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チュニジア

ハビーブ・ブルギバ廟

(Mausoleum of Habib Bourguiba)

概要

ハビーブ・ブルギバ廟は、モナスティール生まれでチュニジア初代大統領のハビーブ・ブルギバとその親族を祀る霊廟です。金やグリーンのカラフルなドームとその両脇にそびえる大理石のミナレットが印象的な壮麗な建造物で、内部のホールの中央には美しい彫刻装飾が施された故ブルギバ大統領の石棺が安置されています。霊廟内には、この他にもブルギバ大統領の親族の墓所や彼の私物や写真を展示した小さな展示室があります。霊廟前には参道が整備され、その前の広場は、休日には多くの人々で賑わっています。


見所ポイント

豪華なハビーブ・ブルギバ廟
ブルギバ大統領が眠る霊廟

チュニジア中部に位置する港町モナスティールは、チュニジア独立の父で初代大統領を務めたハビーブ・ブルギハの生まれ故郷でもあります。モナスティール港を見下ろす広大な墓地の中にハビーブ・ブルギバ廟があります。そしてその前には、全長約200m、幅約30mの石畳みの参道が敷かれており、参道の手前の広場は、地元の人々や観光客の憩いの場となっています。参道とブルギバ廟の間は、美しい装飾が施された金属製の門により隔てられています。ハビーブ・ブルギハ廟は、ブルギバ大統領が存命中の1963年に現代的なアラブ・イスラム様式で建設されました。黄金に輝く大きなドームが印象的な壮麗な霊廟の両脇には、高さ25mの真っ白に輝く大理石の2つのミナレットがそびえており、ミナレットの上部には金色のドームで飾られています。門の手前からは、建物全体が眺められ、記念撮影をする多くの観光客で賑わっています。夜になると建物はライトアップされ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気に包まれます。

霊廟内へは、正面の門を右手に進んで行くと裏手に参拝者用の入口があります。内部を見学する際は、露出の高い服装は避けましょう。

ブルギバ大統領が眠る霊廟
ブルギバ大統領の石棺

霊廟の正面中央の黄金のドームのある建物が、2000年4月6日に96歳で生涯を閉じたブルギバ大統領の棺が収められているメインホールとなっています。チーク材に金色の彫刻装飾が施された正面の扉には、アラビア語で「最高の戦士、近代チュニジアの建国者、女性の解放者」とブルギバ大統領の功績を称える碑文が刻まれています。内部は、八角形の大理石のホールとなっており、その中央にブルギバ大統領の石棺がしめやかに安置されています。真っ白の石棺には全面に優美な彫刻装飾が施されており、真上には、金字のアラビア語で「ハビーブ・ブルギバ」と名前が刻まれています。ホールを囲うように1階と2階部分に回廊があり、2階の回廊から棺やホール全体を見渡すことができます。棺の真上を見上げると、地中海を思わせる鮮やかなブルーのドーム天井が広がっており、豪華なクリスタルのシャンデリアが吊るされています。カラフルなガラスがはめ込まれた天窓から自然光が差し込むとホール内部はカラフルな光に照らされて神秘的な雰囲気に包まれます。

ブルギバ大統領を偲ぶ展示室と親族の霊廟
ブルギバ大統領の私物や写真が並ぶ展示室

ブルギバ大統領の棺があるホールの隣には、ブルギバ大統領の私物が収められている小さな展示室があります。大統領官邸で使用していた机や本棚からペンやパスポート、IDカード、衣装、メガネ、勲章、胸像などが飾られていて、IDカードの登録番号が1番となっているのも印象的です。壁面には、ブルギバ大統領の顔写真や国内外の要人との会談や会見の場面を捉えた写真が飾られており、ブルギバ大統領の功績を偲んでいます。

また、別のホールにはブルギバ大統領の最初の妻マティルド・ロレンをはじめ、両親や兄弟などブルギバ大統領の親族が眠る墓所があります。親族の墓所は、床にスラブ(石板)があり、壁面に碑文が掲げられているだけで、ブルギバ大統領の霊廟と比べると非常にシンプルなものとなっています。

