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モロッコ

エッサウィラのメディナ(旧名モガドール)

(Medina of Essaouira (formerly Mogador))

概要

エッサウィラは、マラケシュからに西に約180km、大西洋沿岸に位置する都市です。エッサウィラの旧市街(メディナ)は、1765年にアラウィー朝のスルタン、ムハンマド3世により国際的な貿易拠点として築かれました。設計を手掛けたのはフランス人の軍事建築家テオドール・コルニュ。イスラムの伝統的な街並みに近代ヨーロッパの軍事建築の様式が融合した美しい街並みは、18世紀後半の要塞都市の優れた例証として、2001年に旧市街全体がユネスコの世界遺産に登録されました。


見所ポイント

世界遺産の港町エッサウィラ
白い建物が立ち並ぶエッサウィラの旧市街

大航海時代の16世紀初頭、ポルトガルは北アフリカの交易の拠点の一つとしてエッサウィラに要塞を築きましたが、先住民のベルベル人の抵抗に遭い、わずか4年ほどで撤退しました。現在のエッサウィラの旧市街が形成されたのは、18世紀後半のこと。アラウィー朝のスルタン、ムハンマド3世は、国際交易の拠点としてマラケシュに最も近いこの地に港を設立しました。設計を手掛けたのはフランス人建築家テオドール・コルニュ。近代的なヨーロッパの要塞建築の原則に従って都市計画された町は、イスラムの伝統建築と見事に調和し、異国情緒溢れる美しい景観を作り出しました。その後エッサウィラは、様々な民族や宗教が共存し、18世紀末から19世紀にかけてアフリカとヨーロッパを結ぶ重要な交易都市として大きく発展しました。

そんなエッサウィラの繁栄に大きく貢献したのが貿易業に従事していたユダヤ人。最盛期には、エッサウィラの人口の40%はユダヤ人が占めていましたが、第2次世界大戦後のイスラエル建国や時代の流れと共にエッサウィラに住んでいた多くのユダヤ人は国外へ移住したため、現在ではエッサウィラに暮らすユダヤ人はほとんど残っていません。旧市街の北側には、かつて多くのユダヤ人が暮らしていた旧ユダヤ人街(メラー)があり、今でもシナゴーグやユダヤ人墓地があります。

芸術家に愛されるエッサウィラの魅力
店頭にカラフルな陶器が並ぶショップ

イスラムの伝統的な街並みとヨーロッパの建築様式が融合したエッサウィラは、そのエキゾチックな景観と独特な雰囲気から多くの芸術家に愛され、町にはアートギャラリーやブティック、伝統工芸品のショップなどが点在し、芸術の町として知られています。また、モロッコ有数のリゾートの町としても人気があり、ヨーロッパをはじめ世界中からの多くの旅行者が訪れています。

エッサウィラの旧市街は、混沌とした雰囲気のフェズやマラケシュの旧市街に比べると治安がよく、オシャレなカフェやレストランも多く、落ち着いた雰囲気が漂っています。通りを歩いていても強引な客引きに遭うこともなく、リラックスして町歩きを楽しめるのもエッサウィラの魅力です。青空によく映える白い建物が立ち並び、青く塗られたドアや窓枠がアクセントとなっています。店頭にさりげなく飾られたカラフルな商品ディスプレイもフォトジェニックで歩いているだけでもワクワクしてきます。町そのものがアートな雰囲気に包まれており、多くの旅人がエッサウィラに魅了されるのもうなずけるはず。

毎年6月末には、4日間に渡りグナワ・ワールド・ミュージック・フェスティバルが開催されています。この祭典ではグナワ音楽(北アフリカの伝統的な音楽)のミュージシャンだけでなくジャズやロックなど様々なジャンルのミュージシャンが出演し、期間中には世界中から50万人以上の観客が集まる一大イベントとなっています。

