横断検索型の旅行提案サービスTavitt

  • お問い合わせ
ポーランド

ワルシャワ歴史地区

(Historic Centre of Warsaw)

概要

1980年にユネスコの世界遺産に登録されたワルシャワ歴史地区は、13世紀に建設されたワルシャワで最も古い地区ですが、第2次世界大戦でナチス・ドイツ軍の爆撃に遭い、廃墟と化しました。そのため、現在見られる建物や町並みは、戦後に残された絵画やスケッチを参考に再建されたものです。再建された市街地が世界遺産に登録されるのは異例のことでしたが、これは建物自体の歴史的価値というよりは、ワルシャワの再建を願った市民の熱い情熱と努力が高く評価された稀有な世界遺産なのです。


見所ポイント

破壊から見事に再生したワルシャワ歴史地区
旧市街の広場に建つワルシャワのシンボルの人魚像

ワルシャワの中心を流れるヴィスワ川のほとりに広がる旧市街。ワルシャワに町が建設されたのは13世紀まで遡ります。14世紀には城壁が築かれ、当時この地を治めていたマゾフシェ公の城を中心に城郭都市として独自に発展しました。その後、マゾフシェ公領は16世紀にポーランド王国に併合され、1596年にクラクフからワルシャワに遷都されると、町は大きく発展し、政治や経済の中心として繁栄しました。18世紀末にポーランドは分割され、近隣諸国の支配と独立を繰り返し、旧市街は次第に荒廃し、さらに第2次世界大戦の勃発により破壊の一途を辿ることに。ナチス・ドイツ軍により、旧市街地区は、徹底的な攻撃を受け、その結果、旧市街の85%以上が壊滅してしまったのです。

戦後、市民たちが町の復元に立ち上がり、建築家や修復技師の協力のもと、昔の風景画や戦前に建築家の学生が残していた建物のスケッチ、写真などを手掛かりに、かつての町並みが見事に甦りました。元の建物に使用されていたレンガはできるだけ再利用され、廃墟や瓦礫の中から見つかった破片も元あった場所にはめ込むなど、市民の熱意と努力による丹念な修復作業で再建された旧市街は、破壊から復元を願う市民の情熱が評価され、ワルシャワ歴史地区として世界遺産へ登録されました。

旧市街の散策
中世の雰囲気が漂う旧市街の通り

かつては、美しい建築物が建ち並び、北のパリと称されたワルシャワ。焼け野原から涙ぐましい修復作業より再建された旧市街は、数十年の時を経て、今では、歴史的建築物の元の部分と再建された部分の境はほとんどわからなくなっており、ワルシャワ随一の観光名所となっています。

旧市街の観光の拠点となる王宮前広場は、いつも多くの人々で賑わっています。広場の中央には、ジグムント3世の記念碑がそびえ、周辺にはカラフルな建物が建ち並んでいます。

王宮から北西に伸びる通りを進むと、旧市街の中心には、レストランやカフェが軒を連ねる賑やかなマーケット広場があり、中央には、ワルシャワのシンボルである剣と盾を持った人魚像があります。広場を囲うように建つカラフルな建物のファサードには、それぞれに異なる装飾が施されており、それらを眺めているだけでも楽しめます。マーケット広場からさらに先に進むと旧市街の北側の城壁には16世紀に市壁を強化するために建設されたバロック様式の砦バルバカンがあり、その先には新市街が広がっています。旧市街自体は、それほど広くはありませんが、静かな路地裏を歩いていると中世の雰囲気が感じられます。破壊から見事に元の町並みを蘇らせた歴史的背景を知ると、より一層感慨深いものがあります。

ワルシャ歴史地区のシンボル「王宮」
旧市街の入り口に建つ王宮

旧市街の入り口に堂々と建つ赤レンガ色の建物は、旧ポーランド王宮です。14世紀に起源を持つこの王宮は、クラクフからワルシャワに遷都したジグムント3世により16世紀から17世紀にかけて大規模な改修が行われ、その後も修復や改築をしながら、数世紀に渡りポーランド王国の行政と文化の中心となりました。しかし、第2次世界大戦中にナチス・ドイツ軍の標的となり徹底的に破壊されました。戦時下で、一部の調度品や芸術作品は専門家の指導のもと避難させられていたため、破壊を免れました。

