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ケニア

マリンディ

(Malindi)

概要

マリンディは、ケニアの南東に位置するインド洋に面したビーチリゾートです。かつては中国の鄭和やヴァスコ・ダ・ガマの艦隊も寄港した東アフリカ有数の交易拠点として繁栄し、ケニアで最も古い歴史ある港町の一つでもあります。イスラムとポルトガルの面影が残るマリンディには、交易の歴史を物語る史跡が点在しています。また、マリンディの南部には美しいサンゴ礁が広がるマリンディ海洋国立公園があり、シュノーケリングやダイビングのメッカとなっています。


見所ポイント

インド洋交易で栄えたマリンディの歴史
海岸沿いに立つヴァスコ・ダ・ガマ・ピラー

マリンディは、古くからインド洋交易でアラブ人やペルシャ人、インド人などの商人との国際的な交流の中でアフリカ土着の文化と外来文化が融合して築かれたスワヒリ文化の中心都市として発展してきました。1414年には中国の探検家鄭和の艦隊が寄港し、この時マリンディは、中国の永楽帝にキリンを寄贈したことが記録に残されています。続く1498年にはポルトガルの探検家バスコ・ダ・ガマの艦隊が寄港しました。ヴァスコ・ダ・ガマの到着以降、マリンディはポルトガルの東アフリカの交易拠点となり、象牙やココナッツ、キビ、オレンジなどの輸出で繁栄しましたが、1593年にポルトガルの拠点がモンバサに移されると、次第に衰退していきました。19世紀後半にはザンジバルのスルタンの支配下となり、奴隷貿易の中心地として機能しましたが、その後のイギリス統治下で奴隷貿易は廃止され、産業は再び停滞しました。しかし、第2次世界大戦後にリゾート開発が行われ、現在はヨーロッパをはじめ世界中から多くのリゾート客が訪れるケニアの海岸リゾートの中心地となっています。

ヴァスコ・ダ・ガマ・ピラーとポルトガル礼拝堂
東アフリカ最古のポルトガル礼拝堂

マリンディの海岸沿いには、1498年にヴァスコ・ダ・ガマがマリンディに到達した際に航路標識として建てたヴァスコ・ダ・ガマ・ピラーが残っています。ヴァスコ・ダ・ガマは、マリンディでインドへの航海のためにガイドを雇い、無事インド西岸の町カリカット(現在のコーリコード)に到達し、インド航路の開拓者として歴史に名を残しました。現在ヴァスコ・ダ・ガマ・ピラーは、観光スポットとなっており、海岸の景色を一望できるビュースポットにもなっています。

ヴァスコ・ダ・ガマ・ピラーからほど近くのシルバーサンド通り沿いにあるポルトガル礼拝堂(フランシスコ・ザビエル礼拝堂)は、1498年に創設された東アフリカで最も古い教会の一つです。5m四方の小さな礼拝堂の白壁はサンゴの岩と砂で造られており、草葺きの屋根の上には十字架が掲げられています。ポルトガルの宣教師フランシスコ・ザビエルは、1542年にここに立ち寄り、航海中に亡くなった2人の船員を埋葬した言われています。また、イギリス植民地時代にも埋葬地として利用され、礼拝堂の周辺はそれらの墓地が残っています。現在は、ケニア国立博物館によって史跡として管理されていますが、キリスト教の巡礼地にもなっており、国内外から巡礼者や観光客が訪れています。