漁業が盛んなエッサウィラで新鮮なシーフードを食べてみよう
様々なシーフードが並ぶ魚市場

エッサウィラのスークでは、フルーツや野菜、魚、肉、オリーブ、スパイスなど豊富な食材が手頃な価格で手に入ります。購入した食材を持っていけばそれらを調理してくれるレストランやカフェがあるのも嬉しいところ。古くから漁業が盛んで、新鮮なシーフードも有名です。港に行けば、カラフルなボートが数多く停泊している印象的な景観が見られ、港の前で開かれる魚市場には、その日に水揚げされたばかりの新鮮で種類豊富な海の幸が並びます。市場は、地元の人や観光客で賑わい、さらにおこぼれにあずかろうとカモメやネコたちもたくさん集まってきます。港には購入したシーフードをグリルしてもらえるお店もあるので、その場で味わうことも。焼き上がったシーフードにレモンを絞って一口食べてみると、美味しさのあまり思わず笑みが溢れてしまいます。シンプルな調理法だけに新鮮な素材そのものの美味しさをダイレクトに感じられるのです。魚介のエキスたっぷりのシーフードのタジン鍋もエッサウィラの名物で、一度は試しておきたいところ。エッサウィラを訪れた際は、ぜひ新鮮なシーフード料理を味わってみて下さいね。

城壁の上から眺める壮大な景色
海に面して大砲がずらりと並ぶ城壁の上

エッサウィラの旧市街は、周囲を堅牢な城壁に囲まれた要塞都市となっています。海側の城壁の一部や稜堡(見張り台)には上ることができ、現在は展望スポットとして親しまれています。壁面には、かつて外敵から町を守るために設置された砲眼があり、現在も古い大砲がずらりと並んでいます。そして反対側に振り返ると、白い建物が立ち並ぶ美しい旧市街の街並みを見渡せます。町歩きに疲れたらここに来て、潮風を頬に感じながら、どこまでも広がる大西洋や頭上を舞うカモメをのんびり眺めて過ごすのもオススメです。また、夕方には水平線に沈む美しいサンセットが見られ、1日の締めくくりにゆったりとした時間を過ごすこともできます。

モロッコの観光地と言えば、エネルギッシュなフェズやマラケシュ、雄大なサハラ砂漠などが有名でもちろんそれらの場所も魅力的なのですが、日程に余裕があればぜひエッサウィラも訪れてみて下さい。地中海沿岸の町を彷彿とさせる青い空と海によく映える白い街並み、穏やかな気候とフレンドリーな人々、絶品のシーフード料理など数えれば切りがありませんが、モロッコの新たな魅力発見することができるでしょう。

ベストシーズン

モロッコには四季がありますが、沿岸部、山間部、砂漠と変化にとんだ地形で、地域毎に気候が異なります。大西洋に面したエッサウィラは、年間を通じて温暖で過ごしやすい気候です。一年を通して観光を楽しめますが、ベストシーズンは、6月~9月頃です。夏でも内陸部ほど暑くならず、乾燥して過ごしやすいです。ただし、日差しが強いので、サングラスや帽子、日焼け止めなどの日除け対策は必須です。


  • 現地
  • ラバト
  • フェズ
  • メルズーガ
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:31.5136, -9.7689
  • 住所:4 Rue Qadi Ayad, Essaouira, Morocco
首都
ラバト
面積
446,550 (km2)
人口
3,522万人 2018年
言語
アラビア語、ベルベル語、フランス語
公用語
アラビア語、ベルベル語
通貨名
モロッコ・ディルハム 補助通貨はサンチーム ※本サイトではMADと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Maroc Telecom、Orange、inwiなど
最寄り空港からのアクセス方法

【マラケシュ・メナラ空港から市内】
<タクシー>
所要時間:約15分
目安料金:70MAD~


<空港シャトルバス>
ALSA社のバス(19番)がジャマ・エル・フナ広場まで運行
所要時間:約30分
料金:30MAD


参考サイト:alsa.ma


【マラケシュからエッサウィラ】
SupuraTours社やCTM社などのバスがエッサウィラまで運行


所要時間:約3時間


(2019年12月現在)


最寄り空港詳細

  • マラケシュ・メナラ空港 (RAK)