横断検索型の旅行提案サービスTavitt

  • お問い合わせ
ケニア

トゥルカナ湖国立公園群

(Lake Turkana National Parks)

概要

トゥルカナ湖国立公園群は、ケニア北部のトゥルカナ湖東岸にあるシビロイ国立公園および湖の中にあるセントラル・アイランド国立公園とサウス・アイランド国立公園の3つの国立公園で構成されたユネスコの世界遺産です。植物プランクトンにより翡翠色をしたアルカリ性のトゥルカナ湖は、野鳥をはじめ、ワニやカバの重要な生息地となっています。また、湖の周辺からは地球の歴史上の主要な段階を示す哺乳類や軟体動物の化石が発掘されており、古環境を研究する上でも重要な場所となっています。


見所ポイント

ケニアの秘境「トゥルカナ湖」
翡翠色の水をたたえたトゥルカナ湖

トゥルカナ湖は、アフリカ大陸を南北に縦断する巨大な谷グレート・リフト・バレー(大地溝帯)に位置し、南北に約250km、東西の幅は最大で約44kmにも及び、アフリカ大陸では4番目に大きい湖で、砂漠にある湖としては世界最大です。トゥルカナ湖の大部分はケニアに属し、北部の一部がエチオピアに属しています。荒凉とした景色の中に忽然と姿を現すトゥルカナ湖は美しく印象的。太陽の光の当たり具合によって湖面が吸い込まれるような深い緑色に見えることから、別名「翡翠の海」とも呼ばれています。湖の周辺は、暑く乾燥した半砂漠気候のため、トゥルカナ湖は貴重な水場となっており、渡り鳥の飛来地として機能している他、ワニやカバ、ヘビなどの生息地にもなっています。特にトゥルカナ湖に浮かぶ島々はワニの重要な繁殖地となっており、その個体数は約12,000頭にものぼります。さらに湖周辺の約100ヶ所にも及ぶスポットから化石人類や動植物の化石が数多く発見されています。

トゥルカナ湖の東岸にあるシビロイ山周辺はシビロイ国立公園、湖の中央にある島はセントラル・アイランド国立公園、湖の南部にある島はサウス・アイランド国立公園としてそれぞれ管理されており、この3つの国立公園が「トゥルカナ湖国立公園群」としてユネスコの世界遺産に登録されています。

このようにユニークな生態系を育み、貴重な化石が多く発掘されているトゥルカナ湖ですが、過酷な自然環境と交通の不便さから訪れる観光客は少なく、今でも荒野の原風景が残る秘境の地となっています。

人類の祖先の化石が多数発掘されているコービ・フォラ
トゥルカナ湖畔に佇むコービ・フォラ博物館

トゥルカナ湖のあるグレート・リフト・バレー周辺地域は、化石人類が多く発見されており、「人類生誕の地」として注目を集めています。これは、この地域が火山活動による堆積物が多く化石が残りやすい地質のためとされています。

トゥルカナ湖東岸のシビロイ国立公園は、化石人類の発掘場所と生態系を保護するために1773年に設立されました。湖岸近くのコービ・フォラ(Koobi Fora)では、1969年に発掘調査が始まり、パラントロプス・ボイセイの化石の発見を皮切りに、アウストラロピテクス・アナメンシス、ホモ・ハビリス/ホモ・ルドルフェンシス、ホモ・エレクトス、ホモ・サピエンスなどの異なる時代の化石人骨が数多く発見されています。さらに、絶滅した哺乳類や軟体動物、古代の石の道具などの遺跡も多数発見されており、人類や生物の進化の歴史を紐解く上で重要な研究スポットとなっています。湖岸からは、およそ700万年前に湖畔を覆っていた杉林の化石も発見されており、この発見は湿度のある森林草原から乾燥した砂漠へと気候の変化が起きたことを示しています。コービ・フォラ博物館では、これらの発掘品の一部や発掘に関する資料の展示を見ることができます。

