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ケニア

ケニアグレート・リフト・バレーの湖群の生態系

(Kenya Lake System in the Great Rift Valley)

概要

ケニアグレート・リフト・バレーの湖群の生態系は、ケニアのリフトバレー州にある相互に連結したボゴリア湖、ナクル湖、エルメンテイタ湖の3つの湖で構成された総面積32,034ヘクタールに及ぶユネスコの世界遺産です。豊かな自然を育むこれらの湖群では、絶滅危惧種13種を含め、450種を超える鳥類が確認されています。150万羽を超えるフラミンゴの重要な採餌地域であり、モモイロペリカンの繁殖地にもなっています。また、サイやキリン、ライオンなど多くの野生動物の生息地となっています。


見所ポイント

豊かな生態系を育むケニアグレート・リフト・バレーの湖群
ナクル湖前の草原で草を食むシマウマ

アフリカ大陸を縦断する巨大な谷で、プレートの境界であるグレート・リフト・バレーに位置する3つの連結したボゴリア湖、ナクル湖、エルメンテイタ湖とその周辺地域は、間欠泉や熱水泉などを含む多様な地形と植生が見られ、絶滅危惧種を含む多くの鳥類や野生動物の重要な生息地となっています。このような豊かな生態系を生み出すこの湖群エリアは、生態学や生物学の進化と発達プロセスの研究において非常に価値があり、さらに美しい自然景観を備えていることが高く評価され、2011年に「ケニアグレート・リフト・バレーの湖群の生態系」としてユネスコの世界遺産に登録されました。また、ボゴリア湖、ナクル湖、エルメンテイタ湖の3ヶ所ともラムサール条約の登録地となっており、ケニアの重要な野鳥の保護地域の一つとなっています。

水辺の美しい景観とサファリを同時に楽しめるナクル湖国立公園
ナクル湖国立公園に生息するサイの親子

ナクル湖とその周辺一帯は、1961年にナクル湖国立公園に指定され、絶滅危惧種を含む野鳥や野生動物の生息地となっています。

ナクル湖は、アルカリ性の湖で、ここに生える豊富な水草や藻、プランクトン、魚を目当てにペリカンやサギ、コウノトリ、カワセミなど多くの野鳥が集まってきます。かつては、湖面を埋め尽くすほどのフラミンゴの大群が飛来していましたが、近年ナクル湖の水位上昇により、水質が中性化し、フラミンゴの餌である藻の生育が阻害され、フラミンゴの数は年々減少傾向にあります。そのかわりに、かつてはフラミンゴの大群がいたため営巣できなかった他の鳥類が増えています。10月~4月にかけては避寒のためにヨーロッパからやってくる渡り鳥も多く見られます。

ナクル湖周辺では、シマウマやウォーターバック、インパラ、バッファロー、バブーンなどの野生動物の群れが多く見られます。もちろんライオンやジャッカルなどの肉食動物も生息しており、運がよければ木の上に潜むヒョウの姿が見られることも。さらにナクル湖国立公園は、絶滅危惧種のロスチャイルドキリンとサイ(クロサイとシロサイ)の保護区になっています。湖の周辺は密猟の危険から動物たちを保護するためにフェンスに囲われており、高い確率でキリンやサイも見ることができます。また、湖周辺は草原やアカシアの森など変化に富んだ美しい自然景観が広がっており、ケニアの他の国立公園とは一味異なる水辺のゆったりとした景色を楽しめるのも魅力の一つ。晴れた日の夕暮れ時には、湖面に夕日が反射してうっとりするような幻想的な風景が見られます。

フラミンゴの大群が飛来するボゴリア湖
ボゴリア湖をピンクに染めるフラミンゴの大群

ボゴリア湖は、ナクル湖から80kmほど北に位置する強アルカリ塩湖で、ボゴリア湖国立保護区となっています。ここは間欠泉と熱水泉で有名です。アフリカで最も間欠泉が集中しているエリアで、水蒸気が地表に噴出する瞬間は見応えがあり、地球の鼓動を感じることができます。

