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スウェーデン

ラポニアン・エリア

(Laponian Area)

概要

スウェーデン北部の北極圏に位置するラポニアン・エリアは、伝統的な遊牧生活を営むサーミ人(ラップ人)の故郷です。総面積940,000ヘクタールにも及ぶ広大な森林や氷河地形と伝統文化が評価され、1996年にユネスコの世界遺産に登録されました。ラポニアン・エリアでは、サーミの伝統文化に触れるとともに、氷河によって形成された雄大な大自然、白夜やオーロラ現象を堪能することができます。


参考サイト:laponia.nu


見所ポイント

サーミ人の故郷ラポニアン・エリア
ヨックモックのウインターマーケット

世界遺産に登録されたラポニアン・エリアは、スウェーデン北部ラップランド地方の古くから先住民族サーミ人が暮らしてきた自然が多く残る山岳地帯が対象になっており、イェリヴァーレ、ヨックモック、アリエプローグの3つのコミューン(市)にまたがっています。サーミ人の伝統的な文化や習慣が残されている点と多様な動植物相が見られる手付かずの自然の両側面が評価され、文化と自然の複合遺産となっています。
サーミ人は、伝統的に季節に応じてトナカイの群れを移動させながら遊牧生活を営んでいましたが、時代や環境の変化に伴い、現在ではほとんどのサーミ人が定住生活をするようになりました。かつてはソリを使用していた移動も現在はスノーモービルやオートバイなどの普及により、その伝統的な生活は失われつつあります。
サーミ人は、言語や音楽、民族衣装などの独自の文化や習慣を持っていて、それらは代々受け継がれています。サーミ人のコルトと呼ばれる華やかな民族衣装は、地域によってデザインや配色が異なり、コルトを見れば、出身地がわかると言われています。トナカイの皮や角、スズを使ったサーミの伝統手工芸品も有名です。近年では、サーミの伝統技術と現代的なデザインを取り入れたブーツやバッグ、アクセサリー、洋服などがファッションシーンで注目を集めています。サーミの文化的首都となっているヨックモックには、サーミ博物館やサーミの手工芸品のギャラリーやショップがたくさんあります。毎年2月に開催されるウインターマーケットは、世界中から多くの観光客が集まる北極圏最大級の市場で、伝統衣装に身を包んだサーミの人々やサーミの文化に触れることができます。

大自然を堪能できる広大な国立公園
最も手付かずの自然が残るサーレク国立公園

940,000ヘクタールに及ぶ広大なエリアの内95%は、ムッドゥス国立公園、パジェランタ国立公園、サーレク国立公園、ストーラ・ショーファレット国立公園の4つの国立公園とシャウンニャ自然保護区、ストゥッバ自然保護区の2つの国立自然保護区で占められていて、湿地帯、森林、山岳地帯、氷河によって形成された渓谷、湖や川、滝などダイナミックな自然景観が広がっています。冬には、最低気温が-40℃を下回る極寒の地ですが、夜空を神秘的に彩る自然現象オーロラを見ることができます。ラポニアン・エリアの観光は、北部はイェリヴァーレ、南部はヨックモックを起点にバスでアクセスすることができます。
ストーラ・ショーファレット国立公園内には、2014年に新しく完成したラポニアン・ビジターセンターがあります。周囲は、湖と森、山々の大自然に囲まれています。ラポニアン・エリアの自然や文化、歴史に関する展示がある他、定期的にサーミの伝統文化に触れられるプログラムも開催されています。ビジターセンターから1kmほどの場所には、このエリアで唯一の宿泊施設ストーラ・ショーファレット・マウンテンセンターがあります。この辺りは、スウェーデンで最も美しいと言われるハイキングトレイル「クングスレーデン(王様の遊歩道)」の通過点でもあります。夏は、ハイキングやサイクリング、カヌー、カヤック、釣りなどアウトドア・アクティビティを楽しめ、冬は、スキーやスノーボード、アイスクライミング、スノーモービルなどのウインター・スポーツとオーロラ観測が人気です。町の人工的な明かりが全くないため、満点の星空やオーロラ鑑賞に適しています。

ラポニアン・エリアの玄関口イェリヴァーレ
ビジターセンターがあるイェリヴァーレ駅

ラポニアン・エリア北部の玄関口となるのがイェリヴァーレ。イェリヴァーレは、小さな町ですが、鉄鉱石の採掘で栄えた町で、現在も重要な産業となっています。イェリヴァーレ市街地からほど近い場所にある標高823mのドゥンドレット山は、スキー場とオーロラ観測地として知られています。山頂にはホテルがあり、冬は、昼間にスキーやスノーボードを楽しみ、夜はオーロラ観測をすることができます。夏は、白夜の沈まない太陽を眺められます。
イェリヴァーレは、スウェーデン公認のサンタクロースが住む町としても知られており、サンタクロースに会いに行くことができます。さらにサンタクロースの世界大会「サンタ・ウインター・ゲームズ」の開催地としても有名。サンタ・ウインター・ゲームズは、世界一のサンタクロースを競う大会で、トナカイのそりレースやプレゼント袋の遠投などの競技が行われ、多くの観光客が集まる人気のイベントです。

時代に翻弄されてきたサーミ人
伝統衣装を着たサーミ人とテント

サーミ人は、何千年も前から、スカンジナビア半島北部に住み、狩猟や漁をして、多民族と交易を行いながら生活をしてきました。しかし、16世紀頃から鉱山の強制労働や入植者により土地を奪われるなど不当な扱いを受けるようになり、その後も長い間北欧諸国に翻弄され続けてきました。差別や弾圧は近代まで続き、1970年代までサーミ人は下等な民族として断種の対象として扱われました。1977年にスウェーデン政府により先住民族として公式に認められ、再びサーミとしてのアイデンティティが確立されるようになりました。
サーミ人が暮らすラップランドは、スカンジナビア半島北部からコラ半島の広範囲に渡る地域で元々国境はありませんでした。しかし、現在はノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ロシアの4か国に属しており、サーミ人もそれぞれの国民として生活しています。

ベストシーズン

観光のベストシーズンは、最も天候が安定して過ごしやすい夏の6月~8月上旬です。この時期は、木々や花々が咲き誇り美しい自然景観や太陽が沈まない白夜を体験することができます。オーロラを観測するなら9月~4月頃がオススメで、特に、9月頃は紅葉とオーロラを同時に楽しむことが出来ます。ラポニアン・エリアは、山岳地帯で夏も気温は低く、冬は極寒となるので、防寒対策は万全に。


  • 現地
  • ストックホルム
  • ヨーテボリ
  • エステルスンド
  • キルナ
天気予取得中...
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天気予取得中...
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  • 緯度・経度:67.4794, 18.3530
  • 住所:Gällivare NV, Sweden
首都
ストックホルム
面積
450,295 (km2)
人口
1000万人 2016年
言語
スウェーデン語
公用語
スウェーデン語
通貨名
スウェーデン・クローナ ※本サイトではSEKと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Telia、Tele2、Telenor、Three
最寄り空港からのアクセス方法

【イェリヴァーレ空港からイェリヴァーレ市内】
<タクシー>
所要時間:約15分


最寄り空港詳細

  • イェリヴァーレ空港 (GEV)
  • キルナ空港 (KRN)

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