒の人々にとってお祈りの場としてだけでなく、学びや社交の場でもあり生活の一部として機能しています。実際に訪れてみると、床に寝そべったり、日陰で寛ぐ人々の姿も多く見られ、モスクが人々の憩いの場でなっていることを実感できます。

圧倒的な高さと美しさを誇るミナレット
青空に映えるハッサン2世モスクのミナレット

ハッサン2世モスクで一際目を引くのが、天に向かってそびえる高さ200mと言う圧倒的な高さを誇るミナレット。創建当時は、世界一の高さを誇るミナレットでしたが、現在は2019年に完成したアルジェリアの首都アルジェのグレート・モスクのミナレットに次いで世界で2番目に高いミナレットとなっています。一般の訪問者は利用できませんが、ミナレットの内部には最上階まで1分弱で到達する高速エレベーターが設置されています。

大理石に覆われたファサードには、幾何学模様の彫刻装飾とグリーンを基調としたモザイクタイルの装飾が施され、バランスの取れた優美な姿は訪れる人々を魅了しています。ミナレットの上部には、3つの球体が連なる尖塔が設置されており、夜になると一番大きな球体からメッカの方向に向かってレーザー光線が放たれ、その光は30km先まで届きます。また、モスク全体もライトアップされ、大西洋の暗闇に浮かび上がるように煌めき、昼間とは異なる幻想的な姿を見ることができます。

華やかな装飾が施された礼拝堂
厳かな雰囲気が漂う礼拝堂内

ハッサン2世モスクは、イスラム教徒以外でも内部の見学ができる(写真撮影も可)貴重なモスクで、カサブランカを代表する観光名所となっています。大西洋を背にして建つ壮麗な外観だけでも十分に見応えがありますが、伝統的なイスラム様式の美しい装飾と近代的な建築技術や設備が備えられた内部もぜひ見学しておきたいところ。モスク内部の見学は、礼拝と礼拝の間の時間に限られており、季節や曜日によっても異なるので予め確認しておくか、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。英語やフランス語、スペイン語、アラビア語などのガイドツアーが行われており、詳しい説明を聞きながら回ることができるので、タイミングが合えば参加するとよいでしょう。

内部へは入口で靴を脱いで入ります。大理石の床は、ひんやりとしており、夏の暑い時期には心地よく感じられます。モスクの中心となる礼拝堂は、長さ200m、幅100m、高さ60mと広大で、1階部分が男性用、中2階部分が女性用の礼拝スペースとなっています。大理石の柱、化粧漆喰が施されたアーチ、金箔に覆われた木彫りの天井、天井から吊るされたベネツィアン・グラスのシャンデリアなど芸術性の高いインテリアは圧巻で、その美しさに思わず見惚れてしまいます。ハッサン2世モスクの礼拝堂の大きな特徴となるのが、開閉式の天井です。天井を開けた際は、礼拝堂の中心部分に太陽の光が燦々と降り注ぎ明るく心地よい空間へと変わります。

イスラム文化や習慣を垣間見る
大理石の噴水が並ぶお清めの部屋

イスラム教では、お祈りの前の作法として身を清めます。そのため、通常モスクにはお清めのスペースが備わっています。ハッサン2世モスクには、地下に男性用と女性用にわかれたお清めの部屋があり、ハスの花をかたどった大理石の噴水が45台配置され、さらにその周りには600の水道の蛇口が設置されています。これにより多くの参拝者がお清めの儀式をスムーズに行え、礼拝堂へ向かうことができます。中庭の地下部分には、男性用と女性用のハマムがそれぞれあり、合計で1400人を収容することができます。ハマムには温水プールも備えられています。お清めの部屋やハマムの柱や壁にもグリーンやブルーを基調とした美しいモザイクタイルの装飾が施されており、イスラム芸術の美しさが随所で感じられます。

また、モスクに併設された博物館では、モロッコの伝統と近代技術が融合したハッサン2世モスクの建設に関する展示が行われており、モロッコの著名な職人が手がけた木彫り装飾やモザイクタイル、大理石や石膏細工などの建材のサンプルのコレクションを見ることができます。

ベストシーズン

モロッコには四季がありますが、沿岸部、山間部、砂漠と変化にとんだ地形で、地域毎に気候が異なります。大西洋に面したカサブランカは、年間を通じて温暖で過ごしやすい気候です。一年を通して観光を楽しめますが、ベストシーズンは、6月~9月頃です。夏でも内陸部ほど暑くならず、乾燥して過ごしやすいです。ただし、日差しが強いので、サングラスや帽子、日焼け止めなどの日除け対策は必須です。


  • 現地
  • ラバト
  • フェズ
  • メルズーガ
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:33.6085, -7.6327
  • 住所:Mosquée Hassan II, Boulevard Sidi Mohamed Ben Abdellah, Casablanca, Morocco
首都
ラバト
面積
446,550 (km2)
人口
3,522万人 2018年
言語
アラビア語、ベルベル語、フランス語
公用語
アラビア語、ベルベル語
通貨名
モロッコ・ディルハム 補助通貨はサンチーム ※本サイトではMADと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Maroc Telecom、Orange、inwiなど
最寄り空港からのアクセス方法

【ムハンマド5世国際空港から市内】
<タクシー>
所要時間:(市内中心部)約40分
目安料金:250~300MAD
※夜間は割増料金


<電車>
空港から市内まで運行
所要時間:ロアジス(L’Oasis)駅:約25分
カサ・ヴォヤジャー(Casa Voyageurs)駅:約35分
カサ・ポート(Casa Port)駅:約45分
料金:1等席:70MAD、2等席:50MAD


参考サイト:oncf.ma


【カサブランカ市内のアクセス】
国連広場からタクシーで約10分、徒歩約30分


(2019年11月現在)


最寄り空港詳細

  • ムハンマド5世国際空港 (CMN)