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概要

ノバスコシア州西部にある小さな田舎町ジョギンズで19世紀に発見された海岸線15kmにも及ぶ化石の崖群「ジョギンズ化石崖群」は、2008年にユネスコの世界自然遺産に登録されました。今からおよそ3億1,000万年も前の石炭紀の化石が発見されており、その多くはシダ植物や先史時代の木、初期の海洋生物の化石ですが、1852年に科学史上で最も重要な発見の一つだと言われる生物史上最古の爬虫類ヒロノムスの化石が発見されています。初期ペンシルベニア紀の化石が比較的簡単に見つかることから、世界中の化石マニアが訪れる場所になっています。ジョギンズ化石センターは、毎年春から秋（4月下旬～10月頃）にオープンします。冬季は、事前予約制となるので、訪れる際は注意が必要です。周辺には宿泊施設などもないため、近郊の町アムハーストなどを拠点とするか、隣のニューブランズウィック州のモンクトンから日帰りなどで訪れるのが良いでしょう。

参考サイト：jogginsfossilcliffs.net