横断検索型の旅行提案サービスTavitt

  • お問い合わせ
エストニア

カラマヤ地区

(Kalamaja)

概要

カラマヤ(Kalamaja)は、エストニア語「漁師の家」を意味しており、その名の通り、古くから漁師や魚屋が多く住むエリアでしたが、19世紀後半に大きな工場が建てられると労働者地区へと変わりました。タリンハウスと呼ばれる労働者用の住宅として建てられたカラフルな木造家屋が、現在も多く残っており、ノスタルジックな雰囲気を醸しています。近年では、若い芸術家やクリエーターの活動拠点となり、ボヘミアンな雰囲気が漂う注目のエリアとなっています。また、巨大な潜水艦「レンビット」を展示したエストニア海洋博物館もこの地区にあります。


見所ポイント

カラフルな木造建築が並ぶカラマヤ地区
カラマヤ地区に残る木造建築

タリンの旧市街の西側に位置するカラマヤ地区は、今タリンで最も人気のあるエリアの一つです。かつては大きな工場があり、漁師や労働者が多く住む地区でしたが、近年、古い工場や建物は、ショップやレストラン、カフェ、バー、博物館などに改装され、新たな流行の発信地となっています。カラマヤ地区には、19世紀末から20世紀初めにかけて建てられた労働者用のカラフルな木造家屋が今でも多く残されています。中でも特徴的なのが、1920年代から1930年代に建てられたタリンハウスと呼ばれる木造家屋。タリンハウスは、中央に設けられた石の階段を軸に左右対称に造られた2~3階建てのアパートタイプの住宅で、現在タリンには500棟ほど残っています。カラマヤ地区の多くの木造家屋は、現在は内部が改装されており、地元の若者やファミリー層を中心に人気の物件となっています。リラックスした雰囲気が漂うカラマヤ地区では、カラフルな木造住宅を眺めながら、気の向くまま散策を楽しんでみるのもオススメ。観光地とは異なるタリンの人々の日常を垣間見ることができるでしょう。

タリンの流行の発信地テリスキヴィ
様々なショップが並ぶバルト駅マーケット内

近年タリンで人気なのが、タリンの鉄道駅の裏手にある古い工場跡地を利用したテリスキヴィ・クリエイティブ・シティ(Telliskivi Loomelinnak)。テリスキヴィとは、エストニア語でレンガを意味します。1870年にタリンとサンクトペテルブルグが鉄道で結ばれると、鉄道の機械やインフラを整えるためにこの一帯には工場が建てられ、ソ連時代には半導体や様々な機械部品を生産されていました。ソ連崩壊でエストニアが独立すると、これらの工場は民営化され、移転したため、しばらくは廃れたエリアとなっていました。しかし、この場所に目をつけたオフィスが入居すると徐々に注目され、現在では、オシャレなカフェやレストラン、新進デザイナーのショップ、アートギャラリー、スタジオ、劇場、クリエーター系オフィスなどが集まる複合施設に成長し、流行に敏感な若者や芸術家、クリエーターが集まる人気のスポットとなっています。建物の壁面にはウォールアートが施されフォトジェニックなスポットも点在しています。テリスキヴィ・クリエイティブ・シティでは、音楽やアートなど様々なイベントが開催されており、毎週土曜に開かれるフリーマーケットも人気があります。

2017年にタリン駅前にオープンしたバルト駅マーケット(Balti Jaam Turg)は、肉や魚、野菜、果物、パン、ワイン、チーズなどの食料品はもちろん、コスメ、衣料品、雑貨、日用品、アンティークなどあらゆるものが揃う屋内型のマーケットです。レストランやストリートフード屋台もあり、地元の人々と触れ合いながら、ローカルの雰囲気も味わうことができます。