白砂のビーチとサンゴ礁に囲まれたマリンディ海洋国立公園
透明度の高い海が広がるマリンディ海洋国立公園

マリンディの南部には、美しいサンゴ礁や白砂のビーチ、マングローブ、海草、干潟などの豊かな自然が広がるマリンディ海洋国立公園があります。ここは、1968年に設立されたケニア初の海洋保護区で、海洋生物や野鳥の楽園となっていて、近隣のワタム海洋公園とともにウミガメの営巣地としても知られています。マリンディ海洋国立公園内には、600種類以上の魚と145種類のサンゴをはじめ、様々な海洋生物が生息しており、海水の透明度と水質ともに良好でケニア随一のシュノーケリングやダイビング・スポットとして人気があります。また、ここでは舟底がガラスでできたグラスボートに乗って水中を眺めることもできます。このほか、沖釣りやウィンドサーフィン、カイトサーフィンなどのマリンアクティビティを楽しんだり、美しい浜辺の景色を眺めながら、のんびりビーチ散策やビーチピクニックを楽しむのもオススメです。

奇岩の渓谷ヘルズ・キッチン
ヘルズ・キッチンのカラフルな奇岩群

マリンディから北東に約30kmの場所にある小さな村マラファには、通称ヘルズ・キッチン(Hell’s Kitchen)と呼ばれる奇岩が連なる砂岩の渓谷マラファ・ディプレッション(Marafa Depression)があり、マリンディから日帰りの観光スポットとして親しまれています。ヘルズ・キッチンは、雨や風、洪水などの浸食により砂岩が削られて形成されたもの。岩は白やピンク、オレンジ、茶色などの美しいグラデーションの層を成しており、太陽の光の当たり具合によっても見え方は異なり、自然の造形美を堪能することができます。特に夕日に照らされて赤く燃えるようなヘルズ・キッチンは印象的。この場所には、かつてこの地に暮らしていたある裕福な家族の伝説が残されています。この裕福な家族は、多くの牛を所有しており、貴重な牛乳を惜しげもなく入浴に使用していました。この行き過ぎだ行為に怒った神は、この家族を家ごと洗い流したと言います。ヘルズ・キッチンの白と赤の岩は、この時に飛び散った家族の牛乳と血を表しており、過度な生活を送る人々に対する戒めであると信じられています。

謎に包まれたゲティ遺跡
森の中にひっそり佇むゲティ遺跡

マリンディから南西に15kmほどの場所には、森の中にひっそりと佇むゲディ遺跡(Gedi Ruins)があります。考古学調査によると、ここは13世紀頃に建設された都市で、15世紀~16世紀にかけて最盛期を迎え、17世紀半ばまでに放棄されたものと考えられています。周囲を壁に囲まれた要塞都市で、宮殿やモスク、住居、井戸、墓地などの構造物が現在も残っています。柱状の墓は、中世のスワヒリの集落の建築様式の特徴で、墓からはアラビア語が刻まれた碑文が発見されています。また、遺跡からはヴェネチアンビーズ、中国の陶磁器や硬貨をはじめ、アラブ諸国やインド、インドシナ半島などの交易品も発掘されており、地中海から東南アジアにかけて広く交易を行なっていたことがわかっています。ゲティは、高度な文明都市が築かれていたにも関わらず、文献はほとんど残っておらずケニアのミステリアスな遺跡の一つとなっています。

ベストシーズン

マリンディは一年を通して温暖な気候ですが、ベストシーズンは、乾季の7月~10月と1月~2月です。4月~5月は大雨季、11月~12月は小雨季となります。最も気温が高くなるのは12月末~3月頃で平均最高気温32度前後、最も涼しいのは7月~8月で平均最高気温27度前後となります。


  • 現地
  • ナイロビ
  • モンバサ
  • キスム
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:-3.2198, 40.1219
  • 住所:Mijikenda, Casuarina Rd, Malindi, Kenya
首都
ナイロビ
面積
580,367 (km2)
人口
4,803万人 2018年
言語
スワヒリ語、英語、その他60以上の民族語
公用語
スワヒリ語、英語
通貨名
ケニア・シリング 補助通貨はセント(1KES=100セント) ※本サイトではKESと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Safaricom、Airtel、Telkom Kenyaなど
最寄り空港からのアクセス方法

【マリンディ国際空港から市内】
車で約15分


最寄り空港詳細

  • マリンディ国際空港 (MYD)