優美な回廊が巡らされた中庭
カラフルな装飾が施された回廊

ハビーブ・ブルギバ廟の敷地内には建物と建物を結ぶようにアーチの回廊が張り巡らされていて、回廊に囲まれた美しい中庭も見どころの一つとなっています。回廊を飾るグリーンの屋根瓦とブルーを基調としたカラフルなタイル装飾が太陽の光を受けてキラキラと輝き、青空によく映えるフォトジェニックな空間が広がっています。まるでアラブの宮殿にでもいるような優雅な雰囲気が漂い、ここが墓所であるということを忘れてしまいそうになるほどです。ハビーブ・ブルギバ廟は、まさに現代版タージ・マハルとも言える壮麗な墓所で、彼が絶大な権力者であったことは想像に難くありません。

チュニジアの建国の父ハビーブ・ブルギバとは
ミナレットが印象的なブルギバ・モスク

ハビーブ・ブルギバは、1903年にモナスティールの中産階級の家庭に生まれ、青年時代にはフランスに留学し、ソルボンヌ大学で法律と政治を学びました。その後、北アフリカのフランス植民地解放運動を推進し、逮捕と亡命を繰り返しながら、国外からチュニジアの独立運動を指導し、1956年についにチュニジアを独立に導きました。翌年には、国王を廃止し、自らが初代大統領に就任し、教育や社会開発などで近代化を目指しながら、離婚を合法化したり一夫多妻制を廃止するなど女性の地位向上も務め、30年もの長期政権を維持しました。国民からは独立の父と称されて絶大な支持を得ていた一方で、独裁者としての一面もあり、その賛否は分かれていたと言います。いずれにしてもチュニジアのほとんどの都市にはハビーブ・ブルギバ通りと言う彼の名前を冠したメインストリートがあり、その影響力の高さがうかがい知れます。

ブルギバ大統領の生まれ故郷であるモナスティールには、ハビーブ・ブルギバ廟の他にも同時期に建てられたブルギバ・モスクがあります。ブルギバ・モスクもブルギバ大統領に敬意を表して建てられたもので、チュニスのメディナにあるハモウダ ・パシャ・モスクをモデルにした伝統的な建築様式が踏襲されています。町の至るところから見ることができる高さ41mの八角形のミナレットが印象的で、内部には1,000人を収容できる礼拝堂を備えています。

ベストシーズン

地中海に面したモナスティールは、夏は乾燥して暑く、冬は比較的温暖な気候です。観光は1年を通して楽しめますが、ビーチリゾートは7月~8月がベストシーズンです。ただし真夏は日差しが強く、日射病に注意が必要です。日向を歩く場合はこまめな水分補給や休憩とサングラスや帽子、日焼け止めは必須です。町歩きは、爽やかな気候の春から初夏にかけての4月~6月がオススメです。


  • 現地
  • チュニス
  • ケルアン
  • タタウィン
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:35.7780, 10.8283
  • 住所:Rue Mesjed Essira, Monastir, Tunisia
首都
チュニス
面積
163,610 (km2)
人口
1,166万人 2018年
言語
アラビア語、フランス語
公用語
アラビア語
通貨名
チュニジア・ディナール 補助通貨はミリーム ※本サイトではTNDと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Ooredoo、Tunisie Telecom、Orange、Lycamobile
最寄り空港からのアクセス方法

【チュニス・カルタゴ国際空港からチュニス市内】
<タクシー>
所要時間:(市内中心部)10~20分
目安料金:5TND前後


<路線バス>
大通り沿いのバス停から35番又は635番に乗車。終点チュニス・マリン駅まで運行
所要時間:20~30分
料金:0.500TND


【チュニスからスース】
<バスもしくはルアージュ>
南バスステーションからナブール行きのバスもしくはミニバンタイプのシェアタクシー、ルアージュ(Louage)に乗車
所要時間:約2~2.5時間
参考サイト(バス):sntri.com.tn


<電車(SNCFT)>
チュニス中央駅からスース行きに乗車。
所要時間:約2.5時間
参考サイト:sncft.com.tn


※スースからモナスティールへはルアージュで約30分もしくはSousse Bab Jdid駅からメトロで約30分→駅からブルギバ廟まで徒歩約15分


最寄り空港詳細

  • チュニス・カルタゴ国際空港 (TUN)