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リトアニア

旧市庁舎と市庁舎広場(カウナス)

(Kaunas Town Hall and Town Hall Square)

概要

カウナスの旧市街の観光拠点となるのが市庁舎広場です。歴史的建造物に囲まれた広場の中央にある旧市庁舎は、天に向かってスラッと伸びる塔とアイボリー色の優美な外観から、しばしば白鳥に形容されており、カウナスの旧市街の建物の中でも特に美しい建物の一つです。現在は、結婚式場や式典などの公式行事の会場として利用されています。また、カウナス市立博物館として建物の一部が一般公開されており、カウナスや市庁舎の歴史に関する展示を見ることができます。


<カウナス市立博物館(旧市庁舎)>
営業時間:火曜-土曜10:00-18:00 日曜10:00-16:00
休業日:月曜、祝日
料金:(大人)3EUR(学生・シニア)1.50EUR ※未就学児童は無料
※毎月最終日曜は無料
公式サイト:kaunomuziejus.lt
(2019年10月現在


見所ポイント

優美な外観のカウナス市庁舎
旧市庁舎の外観

カウナス市庁舎は、火災で最初の建物が焼失した後、1542年に建設が開始されたもので、その後、時代毎にゴシック様式、ルネサンス様式、バロック様式、初期クラシカル様式と様々な様式で再建や改修が行われてきました。16世紀には、市庁舎としての役割だけでなく交易所や商品倉庫としても利用され、この頃から地下には刑務所も備えていました。ロシア帝国時代には、正教会の教会や弾薬庫、皇帝の住まい、ロシアクラブ、消防署、劇場など様々な用途で使用されました。また、1920年から1940年までカウナスにリトアニアの臨時首都が置かれていた時には、この建物が政権の中枢として機能していました。ファサードの中央にそびえる一際存在感のある塔は、高さ53mで、カウナスの旧市街で最も高い建造物です。

現在、旧市庁舎は、式典などの公式イベントの会場や結婚式場として利用されている他、カウナス市立博物館として内部が一般公開されています。1階にはツーリスト・インフォメーションもあるので、カウナスの旧市街を観光する際には情報収集に立ち寄ってみるのもよいでしょう。

旧市庁舎の内部探検
旧市庁舎の正面の入口

旧市庁舎内の博物館では、イベントに利用されるホール、20世紀前半の市長の執務室を再現した部屋、地下の展示室などを見ることができます。執務室では、アンティークの家具に書類やインクペン、電話やタイプライターなどが置かれており、当時の雰囲気を感じとることができます。執務室の壁には、歴代の市長の写真が飾られています。この他にも式典で使用する装飾品や歴史的な資料も多く展示されています。建物内には、下水システムを備えた16世紀のトイレなどの古い構造も保存されており、興味深いものがあります。狭い階段を下りて行くと地下にも展示室があります。レンガ造りのアーチ型の天井を備えた中世の雰囲気が残る地下室は、タイルストーブに使用されていたタイルや考古学的な発掘品、ハンザ同盟都市として繁栄していた時の商人の日常生活で使用していた花瓶や食器といった陶器製品などが展示されており、交易で発展してきたカウナスの歴史について知ることができます。タイルストーブのタイルは、植物や動物、想像上の生き物などのモチーフが描かれた芸術性の高いものが多く、見ているだけでも楽しめます。また、地下牢も公開されており、危険な犯罪者を拘束するために使用していた手錠や鎖の複製品が置かれており、実際に使用してみることもできます。

市庁舎の塔の上には上ることができ、カウナスの市街地の美しい眺めを堪能することができます。

カウナス旧市街の観光拠点となる市庁舎広場
歴史的建造物に囲まれた市庁舎広場

市庁舎広場は、カウナスで最も歴史が古い広場で、旧市街の中心となる場所です。もともとは、市場が開かれていた広場で、カウナスがハンザ同盟都市に加入した後は周辺地域の商業の中心地として繁栄しました。1537年のカウナスの大火で広場周辺の木造住宅は焼失してしまい、その後はレンガや石造りの建物が建てられるようになりました。現在も市庁舎広場は、カラフルな歴史的建造物に囲まれており、カフェやレストラン、ショップ、博物館が軒を連ねています。広場の北側には、リトアニアの医療と製薬をテーマにしたユニークな博物館があり、中世の医療から近代の医学の発展に関する展示や19世紀の薬局が再現されています。

