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フィンランド

ラウマ旧市街

(Old Rauma)

概要

フィンランドの西海岸に位置するラウマは、トゥルク、ポルヴォーに次いでフィンランドで3番目に古い町です。ユネスコの世界遺産に登録されているラウマ旧市街には、活気溢れるマーケット広場を中心にカラフルな木造家屋や旧市庁舎、石造りの聖十字教会、中世に築かれた石畳の小路などが残る昔ながらの素朴な街並みが広がっています。また、伝統工芸のボビン・レースやラウマ独自な方言を持つことでも知られています。


見所ポイント

カラフルな木造建築が建ち並ぶラウマ旧市街
パステルカラーの可愛らしい木造建築

ラウマは、スウェーデン支配下の1442年に町として認定され、フィンランドでは3番目に古い歴史を持っています。ラウマ旧市街は、木造建築の街としては北欧最大級を誇り、1991年にユネスコの世界遺産に登録されました。17世紀にラウマを襲った2度の大火で町は全焼し、現存する建物はほとんどが18世紀以降に再建されたもの。この時代の多くの建物がネオ・ルネサンス様式で建てられており、この様式は当時海運業でヨーロッパ諸国を巡っていた船乗りによりもたらされました。現存する約600軒の木造建築は、それぞれにデザインや配色が異なりますが、全体的に調和の取れた美しい景観を作り出しています。
旧市街の木造建築のほとんどは、現在も一般市民が暮らす私有の物件ですが、メイン通り沿いの建物は商業施設として利用されており、レース小物や雑貨、インテリアのショップ、アートギャラリー、カフェ、レストラン、博物館などが軒を連ねています。おとぎ話の世界に迷い込んだようなカラフルで可愛らしい街並みは、どこを切り取っても絵になり、歩いているだけでワクワクしてきます。

マレラ・ハウスとキルスティ・ハウス
船主の邸宅だったマレラ・ハウス

港町のラウマは、古くから海運業が盛んで、最盛期の19世紀にはフィンランド最大の船団を保有し、裕福な船主も多く暮らしていました。当時のラウマの人々の暮らしぶりは、現在博物館として一般公開されているマレラ・ハウスやキルスティ・ハウスで見ることができます。
マレラ(Marela)は、大船主のガブリエル・グランルンド一家が暮らしていた邸宅です。内部は、豪華な家具や調度品が置かれており、海運業で黄金時代を築いた19世紀後半の裕福な家庭の生活様式を知ることができます。
航海士の家だったキルスティ(Kirsti)は、ラウマ旧市街の典型的な家屋ですが、母屋が通りに面した造りは珍しく、中庭を囲むように敷地の奥に牛舎や倉庫などの建物が建っています。建物内部では、20世紀初頭のラウマの中産階級の人々の暮らしぶりを見ることができます。ボビン・レースで有名なラウマですが、キルスティに住む女性たちもレース編みの高い技術を持っていたことで知られていました。

600年の歴史を持つ聖十字教会
中世の面影を残す石造りの教会

聖十字教会は、ラウマが1442年に町として認定される以前にフランシスコ会修道院の教会として創設されました。現在の石造りの建物は、1520年に再建されたもの。1538年まではカトリック教会として機能していましたが、スウェーデンの宗教改革によりフランシスコ会が解散した後、聖十字教会はしばらく放棄されました。その後、1640年に福音ルーテル派の教会として利用されるようになり、現在もラウマの主教会としての役割を担っています。内部の天井に描かれた16世紀の鮮やかなフレスコ画は、ほぼ完全な状態で残っており、大きな見どころとなっています。塔の先が白く塗られた鐘楼は、19世紀に増築されたもので、かつては航海士のランドマークとして役立っていました。

