横断検索型の旅行提案サービスTavitt

  • お問い合わせ
マダガスカル

マロジェジ国立公園

(Marojejy National Park)

概要

マロジェジ国立公園は、マダガスカル北東部のマロジェジ山地を含む555平方kmに及ぶ国立公園です。低地の熱帯雨林から標高2,132mの山頂まで起伏に富んだ地形で、熱帯林や雲霧林、低木林など標高ごとに異なる植生が見られます。そして、11種類のキツネザル、118種類以上の鳥類、148種類の爬虫類と両生類をはじめとした様々な生物の重要な生息地となっています。2007年には、その生物多様性が認められ、「アツィナナナの雨林」の一部としてユネスコの世界遺産に登録されました。


見所ポイント

生物多様性に富んだマロジェジ国立公園
植物が生い茂るマロジェジの熱帯雨林

標高2,000mを超える山々が連なるマロジェジは、かつては厳正自然保護区で一般人には開放されておらず、研究者など一部の人しか立ち入ることができませんでしたが、1998年にマロジェジ国立公園となってから観光客にも一般開放されるようになりました。そのため、マダガスカルで最も手付かずの自然が残る地域の一つとなっています。マロジェジ国立公園は、標高75mから2,132mまで高低差のある起伏に富んだ地形で、低地の熱帯雨林のジャングル、山岳林、山頂付近の低木地帯など公園内の実に90%は多様な森林に覆われています。標高によって幅広い植生が見られるのも大きな特徴で、固有種も含め、275種類のシダや35種のヤシなど、その数はおよそ2000種類にも及びます。そして、マロジェジの森の中には、絶滅危惧種のシルキーシファカをはじめとした11種のキツネザルや118種類以上の鳥類、148種類の爬虫類と両生類などユニークな生き物の宝庫でもあります。こうした動植物の多くがこの地域の固有種です。

2007年にマダガスカル東部の他の5つの国立公園と共に「アツィナナナの雨林」としてユネスコの世界遺産に登録されましたが、高値で取引される木々の違法伐採などにより森林破壊が深刻化し、2010年には「アツィナナナの雨林」は危機遺産リストに登録されました。

マロジェジ国立公園周辺の固有種シルキーシファカ
シルキーシファカの親子

マダガスカルの観光のハイライトの一つとなっているのが、マダガスカル固有のキツネザルの数々。ここマロジェジ国立公園にも11種類のキツネザルが生息していますが、特に有名なのがシルキーシファカです。シルキーシファカは、その名の通りシルクのように白くてなめらかな長い毛に覆われています。飼育下には全く存在せず、現在の生息数は1000頭未満と推測されており、絶滅危惧種にも指定されています。マダガスカル東部の熱帯雨林にのみ生息する固有種ですが、その大半はマロジェジ国立公園とアニャナハリベサッド特別保護区に生息しています。

青く大きなくちばしが特徴のヘルメットモズは、マロジェジ国立公園のシンボル的な野鳥とみなされています。マロジェジ国立公園に生息する149種類の爬虫類と両生類は、マダガスカルの保護地域の中では最も多様性があり、その内16種類はマロジェジの固有種です。この他、マロジェジ国立公園の無脊椎動物などの生物は、まだ知られていないことも多く、固有種や絶滅危惧種の新種も科学探検で発見されていて、その生物多様性は生物学者のみならず自然愛好家も惹きつけています。

マロジェジ国立公園へのアクセス
マナンテニナのビジターセンター

マロジェジ国立公園を訪れる際は、東海岸沿いの町サンバヴァ(Sambava)から西に約60kmのマナンテニナ(Manantenina)のビジターセンターもしくは、さらに約40km先のアンダパ(Andapa)にある国立公園事務所が拠点となります。これらの場所では、国立公園の情報や入場券を入手できる他、ガイドやポーターを手配できます。

マナンテニナからマロジェジ山頂までのトレイルは一つですが、途中に3つのキャンプサイトがあり、難易度や興味、日程に応じてコースを選ぶことができます。キャンプサイトには、ベッドを備えたキャビンや屋根付きの食事スペースもあります。マロジェジ国立公園は、低地のジャングルから山岳林まで、比較的短い距離でハイキングを楽しめる貴重なスポットで、固有種も含め多様な動植物はもちろん、小川や滝、切り立った崖など美しく印象的な風景も魅力の一つです。

マロジェジ国立公園でハイキングをするなら、自然や野生動物の観察を満喫するためにも最低でも2日は欲しいところ。山頂付近は険しい道のりとなるので、登頂を目指すなら、4~5日で日程を組むのがオススメです。

変化に富んだ自然を満喫できるハイキング
シンポナキャンプからの眺め

マンテラトレックは、マナンテニナから標高450m地点にあるマンテラキャンプまで約4時間の道のりです。低標高に位置するこのトレイルは、背の高い木々とヤシやシダ、着生植物などで構成された常緑樹林です。強風から保護されて雨量も多いため高温多湿で、キツネザルや野鳥、爬虫類や両生類などの野生生物の観察に適しています。マンテラキャンプの近くには、美しい滝もあります。

マンテラキャンプから標高775mに位置するマロジェジアキャンプまでは、ハイキングで約2時間。このトレイルは、シンポナトレックと呼ばれています。シンポナとは、シルキーシファカのマダガスカル語の呼び名で、マロジェジアキャンプ周辺はシルキーシファカの観察に適しています。ただし、シルキーシファカの観察を目的に行く場合は、シルキーシファカ専門のガイドを雇うことをオススメします。マロジェジアキャンプ付近は、低地と山地の熱帯雨林の移行点に位置し、変化に富んだ植生と岩肌が剥き出しになった山頂付近の雄大な景観を望めます。

マロジェジサミットトレックは、マロジェジアキャンプから標高1,250mのシンポナキャンプまで続きます。シンポナキャンプは、山頂アタックのベースとなるキャンプ地です。1,800m以上になると冷涼で強風、降雨量も少ないより厳しい環境となるので、大きな木は育たず、岩がちの地面を低木が覆う山地スクラブとなります。ミニチュアのシダや竹、蘭などが見られ、現在はマダガスカルで唯一残る山岳スクラブとされています。山頂までのトレッキングは、荒野で険しい道のりとなりますが、山頂からの眺めは壮観です。

ベストシーズン

マロジェジ国立公園は、1年を通して雨が多く湿度の高い地域です。観光のベストシーズンは、比較的雨の少ない4月~5月と9月~12月です。1月~3月はサイクロンのシーズンでアクセスできなくなる場合もあるので避けた方がよいでしょう。


  • 現地
  • アンタナナリボ
  • モロンダバ
  • ノシ・べ
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:-14.4711, 49.7344
  • 住所:Sambava, Madagascar
首都
アンタナナリボ
面積
587,041 (km2)
人口
2,689万人 2019年
言語
マダガスカル語、フランス語
公用語
マダガスカル語、フランス語
通貨名
マダガスカル・アリアリ ※本サイトではMGAと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Airtel、Telma Mobile、Orangeなど
最寄り空港からのアクセス方法

【サンバヴァ空港からマロジェジ国立公園】
マナンテニナ・ビジターセンターまで車で1.5~2時間


最寄り空港詳細

  • サンバヴァ空港 (SVB)

近隣の見所スポット