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ラトビア

リガの歴史と海運博物館

(Museum of the History of Riga and Navigation)

概要

リガの歴史と海運博物館は、リガ大聖堂の南側に併設されている、かつての修道院を利用しており、ラトビアで最も古い公立博物館です。その起源は1773年まで遡り、リガ市に寄贈されたリガの医師ニコラス・フォン・ヒムゼンのプライベートコレクションを展示するために設立したのが始まりです。博物館内は、16の展示ホールに分かれており、船の模型、調度品や家具、銀製品、衣装、装飾品、武器、交易品など幅広い展示を見ることでき、ハンザ同盟都市として交易で発展してきたリガやラトビアの歴史を時代毎に辿ることができます。


営業時間:(5月-9月)10:00-17:00(10月-4月)11:00-17:00
休業日:(10月-4月)月曜、火曜
料金:(一般)5EUR(学生・年金受給者)3EUR(子ども)1EUR
公式サイト:rigamuz.lv
(2019年8月現在)


見所ポイント

豊富なコレクションが並ぶリガの歴史と海運博物館
様々な時代の船模型が並ぶ海運の歴史の展示室

リガの歴史と海運博物館は、テーマ毎に16の展示室に分かれており、リガの歴史とラトビアの海運の歴史の他、リガの巨匠により制作された貴重なシルバーコレクションや1999年に博物館に寄贈されたマルタ・アルベリンガのユニークなコレクションを展示しています。この博物館では、500,000点を超える歴史的な資料や作品を所蔵しており、常設展だけでなく企画展も随時行われています。

リガの歴史に関する展示では、主に13世紀以前の古代のリガ、リガの町が創設された13世紀から16世紀のリヴォニア時代、16世紀後半から18世紀初頭のポーランド・リトアニア時代とスウェーデン時代、19世紀以降のロシア時代、第1次世界大戦後から第2次世界大戦までのラトビア独立時代に分けて、時代順にリガの町の発展に関する歴史の展示が行われています。

海運の歴史のコーナーでは、船のパーツや設備機器、造船に使用された道具、航海計器、海図、海軍学校の教科書や証明書、船員の私物、制服、写真などの現物が展示されており、ラトビアの何世紀にも渡る造船や船上での船員の生活を伝えています。また、マスト1本の帆船から現代的なモーター式の船まで各時代の船模型も豊富にあり、船舶の発展の過程を模型を通して知ることができます。

多くの展示品は、ラトビア語のみの説明ですが、年代の数字や展示品を見ているだけでも各時代の背景を推測したり、視覚的に楽しむことができます。

リガの伝説に残る巨人のクリストファー像
16世紀に制作されたオリジナルのクリストファー像

13世紀以前の古代の展示では、リガ近郊から発掘された石器時代や青銅器時代、鉄器時代の日用品や武器、装飾品などを見ることができます。古代の港から引き上げられた13世紀頃の貴重な木造船の遺跡も見られます。リガの町が創設された13世紀から16世紀のリヴォニア時代の展示では、主にハンザ同盟に関する資料やギルドの工芸品が多く見られます。中でも16世紀に制作された木製の巨人のクリストファー像は見どころの一つ。クリストファーはリガの町の誕生に関わる人物として語り継がれています。伝説によると、かつてダウガヴァ川ほとりの洞窟には、心優しい巨人が住んでおり、人々を対岸へ運ぶ手助けをしていました。ある日、一人の小さな男の子に対岸まで運んで欲しいと頼まれ、巨人は対岸へ男の子を運んでいたところ、男の子は徐々に重くなり、かろうじて対岸まで男の子を運ぶことができました。川を渡り終えた後、男の子はキリストと名乗り、巨人が感じた重みは世界の罪を背負っていたのだと説明しました。その後、キリストは巨人に洗礼を施し、クリストファーという名を授けました。クリストファーは洞窟に戻ると黄金を発見し、その後リガの町の建設に使用したと言われています。この伝説を表すようにクリストファーの肩の上には子供が乗せられています。現在、リガ城近くのダウガヴァ川のほとりには、このクリストファー像のレプリカが置かれています。