ボゴリア湖は塩分濃度が高く、湖に生息する生物は少ないものの、豊富な藍藻類があり、フラミンゴの飛来地となっています。ナクル湖では、年々フラミンゴの数は減少していますが、ここボゴリア湖はフラミンゴの世界最大規模の個体群の生息地の一つとなっています。湖面をピンクに染める数千羽に及ぶフラミンゴの大群は圧巻。湖の水位が高い場合、餌が減るため、フラミンゴの数も減少傾向にありますが、毎年8月下旬から10月上旬の湖の水位が最も低い時期には湖を埋め尽くすフラミンゴの大群に遭遇することができます。特に湖の養分が豊富な時期は100万羽を超える大群がやってきます。

ボゴリア湖では、フラミンゴの他にもオオシギやハチクイ、アフリカハゲコウ、アマサギ、ワシなど370種以上の鳥類が観測されている他、湖周辺ではシマウマやインパラ、クーズー、イボイノシシ、ジェネット、マングースなど様々な動物に出会うことができます。

ボゴリア湖周辺は、先住民族のエンドロイス族の人々が湖とともに伝統的に暮らしてきた土地でしたが、1973年にボゴリア湖国立保護区が設立された際に彼らは政府に立ち退きを強いられました。エンドロイス・コミュニティ文化センターでは、彼らの伝統的なダンスや食事などを通してケニアの民族の多様性を知ることができます。

バードウォッチングの穴場スポット「エルメンテイタ湖」
風光明媚なエルメンテイタ湖と周辺の景観

エルメンテイタ湖は、ナイヴァシャ湖とナクル湖の間にある強アルカリ塩湖です。ナイロビからナクル湖へ向かう幹線道路沿いに位置しており、ドライブの途中で壮観な湖の景色を見ることができます。この湖では渡り鳥を含む450種以上の野鳥が見られ、バードウォッチング愛好家の楽園となっています。かつてはフラミンゴの大群が飛来していましたが、近年は減少しています。エルメンテイタ湖の南部にある熱水泉(ケコペイ温泉)は、水浴することができ、地元の人々のレジャースポットとして親しまれています。エルメンテイタ湖周辺の地形は多様性があり、火山の丘やアカシアの森、草原、かつての火山の噴火の歴史を物語るクレーターや溶岩流などの地層が見られます。湖の大部分は私有のソイサンブ保護区となっており、国立公園より自由度の高いゲームドライブやウォーキングサファリ、ブッシュウォークなどのアクティビティを楽しめます。湖周辺では、スタインボックやダイカー、ブッシュバックなどの野生動物が見られ、アカシアの森では、ロスチャイルドキリンが見られることもあります。

エルメンテイタ湖の東岸から約2kmの地点には東アフリカで最初に発見された先史時代の遺跡カリアンドゥシがあります。カリアンドゥシ遺跡は、100万年前から70万年前のものとされ、遺跡からは多くの人骨や石器が見つかっています。発掘された遺品は、遺跡近くにあるカリアンドゥシ博物館で見ることができます。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
水辺に集まる動物たちと出会う!ナクル湖国立公園終日ゲームドライブツアー<英語ガイド/昼食付/ナイロビ発>1日

veltra.com

ベストシーズン

ケニアグレート・リフト・バレーの湖群は、1年を通して観光することができます。見たい動物によってシーズンは異なりますが、一般的に動物の動きが活発となる乾季の7月~10月と1月~2月がベストシーズンです。10月~4月は渡り鳥のシーズンです。3月~6月は大雨季、11月~12月は小雨季です。雨季は道路状況が悪くなり、行動範囲が限られる場合がありますが、緑が美しく、野生動物の出産シーズンを迎えます。標高が高く朝晩は冷えるので防寒対策が必要です。


  • 現地
  • ナイロビ
  • モンバサ
  • キスム
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:-0.3124, 36.0841
  • 住所:Flamingo Rd, Nakuru, Kenya
首都
ナイロビ
面積
580,367 (km2)
人口
4,803万人 2018年
言語
スワヒリ語、英語、その他60以上の民族語
公用語
スワヒリ語、英語
通貨名
ケニア・シリング 補助通貨はセント(1KES=100セント) ※本サイトではKESと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Safaricom、Airtel、Telkom Kenyaなど
最寄り空港からのアクセス方法

【ジョモ・ケニヤッタ国際空港からナクル湖】
車で3~4時間


最寄り空港詳細

  • ジョモ・ケニヤッタ国際空港 (NBO)