巨大な潜水艦が展示されたエストニア海洋博物館
潜水艦レンビットが展示された海洋博物館内

カラマヤ地区の北部の港には、かつての水上飛行船格納庫を利用したエストニア海洋博物館が2012年にオープンしました。この海洋博物館の目玉となっているのが重量600トンの潜水艦「レンビット(Lembit)」。レンビットは、1936年にエストニア軍のためにイギリスで造船されたもので、ソ連の占領下に置かれていた第2次世界大戦中にはソ連軍の潜水艦として使用されました。その後も2011年に役目を終えるまで75年間にも渡り現役の潜水艦として活躍してきました。レンビットの内部は一般公開されており、1930年代のレトロな機械設備に囲まれた艦内を自由に見て回ることができます。エストニア海洋博物館には、レンビットの他にも世界で初めて戦艦に攻撃をした水上飛行船「ショート184」のレプリカ、小型潜水艇、大砲、水雷など豊富な展示物があり、実際に触れることができるものも多いのが特徴です。また、シミュレーションゲームなど最新のデジタル技術を駆使した体験型の展示も充実しており、子供から大人まで楽しみながらエストニアの海運と軍事の歴史を学ぶことができます。さらに、屋外にも多くの船舶が展示されています。100年以上前に造船されたヨーロッパ最大級の蒸気砕氷船「Suur Tõll」は、機械室、船長や船員の部屋、食堂など船の内部も公開されており、海上での船員たちの暮らしを垣間見ることができます。

エストニア海洋博物館は、かなり広く、見どころも多いので、時間をたっぷりとって、じっくりと見学したいところです。

開発が進むカラマヤの港
続々と新しい建物が建つNoblessnerエリア

ふとっちょマルガレータの塔がある旧市街の北門を出て港方面へ向かうと、最初に目につくのがレンガ造りの煙突。この煙突のある建物は、かつての発電所です。現在は、展示会やワークショップ、セミナーなど様々なイベントの会場として利用できる文化センター(Kultuurikatel)となっています。内部のインテリアも興味深く、発電所だった頃の機械設備やレイアウトを残しつつ、モダンなインテリアに改装されていて、独特な雰囲気を醸し出しています。Kultuurikatelの隣にある科学博物館(Energia avastuskeskus)では、体験型の展示で、楽しみながら電気や光、音について学ぶことができます。Kultuurikatelから、カラランナ通り(Kalaranna)を西に進むとエストニア海洋博物館があり、さらにその先には、かつての潜水艦造船所があった港(Noblessner)があります。ここも近年、再開発が進められているエリアで、住宅やオフィス、ショップ、レストランが続々とオープンし、今後も目が離せない注目のスポットです。旧市街からエストニア海洋博物館やNoblessnerへは、歩いて行くこともできますが、少し距離があるので、73番のバスを利用すると便利です。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
【乗り降り自由バス】タリン 観光オープントップバス<3~1月/24時間・72時間パス/英語音声ガイド/タリン発>-

veltra.com

世界遺産タリン歴史地区 半日徒歩観光ツアー<タリン発>2〜3時間

veltra.com

【プライベートツアー】エストニア首都 世界遺産タリン市内観光<車(1H)+ガイド貸切/午前・午後/タリン発>3時間

veltra.com

ベストシーズン

観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい夏の6月~8月です。夏季は日照時間が長く、23時頃まで明るいので、観光に十分な時間をとることができます。ただし朝晩は気温が下がるので、長袖の羽織りものがあった方がよいでしょう。メキシコ湾流の影響で高緯度の割には温暖ですが、冬は日照時間が短くなり、厳しい寒さとなるので防寒対策は万全に。


  • 現地
  • タリン
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:59.4459, 24.7328
  • 住所:Tööstuse 21, 10413 Tallinn, Estonia
首都
タリン
面積
45,228 (km2)
人口
132万人 2018年
言語
エストニア語、ロシア語
公用語
エストニア語
通貨名
ユーロ 補助通貨はセント ※本サイトではEURと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Telia、Elisa、Tele2
最寄り空港からのアクセス方法

【タリン空港からタリン市内】
<トラム>
4番トラムが市内中心部まで運行
所要時間:(市内中心部)15~20分
料金:2EUR


<バス>
2番バスが市内中心部まで運行
所要時間:(市内中心部)15~20分
料金:2EUR


※バス、トラムはチャージ式のスマートカード利用時は割引あり


トラム・バス時刻表:transport.tallinn.ee


<タクシー>
所要時間:(市内中心部)10~15分
目安料金:10~15EUR


【タリン市内のアクセス】
ラエコヤ広場から徒歩15~20分


(2019年6月現在)


最寄り空港詳細

  • タリン空港 (TLL)