華やかな円柱ホール
博物館内で最も華やかな円柱ホール

戦略的要衝に位置していたリガは、中世以降、何世紀にも渡り、バルト海の覇権を巡る周辺の大国に支配されてきました。1582年にリヴォニアが崩壊した後、ポーランド・リトアニア、スウェーデンと支配が続き、17世紀にはバルト海の交易の中継地点として黄金期を迎えました。この16世紀後半から18世紀初頭のポーランド・リトアニアとスウェーデン時代の展示では、ギルドの道具や印刷物、ドラムを叩くスウェーデン兵の像、武器などを見ることができます。

この博物館で最も華やかな部屋が、18世紀に古典主義様式で建設された円柱ホール。このホールは、元々は図書館として造られたもので、現在は、17世紀中頃から19世紀の歴史に関する資料や絵画などの芸術品が展示されています。近代化が加速した19世紀後半から20世紀初頭の展示では、当時流行したアールヌーボー(ユーゲントシュティール)建築の写真や芸術品、20世紀初頭のレトロな生活用品など視覚的にもわかりやすい展示品が並んでいます。

中世の面影を残す回廊
初期ゴシックの傑作とされるリガ大聖堂の回廊

リガの歴史と海運博物館は、リガ大聖堂に併設された修道院だった建物を利用しており、北側にあるリガ大聖堂と中庭を囲むゴシック様式の回廊からなる複合施設です。リガ大聖堂は、13世紀にアルベルト司教率いる北方十字軍がリガを征服した際に建設が開始され、バルト諸国では最大規模の中世の教会建築かつ最も古い宗教建築の一つとされており、歴史的建造物が多く残るリガの旧市街の中でも重要な建築物です。16世紀の宗教改革までは、大聖堂と修道院の他にも、学校や聖職者たちが集まる集会所なども備えていました。

この複合施設の中央にある回廊は、13世紀に建設されたもので、初期ゴシック様式の傑作とされています。壁面や柱の漆喰が剥がれ落ち劣化は見られるものの、29の十字形のアーチがある壮麗なヴォールト天井は健在で、中世の面影が感じられます。

回廊には、ピョートル大帝の石膏像をはじめ、大砲や墓碑、リガの古い建物の装飾、その他発掘品などリガの歴史と海運博物館のコレクションの一部が並べられています。回廊の内側にある手入れされた中庭は、穏やかで静寂な空気が流れる居心地のよいスポットです。中庭に面した大聖堂の壁面には、アルベルト司教の彫刻が飾られています。中庭には、ベンチが設置されているので、観光の合間のちょっとした休憩に利用するのもオススメです。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
【プライベートツアー】ラトヴィアの首都 世界遺産リーガ半日観光<車+ガイド貸切/午前・午後/リーガ発>3時間

veltra.com

ベストシーズン

ラトビアには四季があり、観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい夏の6月~8月です。夏季は日照時間が長く、22時頃まで明るいので、観光に十分な時間をとることができます。ただし朝晩は気温が下がるので、長袖の羽織りものがあった方がよいでしょう。メキシコ湾流の影響で高緯度の割には温暖ですが、冬は日照時間が短く、寒い日が続きます。スキーやスケートなど冬ならではのウインタースポーツを楽しむなら、この時期もオススメです。


  • 現地
  • リガ
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:56.9485, 24.1044
  • 住所:Rīgas Doms, Centra rajons, Rīga, LV-1050, Latvia
首都
リガ
面積
64,589 (km2)
人口
193万人 2018年
言語
ラトビア語、ロシア語
公用語
ラトビア語
通貨名
ユーロ 補助通貨はセント ※本サイトではEURと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
LMT、Tele2、Bite
最寄り空港からのアクセス方法

【リガ国際空港からリガ市内】
<バス/ミニバス>
空港の外のバス停からバス22番もしくはミニバス(Express)322番、ミニバス241番が市内中心部まで運行
所要時間:(市内中心部)30~40分
料金:1.15EUR


※車内購入は2EUR


参考サイト:rigassatiksme.lv


<タクシー>
所要時間:(市内中心部)約20分
目安料金:15EUR前後


【リガ市内のアクセス】
リガ中央駅から徒歩20分


(2019年8月現在)


最寄り空港詳細

  • リガ国際空港 (RIX)