マーケット広場とラウマ博物館
ラウマ博物館として利用されている旧町役場

旧市街の中心にあるマーケット広場では、新鮮な野菜や果物、花、パンなどを売る市場が開かれるほか、フリーマーケットや季節毎のイベント会場としても利用されており、地元の人々の交流の場となっています。広場を囲うようにカフェやショップが軒を連ね、天気のいい日にはテラス席で寛ぐ人々で賑わいます。
マーケット広場に面して建つ時計塔が印象的な建物は、もとは1772年に町役場として建てられた建物です。1902年以降は、ラウマ博物館として利用されており、ラウマの伝統工芸であるボビン・レースの道具やレース作品、歴史に関する展示を見ることができます。併設のミュージアムショップでは、レース雑貨をはじめ、地元のアーティストの作品や土産物などが販売されています。

ラウマの伝統工芸ボビン・レース
ボビン・レースの制作過程

ラウマの伝統工芸であるボビン・レースは、その質の高さから18世紀には高級レースとしてヨーロッパで有名となりました。当時ヨーロッパではレースの装飾を施したドレスが流行し、レースはラウマの人々の重要な収入源の一つでもありました。ラウマの女性は、子供の頃からレース編みを始め、技術を磨いていたと言われています。何十個ものボビンのレース糸を編んで作る繊細なレースの美しさは一見の価値があります。今でも旧市街にはレースショップがあり、レース雑貨は、ラウマのお土産としてもオススメです。
毎年7月下旬に開催されるレース・ウィークは、レース編みのスピードを競うイベントをはじめ、ボビン・レースやアートに関連した展示やワークショップ、マーケット、伝統料理、音楽やダンスなどを楽しめるプログラムが盛りだくさんのイベントです。レース・ウィークで特に賑わうのがブラックレースの夜。通りにはマーケットが並び、街の至るところが陽気な音楽が流れるダンスホールや野外コンサート会場となります。バーやカフェも夜遅くまで営業しており、多くの人々で盛り上がります。また、レース・ウィークの期間中は、毎晩市庁舎のタワーでラウマ吹奏楽団のトランペット奏者が奏でる美しいメロディーを聴くことができます。

ベストシーズン

観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい夏の6月~8月です。緯度が高いため夏季の日照時間が長く、観光に十分な時間をとることができます。夏でも朝晩は気温が下がるので、長袖の羽織りものがあった方がよいでしょう。メキシコ湾流の影響で高緯度の割には温暖ですが、冬は日照時間が短くなり、厳しい寒さとなるので防寒対策は万全に。


  • 現地
  • ヘルシンキ
  • ロヴァニエミ
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:61.1283, 21.5110
  • 住所:Isokirkkokatu 9, 26100 Rauma, Finland
首都
ヘルシンキ
面積
338,400 (km2)
人口
550万人 2017年
言語
フィンランド語、スウェーデン語
公用語
フィンランド語、スウェーデン語
通貨名
ユーロ 補助通貨はセント ※本サイトではEURと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Telia、Elisa、DNA
最寄り空港からのアクセス方法

【ヴァンター国際空港からヘルシンキ市内】
<電車>
I、Pの電車に乗車(ヘルシンキ中央駅まで)
所要時間:約30分
料金:5EUR


<空港バス(Finnair City Bus)>
ヘルシンキ中央駅まで
所要時間:約30分
料金:6.90EUR


参考サイト:pohjolanliikenne.fi


<路線バス>
415、615番バスがヘルシンキ中央駅、415番バスがハカニエミマーケットまで運行
所要時間:約45分
料金:5EUR
※車内購入は5.50EUR


参考サイト:hsl.fi


<タクシー>
所要時間:約30分
目安料金:40~45EUR


【ヘルシンキからラウマ】
<バス>
カンピ・バスステーション(カンピ・ショッピングセンター地下)からラウマ行きに乗車
所要時間:約4時間


参考サイト:matkahuolto.fi


(2018年9月現在)


最寄り空港詳細

  • ヘルシンキ・ヴァンター国際空港 (HEL)