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ケニア

ケニア山国立公園/自然林

(Mount Kenya National Park/Natural Forest)

概要

標高5,199mのケニア山は、アフリカ大陸でタンザニアのキリマンジャロに次ぐ2番目の高さを誇るケニアの最高峰です。赤道直下に位置しているにもかかわらず山頂部は氷河が残り、中腹から山頂にかけてアフリカの特徴的な高山植物、中腹には森林地帯、麓にはサバンナが広がる極めて印象的な景観と独特の生態系を育んでおり、絶滅危惧種のクロサイやアフリカゾウなどの野生動物が生息しています。標高3,350m以上のエリアは国立公園に指定されており、1997年には「ケニア山国立公園 / 自然林」としてユネスコの世界遺産に登録され、さらに2013年には北部のレワ野生生物保護区などが拡大登録されました。


<ケニア山国立公園>
料金:(大人)52USD(子供)26USD
公式サイト:kws.go.ke


見所ポイント

ユニークな生態系を持つケニアの最高峰ケニア山
朝日を浴びたケニア山の山頂からの眺め

ケニア山という名は、ケニアに入植したヨーロッパ人により名付けられたもの。元々はこの地に暮らしてきた原住民の人々の間では山頂は神の聖域と信じられ、「神の山」という意味のキリニャガもしくはケレニャガと呼ばれてきました。

山頂部の氷河地形と山麓の森林地帯からなるケニア山は、その印象的な景観美はもちろん、アフリカの高山植物や野生生物の生息地として独特の生態系を育んでいます。標高の低いエリアは、高地原生林が自生する森林地帯が広がり、3,000m以上ではアフリカ特有の高山植物が見られる山岳荒野、さらに4,000m以上になると岩石や地衣類、氷河湖、そして山頂付近には氷河や万年雪が残り、多様な植生と地形を楽しむことができます。ジャイアントロベリアやジャイアントセネシオなどは、その名の通り巨大化した植物で、高山植物は小さくなるという植物学の定義を覆す非常に珍しい高山植物です。これらの高山植物の中にはケニア山の固有種も数種類存在し、赤道直下に位置するケニア山の厳しい自然環境に耐えるために適応したものです。

また、研究者の観察結果によると、近年の地球の温暖化によりケニア山の氷河は急速に溶け、年に数mずつ後退を続けており、高山植物も徐々に高い場所へ生息範囲を広げていることが明らかになっており、今後の環境変化を知る上でも重要な場所となっています。

ケニア山で登山に挑戦
巨大な高山植物が群生するナロモルルートの登山道

ケニア山は、およそ300万年前の火山活動が活発だった時には6,500mまで隆起していました。しかし、その後火山活動が停止し、氷河期に堆積した氷河の浸食により山頂部分が削られ、現在見られるような氷河地形となりました。山頂部分には、氷河の後退によりできたU字型の谷を取り囲むようにバティアン、ネリオン、レナナ、トンプソンなどの峰があります。

標高4,985mの第3のレナナ峰は、体力は要しますが、健脚なトレッカーであれば通常の登山で登頂することができます。しかし、最高峰のバティアン峰(5,199m)と第2のネリオン峰は、垂直のロッククライミングとなり、高度なロッククライミングの技術と装備が必要となります。レナナ峰への登山は、主に西のナロモルルート、北西のシリモンルート、東のチョゴリアルートの3つのルートがあり、体力や高度順応を考慮して2泊3日から4泊5日程度で日程を組むのが一般的です。登山の途中には、高山植物だけでなく、高地に順応したハイラックスやダイカー、ヒョウなどの野生動物の姿が見られることもあります。

ケニア山では、赤道直下のユニークな動植物相や野鳥の観察を目的とした日帰りのハイキングコースもあり、本格的な登山だけでなく、より気軽にハイキングを楽しむこともできます。ケニア山国立公園内は、ガイド同伴が義務付けらており、観光客はツアーで訪れるのが一般的です。

