アルコバサのサンタ・マリア修道院は、1153年に初代ポルトガル王アフォンソ1世によって建築されたものです。当時、キリスト教社会でシトー派の影響力が高まっており、王にはこの地をシトー派に贈ることで地位を向上させる狙いがありました。シトー派の主義は質素と簡潔、そのため教会自体も簡素な造りとなっています。食堂には小さな扉があるのですが、これは修道士が扉を通れない場合太り過ぎだと判断され、食事を制限されたそうです。訪れた際には試してみましょう。悲恋物語の主役であるペドロとイネスの棺は入り口を入って正面奥に安置されています。ペドロの棺の下を支える獣の顔は、イネスを殺した家臣のもの。繊細な彫刻を施されたこの二人の棺も必見です。
開館時間:(4月-9月)9:00-19:00 (10-3月)9:00-18:00 ※入場は閉館30分前まで
料金:6EUR(毎月第1日曜日は無料)
ツアー・アクティビティ名 | 所要時間 | 詳細 |
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聖地ファティマ&世界遺産バターリャ、アルコバサ<英語混載ツアー/終日/リスボン発> | 1日 |
ポルトガル観光のベストシーズンは、6-9月。乾期であり、晴れる日が多く、乾燥しているため朝晩は涼しく過ごしやすい気候です。ただし夏場は日中の日差しが強いため、帽子やサングラスで紫外線対策が必須です。また、夏季は欧州を中心として観光客が増える為、ホテルなどの料金は高め。それ以外の季節は天候が不安定であり、特に冬は雨期にあたり、雨が降る日も多くなるため、傘のほかに手袋やレインコートを持参することをおすすめします。9-11月は観光客が少なく、また晴天時は爽やかで温暖です。そのため、人の多い時期を避けるのであれば秋がおすすめですが、11月になると雨が多くなるため9-10月が狙い目です。
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【リスボン空港からセッテ・リオス(Sete Rios)駅】
731番バスでセッテ・リオス(Sete Rios)下車(所要時間:約20分)
【セッテ・リオス・バスターミナルからアルコバサ】
Rede社のバスで1.5時間~2時間
料金:11EUR~
バスターミナルからコンバンテス通りを西に直進→修道院の西側にある広場が修道院の入口(徒歩約10分)