ポーランドの象徴だった王宮は、戦後の共産主義政権下では再建がなかなか認められず、復元が決まったのは1971年のこと。その後の復元工事で王宮は外観から内装に至るまでかつての壮麗な姿が見事に蘇りました。現在は、博物館として一般公開されており、人気の観光スポットとなっています。絢爛豪華な絵画や装飾、調度品で飾られた大広間や大理石の間、騎士の間など内部のインテリアは目を見張るものがあります。16世紀に制作されたタペストリーや歴代のポーランド国王の肖像画なども見ることができ、レンブラントの「額縁の中の少女」と「机の前の学者」は見どころの一つとなっています。また、最盛期の王宮の様子から第2次世界大戦中に破壊されていくまでの歴史を紹介した映像も上映されています。王宮の東側には美しい庭園が広がっており、気持ちのいい散策を楽しめます。

ワルシャワの目抜き通り クラクフ郊外通り〜新世界通り
王宮前広場から南に伸びるクラクフ郊外通り

王宮前広場の南に伸びるクラクフ郊外通り(Krakowskie Przedmieście)から新世界通り(Nowy Świat)は、ワルシャワの目抜き通り。大統領官邸やワルシャワ大学のキャンパスのほか、博物館や美術館、ホテル、ショップなどがあり、町歩きやショッピングを楽しめます。また、ポーランド料理はもちろん、イタリア料理やメキシコ料理、インド料理、寿司など様々なジャンルのレストラン、カフェ、バーが軒を連ね、夏には、通り沿いに並ぶレストランやカフェのテラス席は、地元の人々や観光客で夜遅くまで賑わっています。

クラクフ郊外通りの南端にある聖十字架教会は、ショパンの心臓が安置されていることで知られ、多くの人々が訪れています。聖十字架教会の北側にある美術アカデミーとして利用されているチャプスキ宮殿は、ショパンがポーランドを去るまで数年間暮らしていた場所です。さらに通りを北上するとショパンがオルガン奏者を務めていたヴィジトキ教会があります。クラクフ郊外通りから新世界通りに変わるコペルニクス像のある広場から南東に500mほどの場所にはショパン博物館もあります。これらのショパンのゆかりの地は、徒歩圏内に位置しているので、町歩きの途中に立ち寄ってみるのもよいでしょう。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
ワルシャワ市内終日観光ツアー ワルシャワ旧市街・聖十字架教会・旧ユダヤ人地区など<貸切/日本語>8時間

veltra.com

ワルシャワの見所を効率良く!3時間で巡るワルシャワ・ハイライト観光ツアー<午前 or 午後/英語ガイド/往復送迎付き/ワルシャワ発>3〜4時間

veltra.com

【プライベートツアー】ワルシャワ市内半日観光 ワルシャワ旧市街・聖十字架教会など<午前・午後/ガイド貸切/日本語/ワルシャワ発>4時間

veltra.com

ベストシーズン

ワルシャワは、大陸性気候で、四季があります。観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい6月~8月です。夏季は日照時間が長く、夜9時頃まで明るいので観光に十分時間を取ることができます。ただし夏でも朝晩は冷えるので長袖の羽織ものがあった方がよいでしょう。一方、冬は日照時間が短くなり、厳しい寒さとなるので防寒対策は万全に。


  • 現地
  • ワルシャワ
  • クラクフ
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:52.2496, 21.0123
  • 住所:rynek, Warszawa, Poland
首都
ワルシャワ
面積
312,685 (km2)
人口
3,797万人 2017年
言語
ポーランド語
公用語
ポーランド語
通貨名
ズウォティ 補助通貨はグロシュ ※本サイトではPLNと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Play、Orange、Plus、T-Mobile
最寄り空港からのアクセス方法

【ワルシャワ・ショパン空港から市内】
<電車>
S2、S3(SKM社)、RL(KM社)が市内中心部まで運行
所要時間:(ワルシャワ中央駅)20分
料金:4.4PLN


<バス>
(中央駅)
175番バス
所要時間:約20~30分
料金:4.4PLN


<タクシー>
メーター制
所要時間:(市内中心部)20~30分
目安料金:40PLN前後


【ワルシャワ市内からのアクセス】
トラムまたはバスで「Stare Miasto」停留所下車すぐ


(2019年3月現在)


最寄り空港詳細

  • ワルシャワ・ショパン空港 (WAW)