ケニア山の自然を満喫できる宿泊施設
フェアモント・マウントケニア・サファリクラブの眺め

ケニア山周辺では、大自然を満喫できる様々な趣向を凝らした宿泊施設が点在しています。「フェアモント・マウント・ケニア・サファリクラブ」は、ケニア山の西側の麓に位置し、大自然の中で優雅に休暇を過ごせる5つ星の高級宿泊施設です。1950年代を彷彿とさせるコロニアル様式の趣のある建物の周りには手入れの行き届いた広大な庭園が広がり、ケニア山と周辺の美しい景色を眺めながらリラックスしたひと時を過ごせます。ゴルフや乗馬、ハイキングなどのアウトドア・アクティビティを楽しんだり、野生動物の孤児院を訪れて動物と触れ合うこともできます。ケニア山の南西の麓の深い森の中にある「セレナ・マウンテン・ロッジ」は、ロッジの前にある水場にやってくるゾウやバッファローなどの野生動物の群れを客室の窓や専用のバルコニーからじっくり観察できるユニークな宿泊施設。好奇心旺盛なサルたちがバルコニーに遊びにくることも。晴れていれば正面にケニア山の山頂も望めます。

希少な野生動物が生息するレワ野生生物保護区
絶滅危惧種のグレビーシマウマ

ケニア山の北部に位置するンガレンダレ森林保護区やレワ野生生物保護区は、世界遺産「ケニア山国立公園/自然林」の生物の多様性を補強するエリアとして2013年に追加登録されました。このエリアは、アフリカゾウの乾季の貴重な餌場となっており、アフリカゾウの伝統的な移動ルートも含まれています。ンガレンダレ森林保護区とケニア山の間には全長12kmに及ぶゾウの回廊が敷かれています。これは、ゾウや他の野生動物がケニア山の高地と北側の乾燥したサバンナを安全に行き来できようにするために作られました。ゾウの移動ルートの途中には幹線道路や農場があるため、幹線道路の下に道が作られていたり、ゾウが農場の作物を荒らさないように一部地域では電子柵が設置されています。

レワ野生生物保護区は、絶滅危惧種のクロサイやシロサイ、グレビーシマウマ、ゾウ、ライオン、アミメキリンなどの野生動物の安全な生息地として機能しており、現在は順調にそれらの野生動物の個体数が増えています。ここでは、サファリカーでのゲームドライブのほか、地元のガイドとともに歩きながら自然や動物を観察するブッシュウォーク、乗馬などを楽しむことができます。また、ンガレンダレ森林保護区は、ゾウやサイの他、サルや野鳥、昆虫の生息地にもなっており、泉や滝、急流といった豊かな清流も見られます。森の中には、木々の間を縫うように約500mのキャノピー・ウォークウェイ(吊り橋)が整備されており、樹上の高さから野生生物や自然を観察することができます。

ベストシーズン

ケニア山国立公園は、1年を通して観光ができます。サファリのベストシーズンは、動物の動きが活発になる乾季の7月~10月で、1年で最も観光客も多いシーズンでもあります。3月~6月は大雨季、11月~12月は小雨季です。雨季は、緑が美しく、野生動物の出産シーズンを迎えます。標高によって天候や気温は大きく異なり、特に4,000mを超えると悪天候となる可能性が高く、登山を予定している場合は、万全の防寒装備が必要です。


  • 現地
  • ナイロビ
  • モンバサ
  • キスム
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:-0.1511, 37.3187
  • 住所:Unnamed Road, Kenya
首都
ナイロビ
面積
580,367 (km2)
人口
4,803万人 2018年
言語
スワヒリ語、英語、その他60以上の民族語
公用語
スワヒリ語、英語
通貨名
ケニア・シリング 補助通貨はセント(1KES=100セント) ※本サイトではKESと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Safaricom、Airtel、Telkom Kenyaなど
最寄り空港からのアクセス方法

【ジョモ·ケニヤッタ国際空港からケニア山国立公園】
車で4時間前後


最寄り空港詳細

  • ジョモ・ケニヤッタ国際空港 (NBO)