市庁舎広場では、1年を通して様々なイベントやマーケットが開かれおり、毎年5月に開催されるカウナスの生誕祭(ハンザ・デイズ)では主要会場の一つとなっています。また、クリスマスシーズンになると、市庁舎広場に大きなクリスマスツリーが登場し、クリスマス・マーケットが開かれます。周辺はクリスマス・イルミネーションや装飾で彩られ、美しくロマンティックな雰囲気に包まれます。

バロック様式のイエズス会教会
イエズス会教会のファサード

市庁舎広場の南側には、パステルピンクのバロック様式の外観が印象的なイエズス会教会があります。イエズス会教会は、1720年に修道院とともに建設され、その後19世紀のロシア帝国時代には、正教会の教会となりました。1923年にイエズス会の教会に戻りましたが、第2次世界大戦後のソ連時代には、教会と修道院が閉鎖され、学校のジムに転用されるなど激動の歴史を辿ってきました。リトアニアが独立回復を果たした1990年にイエズス会に返還され、その後の修復で18世紀当時の姿を取り戻しました。内部は、白を基調としたシンプルなインテリアですが、大理石調の豪華な主祭壇は見応えがあります。イエズス会修道院の屋上のテラスは一般開放されており、市庁舎広場や旧市街を眺めることができます。

華やかなフランボワイアン様式のペルクーナスの家
ペルクーナスの家の外観

イエズス会教会の裏手のAleksoto通り沿いにあるペルクーナスの家は、15世期末にハンザ商人により建設され、かつては商館として使用されていたと考えられています。東側正面の華やかなフランボワイアン様式のファサードは、16種類の異なる形のレンガが使用されており、リトアニアを代表するゴシック様式の建築物の一つとなっています。伝説によると、この場所にはかつて雷神ペルクーナスの神殿があったと言われており、19世紀に建物のファサードからペルクーナスの彫刻が発見されたことから、ペルクーナスの家と呼ばれるようになりました。現在は、イエズス会の所有となっており、展示会やコンサート、ワークショップなど様々な会場として利用されています。

ベストシーズン

リトアニアには四季があり、観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい夏の6月~8月です。夏季は日照時間が長く、夜遅くまで明るいので、観光に十分な時間をとることができます。ただし朝晩は気温が下がるので、長袖の羽織りものがあった方がよいでしょう。メキシコ湾流の影響で高緯度の割には温暖ですが、冬は日照時間が短く、寒い日が続くので防寒対策は万全に。


  • 現地
  • ヴィリニュス
  • クライペダ
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:54.8969, 23.8859
  • 住所:Rotušės a. 15, Kaunas 44279, Lithuania
首都
ヴィリニュス
面積
65,300 (km2)
人口
279万人 2018年
言語
リトアニア語
公用語
リトアニア語
通貨名
ユーロ 補助通貨はセント ※本サイトではEURと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Telia、Tele2、Biteなど
最寄り空港からのアクセス方法

【ヴィリニュス国際空港から市内】
<路線バス>
空港前のバス停から旧市街方面は88番(夜間は88N番)、中央駅は1、2番、市内中心部経由Fabijoniškės行きは3G番
所要時間:(市内中心部)20分前後
料金:1EUR


<空港バス(Airport Express)>
空港から中央駅までの直通バス
所要時間:約10分
料金:2EUR


<電車>
空港駅から中央駅まで運行
所要時間:8分
料金:0.70EUR


<タクシー>
所要時間:(市内中心部)10~15分
目安料金:(市内中心部)10EUR前後


【ヴィリニュスからカウナス】
<バス>
ヴィリニュス・バス・ステーションからカウナス行きのバスの乗車
所要時間:約1.5時間


参考サイト:autobusubilietai.lt


<電車>
ヴィリニュス駅からカウナス行きの電車に乗車
所要時間:1時間~1時間20分


参考サイト:traukiniobilietas.lt


※市庁舎広場はバス停「カウナス城前(Kauno pilis)」から徒歩3分


(2019年9月現在)


最寄り空港詳細

  • ヴィリニュス国際空港 (VNO)