ユニークな生態系を育むシビロイ国立公園
トゥルカナ湖に生息するペリカン

シビロイ国立公園は、トゥルカナ湖東岸のシビロイ山を中心に1570平方kmのエリアに広がっており、トゥルカナ湖国立公園群の大部分を占めています。公園内は、乾燥して荒凉とした大地が広がっており、ケニアの他の国立公園に比べると見られる野生生物は少なく限られてしまいますが、湖周辺に生息するワニやカバ、ヘビの他にもグラントガゼルやシマウマ、クードゥー、ベイサ・オリックスなどの草食動物が見られます。ライオンやヒョウ、ハイエナなどの肉食動物も生息していますが、それらが見られるのはごく稀です。

トゥルカナ湖周辺は、350種類以上の野鳥が生息する野鳥の楽園でもあります。ソマリアダチョウ、チュウノガン、キタベニハチクイ、ソマリハチクイ、チャバラサケイ、キツネチョウゲンボウなど、このエリア一帯を生息地とする珍しい鳥は、バードウォッチング愛好家のハイライトにもなっています。さらに、3月から5月は渡り鳥のシーズン。トゥルカナ湖の上空を渡り鳥の大群が羽ばたく様子は圧巻です。

シビロイ国立公園周辺では、湖の名前の由来となったトゥルカナ族をはじめ、ガブラ族やダサナハ族などの先住民族の人々が昔ながらの伝統生活を営んでおり、地元の村を訪問するツアーでは、彼らの伝統文化に触れたり、生活様式を垣間見ることができます。

野生生物の楽園トゥルカナ湖の島々
3つのクレーター湖があるセントラル・アイランド

トゥルカナ湖の中央付近にあるセントラル・アイランドは、硫黄の煙や蒸気を噴出する3つの活火山からなるわずか5平方kmの小さな島です。島内には、クロコダイル湖、フラミンゴ湖、ティラピア湖の3つのクレーター湖があり、4月から5月のワニの繁殖シーズンには、クレーター湖畔にワニが多く集まります。この時期は、地中深くに埋められた卵から赤ちゃんワニが孵化し、卵が軋む音があちこちから聞こえます。また、クレーター湖は、フラミンゴをはじめ、多く野鳥の餌場や繁殖地にもなっています。

トゥルカナ湖南部に浮かぶサウス・アイランドは、島全体が火山灰に覆われています。ここは、古くから先住民の間で幽霊や悪霊に関する多くの言い伝えが残っているミステリアスな島。セントラル・アイランド同様に渡り鳥の中継地としてはもちろん、ゴリアテサギやオレンジ色のクチバシが印象的なアフリカハサミアジサシなどの繁殖地、さらにクロスキハシコウやアヒル、カモメなどの餌場にもなっています。また、ワニやカバ、コウモリも生息しています。これら2つの島には、キャンプサイトがあり、秘境感溢れるワイルドな体験をすることができます。

ベストシーズン

トゥルカナ湖周辺は、暑く乾燥した地域で、場所によってはほとんど降雨のないところもあります。12月~3月が最も暑く、6月~7月が比較的涼しい時期です。5月~9月は朝夕に強い風が吹きます。観光は1年を通して楽しめますが、サファリは、動物の動きが活発になる乾季の7月~10月がオススメです。昼夜の寒暖差があるので、温度調節しやすい服装をオススメします。


  • 現地
  • ナイロビ
  • モンバサ
  • キスム
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:2.7616, 36.7171
  • 住所:C77, Loiyangalani, Kenya
首都
ナイロビ
面積
580,367 (km2)
人口
4,803万人 2018年
言語
スワヒリ語、英語、その他60以上の民族語
公用語
スワヒリ語、英語
通貨名
ケニア・シリング 補助通貨はセント(1KES=100セント) ※本サイトではKESと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Safaricom、Airtel、Telkom Kenyaなど
最寄り空港からのアクセス方法

ロイヤンガラニ空港から各スポットへは四輪駆動車で移動。


サウス・アイランド、セントラル・アイランドはロイヤンガラニや西岸のカラコル(Kalokol)などからボートをチャーター。


最寄り空港詳細

  • ロイヤンガラニ空港 (LOY)

近隣の見所スポット