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タンザニア

国立博物館と文化会館(ダルエスサラーム)

(National Museum and House of Culture, Dar es Salaam )

概要

ダルエスサラームにある国立博物館と文化会館は、タンザニアの歴史と文化、考古学、生物学、現代アートなどの幅広い分野をカバーするコレクションを展示するタンザニア最大の博物館です。特に化石人骨のコレクションやロックアートといった人類の進化や歴史に関する展示が充実しています。別館の文化会館にはタンザニアの伝統家屋や工芸品などの展示が行われている他、手入れの行き届いた中庭にも屋外展示があります。


見所ポイント

タンザニアについて学べる国立博物館と文化会館
タンザニアの歴史に関するセクション

国立博物館と文化会館(タンザニア国立博物館)は、最新のハイテク技術を導入した近代的な博物館と比べるとコレクションの数も展示方法も物足りなさが感じられるかもしれませんが、タンザニアの歴史や文化、芸術についてコンパクトにまとまっており、タンザニアについて学ぶ導入の場所としては最適のスポットです。

タンザニアの歴史に関するセクションでは、写真や文献、絵画、模型などを用いて植民地化される前のアフリカの文明、ドイツとイギリスと植民地時代、タンガニーカ(現在のタンザニアの前身となる国)の独立運動と独立、独立後の政治や文化的発展など時代毎の象徴的な出来事を取り上げています。キルワやバガモヨ、タンガ 、ダルエスサラームなど古くから交易で発展した都市遺跡や町についてやタンザニアをはじめ東アフリカの歴史では避けて通れない悪名高いアラブ人の奴隷貿易についても知ることができます。さらにドイツとイギリスの植民地時代の様子やタンザニアとアフリカの平和と平等、安定を図るために尽力したタンザニア初代大統領のジュリウス・ニエレレについてなどタンザニアの現代史に関する展示へと続きます。

人類の発祥と進化の歴史に迫る
原始的な石器の展示

人類の進化の展示では、タンザニアで発見された先史時代の貴重な化石人骨や石器が時代順に展示されており、この博物館で最も興味深い展示の一つとなっています。中でも有名なのが、1959年に人類学者ルイス・リーキーとメリー・リーキー博士夫妻によりタンザニア北部のオルドバイ渓谷で発見された約175万年前のパラントロプス・ボイセイの完全な頭蓋骨の化石。発見当時はジンジャントロプス・ボイセイ(「東アフリカの猿人類」の意)と名付けられていました。歯の形状から最初はナッツを食べていたと考えられており「ナッツクラッカー・マン」の愛称が付けられましたが、最近の研究では草や葉を食べていたことが明らかになっています。180万年から160万年前の地層からは多くの原始的な石器(手斧)も発見されたことから、パラントロプス・ボイセイはすでに石器を使用していたことが示唆されています。オルドバイ渓谷からはその後もホモ・ハビリスやホモ・エレクトスなどの化石人骨が発見され、人類の進化の研究のおいて重要な場所の一つとして認識されるようになりました。

また、オルドバイ渓谷近くのラエトリで発見された約360万年前の人類の祖先であるアウストラロピテクス・アファレンシスの二足歩行の足跡の化石に関する展示も見どころの一つです。この他にも先史時代の動物の角や骨などの標本もあり、哺乳動物の進化の歴史についても知ることができます。これらの化石とともに当時の様子を描いたイメージ図もあり、太古の昔の地球や大型動物とともに暮らしていた私たちの祖先に想いを馳せることができます。

古代のロックアートとタンザニアの現代アート
博物館入口の彫刻作品

ロックアートのセクションでは、タンザニアを含めアフリカ大陸の様々な場所から発見されているロックアートの写真やそれぞれの特徴がまとめられています。ロックアートは、その名の通り、洞窟や崖などの岩壁に描かれた絵のことで、人類は何千年も遥か昔の先史時代から様々な技法で絵を描いてきました。これらのロックアートに描かれているのは、狩猟や儀式、動物、幾何学模様など様々で、当時の人々の生活環境や信仰、暮らしぶりを知る手がかりとなっています。先史時代に描かれた岩絵が、数千年の時を経て現在まで残っていることにはロマンすら感じさせられます。

現代アートギャラリーでは、タンザニアのポップアートのティンガティンガ絵画、タンザニアとモザンビークの国境付近に住むマコンデ族の伝統的な黒檀を使った彫刻(マコンデ彫刻)をはじめ、サム・ジョセフ・ニティーロやエリアス・ジェンゴなどタンザニアの著名な画家や現代アーティストの作品を鑑賞することができます。これらの作品は、タンザニアの動物や自然、文化、宗教、政治などの状況が色濃く反映された独自性の高いものが多く、作品を通して世相やアーティストの内面が垣間見られたり、タンザニアの現代のアートシーンも知ることができ、アート好きには非常に興味深い展示となっています。

別館(文化会館)と屋外展示
屋外に展示されたヴィンテージカー

国立博物館の本館と別館の文化会館(House of Culture)との間には、手入れの行き届いた中庭が広がっており、イベント会場としても利用されています。天気のいい日は、木陰のベンチに座って、都会の喧騒から離れてのんびり過ごすのもオススメです。屋外には、イギリスの植民地政府や初代大統領が利用していたロールスロイスなどのヴィンテージカーをはじめ、1998年に起きたアメリカ大使館爆破事件のメモリアルブース、伝統的な木造船やドイツ軍の大砲、ティラピアが泳ぐ水槽などの展示があります。別館の文化会館は、カラフルなタイル装飾や木製彫刻の施された美しい建物です。館内は、タンザニアの伝統家屋や工芸品などの展示が行われている他、コンサートや教育プログラムの会場としても利用されています。

また、本館内にはミュージアムショップが併設されているので、博物館鑑賞の後にタンザニアのお土産探しに立ち寄ってみるとよいでしょう。

ベストシーズン

ダルエスサラームは、一年を通して観光できますが、シュノーケリングやビーチを楽しむなら海の透明度が高くなる乾季の6月~10月がオススメです。3月~5月の大雨季は、激しい雨が降ることもあり、行動範囲が限られることがあります。


  • 現地
  • ドドマ
  • ダルエスサラーム
  • アルーシャ
  • ムワンザ
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:-6.8136, 39.2941
  • 住所:5 Shaaban Robert St, Dar es Salaam, Tanzania
首都
ドドマ
面積
947,300 (km2)
人口
5,468万人 2018年
言語
スワヒリ語、英語
公用語
スワヒリ語、英語
通貨名
タンザニア・シリング 補助通貨はセント(1=100セント) ※本サイトではTZSと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Vodacom、Airtel、Tigo、Halotelなど
最寄り空港からのアクセス方法

【ジュリウス・ニエレレ国際空港からのアクセス】
<タクシー>
所要時間:約25分


最寄り空港詳細

  • ジュリウス・ニエレレ国際空港 (DAR)