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ケニア

カレン・ブリクセン博物館

(Karen Blixen Museum (Nairobi) )

概要

ナイロビの郊外には、20世紀を代表するデンマーク人作家カレン・ブリクセンがケニア時代を過ごした自宅が残されており、現在はカレン・ブリクセン博物館として一般公開されています。カレン・ブリクセンが1937年に出版した「Out of Africa(邦題:アフリカの日々)」は、彼女がケニアで過ごした日々を記した自伝的小説で、後に同名(邦題は「愛と哀しみの果て」)で映画化されました。博物館内には、カレン・ブリクセンの写真やゆかりの品々、映画に使用された小道具などとともに家具や調度品が置かれ、当時の暮らしぶりが再現されています。


営業時間:8:30-17:30
料金:(大人)1,200KES(子供)600KES


見所ポイント

カレン・ブリクセン博物館の歴史
裏庭から見た博物館の外観

カレン・ブリクセン博物館は、カレン・ブリクセンの生涯を描いた映画「Out of Africa(邦題:愛と哀しみの果て)」の舞台として有名です。ナイロビ中心部から約20kmのンゴングの丘陵地帯の麓の閑静な場所に位置し、かつてはスウェーデンの男爵ブロア・ブリクセンとその妻だったカレン・ブリクセンが所有していました。この家は、1912年にスウェーデン技師エイク・シェーグレンにより建てられた大きなポーチを持つ石造りの建物で、今でもコロニアル時代の面影を色濃く残しています。母家には、リビングルーム、ダイニングルーム、書斎、寝室、バスルームなどがあり、キッチンは通路を挟んだ別棟に設けられています。1931年にカレン・ブリクセンがアフリカの地を去った後、この家は新しい所有者の手に渡りましたが、1964年にデンマーク政府が買い取り、独立したケニアに寄贈されました。ケニア政府は、女子大を設立し、その際にこの家は校長の宿舎として使用されました。その後、映画のロケ地となり、1985年の映画公開を機に博物館に改装され、1986年からケニア国立博物館の管理下で一般公開されるようになりました。オープン以来、この博物館は、映画ファンやカレン・ブリクセンの波乱万丈の生涯に興味を持つ訪問者を魅了し続けています。

20世紀のデンマークを代表する作家カレン・ブリクセンとは
庭から望めるンゴングの丘陵

カレン・ブリクセン博物館を訪れる場合は、小説を読むか映画を観るなどして、カレン・ブリクセンが過ごしたケニアでの半生を予習してから訪れるとより一層楽しむことができ、オススメです。

カレン・ブリクセンは、20世紀のデンマークを代表する著名な作家です。1885年にデンマークで生まれ、1913年にスウェーデンの男爵ブロア・ブリクセン結婚し、農場を営むために当時イギリス領だった東アフリカ(現ケニア)に渡りました。1917年にナイロビ郊外の4,500エーカーの土地と建物を購入し、その内600エーカーの土地はコーヒー農園に利用しました。ブリクセン夫妻の結婚生活は長くは続かず1921年に離婚。しかし、アフリカの地に魅せられたカレン・ブリクセンはその後も一人でこの土地を所有し、コーヒー農園を営みました。やがてカレン・ブリクセンは、この地で出会い友人の一人だったイギリス人のハンターのデニス・フィンチ・ハットンと恋に落ちましたが、コーヒー農園の経営の行き詰まり、さらに追い討ちをかけるように1931年に飛行機事故でデニスを失ったことにより、同年に農園を売却しデンマークへと帰国し、その後アフリカの地に戻ることはありませんでした。

デンマーク帰国後、本格的に作家活動をはじめ、1934年に出版した「7つのゴシック物語」で成功を収めました。そして、自身のアフリカで生活を綴った自伝的小説「Out of Africa(邦題:アフリカの日々)」を出版したのが1937年のこと。1962年にカレン・ブリクセンは生涯を閉じましたが、小説「Out of Africa」は、メリル・ストリープとロバート・レッドフォード主演で1985年に同名(映画の邦題は「愛と哀しみの果て」)で映画化され、アカデミー賞で作品賞をはじめ7部門とゴールデングローブ賞で映画(ドラマ部門)賞を受賞し、大ヒットを記録しました。

カレン・ブリクセンは、デンマークの50クローネ紙幣にも肖像が使用されています。

映画のシーンを彷彿とさせる博物館内部
当時の様子が再現された博物館内

博物館内は、テーブルや椅子、キャビネット、ベッド、書籍、食器など古い家具や調度品などが置かれ、当時の部屋が再現されており、カレン・ブリクセンのアフリカでの裕福な暮らしぶりを垣間見ることができます。残念ながら、家具などは映画のセットで使用されたものがほとんどでオリジナルのものは少ないですが、それでも一部はカレン・ブリクセンが実際に使用していたものも展示されていて、彼女がかつてこの家に住み、コーヒー農園を経営しながら生活していた痕跡は十分に感じ取ることができます。カレン・ブリクセンをはじめ、夫のブロアや恋人のデニス、身の回りの世話をしていた使用人などの貴重な写真、映画のワンシーンをとらえた写真、小道具などカレン・ブリクセンにまつわる興味深い品々も見ることができます。また、館内にはカレン・ブリクセンが描いた使用人などの絵画の複製も飾られています。カレン・ブリクセンは、若い時にデンマーク王立美術アカデミーやパリで絵画を学んでいたことがあり、ケニア滞在中もよく絵を描いていました。彼女が描いたオリジナル作品のほとんどはデンマークのルングステッズある彼女の生家を改装した博物館に収蔵されています。

手入れの行き届いた庭
広大な芝生の庭が広がる博物館の敷地内

博物館の周りには、手入れの行き届いた広い芝生の庭が広がっており、そこからはカレン・ブリクセンもよく眺めていたと言うンゴングの丘陵の美しい景色を眺めることができます。庭の一角には、かつて農園で使用されていたトラクターなどの機材が残されていたり、ところどころにはコーヒーの木が植えられているなど、コーヒー農園があった頃の面影が感じられます。

カレン・ブリクセン博物館では、ガイドツアーが行われており、カレン・ブリクセンについてはもちろん、20世紀初頭の植民地時代の人々の生活やケニアのコーヒー栽培の歴史についても詳しく知ることができます。

博物館前の通りは、カレン通りと名付けられており、さらに博物館周辺の地区もカレンと名付けられています。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
ナイロビ市内観光<英語ガイド/ナイロビ発>5.5時間

veltra.com

ベストシーズン

ナイロビは、年間を通じて気温の変化は少なく穏やかな気候です。赤道直下に位置するものの標高1600mの高地に位置しているため年間を通して涼しく快適に過ごせます。ケニアの観光のハイライトとなるサファリは、見たい動物によりシーズンは異なりますが、一般的に動物の動きが活発となる乾季の7月~10月がベストシーズンです。


  • 現地
  • ナイロビ
  • モンバサ
  • キスム
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:-1.3518, 36.7129
  • 住所:405 Karen Rd, Nairobi, Kenya
首都
ナイロビ
面積
580,367 (km2)
人口
4,803万人 2018年
言語
スワヒリ語、英語、その他60以上の民族語
公用語
スワヒリ語、英語
通貨名
ケニア・シリング 補助通貨はセント(1KES=100セント) ※本サイトではKESと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Safaricom、Airtel、Telkom Kenyaなど
最寄り空港からのアクセス方法

【ジョモ・ケニヤッタ国際空港から市内】
<タクシー>
所要時間:(市内中心部)約40分~
目安料金:1500KES前後~


<路線バス>
到着ホールの外のバス停から34番が市内中心部まで運行
所要時間:(市内中心部)約1時間~
料金:50~80KES


【ナイロビ市内からのアクセス】
市内中心部から車で約30分


最寄り空港詳細

  • ジョモ・ケニヤッタ国際空港 (NBO)