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シンガポール

プラナカン博物館

(Peranakan Museum)

概要

プラナカン博物館は、豪華な調度品や衣装、工芸品、生活用品など充実した収蔵品を通してプラナカン独自の歴史や文化を紹介しています。建物は、1912年に建てられたコロニアル様式の中華系の学校を改装して利用しています。3階建ての館内は、結婚式、ファッション、食文化、宗教などのテーマに沿って分かりやすく展示されています。特にパステルカラーのカラフルなプラナカン陶器やビーズ刺繍は美しく、目を瞠るものがあります。


プラナカン博物館HP
営業時間:10:00-19:00※金曜は21:00まで
料金:(大人)10SGD(学生/60歳以上)6SGD(6歳以下)無料
※金曜日の19:00-21:00は半額
(2017年5月現在)


見所ポイント

プラナカンのルーツを探る博物館
プラナカン博物館の入口にあるモニュメント

人種のるつぼシンガポールの歴史を知る上で、欠かせないのがプラナカンの歴史。プラナカンとは、15世紀から20世紀にかけて東西貿易で繁栄したシンガポールやペナン、マラッカなどの海峡植民地に渡ってきた主に貿易に従事する移民男性と現地マレー人女性の間に生まれた子孫たちのことを指します。プラナカンは、中華系、インド系、ヨーロッパ系など様々な民族のルーツを持っていますが、プラナカン文化というと一般的には中華系プラナカンの文化のことを指すことがほとんどです。中華系プラナカンは、貿易で財を成した裕福な家庭が多く、父系(中国)の宗教や伝統を継承しつつ、母系(現地)の言語や生活習慣や西洋の文化を取り入れた独自の華やかな文化を築いてきました。中華とマレー料理が融合したプラナカン料理は、ニョニャ料理と呼ばれますが、これはプラナカンの男性は「ババ」、女性は「ニョニャ」と呼ばれ、料理は女性が作るものだったことに由来しています。
プラナカン博物館の建物は、もとは1912年に華人(福建人)のために建設された学校でした。1997年からはアジア文明博物館として利用されていましたが、2008年に現在のプラナカン博物館としてリニューアルオープンしました。コロニアル様式の3階建ての建物は、中央の吹き抜けのホールを囲うように各部屋が配置されています。1階の展示室には、多くのプラナカンの人物写真が展示されていて、中華系だけでなくインド系やジャワ系プラナカンの人々の写真もあります。またプラナカンの祖先の写真も展示されていて、多様性に富んだプラナカンのルーツを知ることが出来ます。
プラナカンの文化についてよリ詳しく知りたい場合は、館内のガイドツアー(無料)への参加がオススメです。日本語(火曜から金曜の10:30)のほか、英語(平日2回、週末4回)、中国語(毎日2回)で行われています。

華麗なるプラナカン一族の結婚式
ビーズ刺繍で作られた婚礼用のテーブルクロス

プラナカンは、様々なルーツを持つ人々ですが、プラナカン博物館では、主に中華系プラナカンの文化や伝統を紹介しています。2階は全てプラナカンの結婚式にまつわる展示となっています。まず目に飛び込んでくるのが、色鮮やかな花や鳥、蝶やトンボなどが描かれたビーズ刺繍のテーブルクロス。これは婚礼用の特別なテーブルクロスで、100万粒以上のビーズを使用して、すべて手作業で制作されたもの。光を反射してキラキラと煌めき、まさに職人技と言える芸術性の高さは必見です。
プラナカンの人々にとって結婚式は人生最大のイベントで、何と12日間にも渡って盛大に行われていました。プラナカン博物館では、婚礼用の品々を時系列で展示していて、プラナカン独自の結婚式の様子を伝えています。かつてのプラナカンの結婚は、恋愛結婚ではなく親同士の決めた相手と結婚し、結婚相手は結婚式の当日に初めて会うというのが一般的でした。結納で贈られる宝飾品や時計、食べ物などの様々な品物が展示されており、それら贈答品を入れる容器もまるで調度品のような豪華さです。中国様式や西洋様式が取り入れたオーダメイドで作られた婚礼家具や婚礼ベッド、儀式で使用される祭壇、ビーズ刺繍が施されたプラナカン独自の婚礼衣装やジュエリーの数々は、どれもため息が出るほど美しく贅を尽くしたものばかり。プラナカンの裕福な暮らしぶりと結婚式が彼らにとっていかに重要であったかが手に取るようにわかります。

プラナカンの生活とニョニャ文化
ニョニャ・ウェアが並ぶ食卓

3階は、プラナカン家庭の生活に関する展示がされたギャラリーです。プラナカン女性(ニョニャ)にとって最も重要とされていたのが、料理の腕前とビーズ刺繍です。プラナカンは、12歳頃から男女が別れて生活し、ニョニャは花嫁修業として料理やビーズ刺繍、礼儀作法を学び、外出も禁止されていました。家に来客があった際も、客間から家の奥にいる娘たちが見られないようにするための網戸が設置されていて、中からは網戸にある切り口から外側を覗き見ていたと言います。
キッチンを再現したギャラリーでは、スパイスを潰す道具や調理器具、保存容器、釜戸などをみることが出来ます。プラナカン家庭に伝わるニョニャ料理は、中華食材をマレー人家庭に伝わる香辛料を使ってアレンジした中華とマレーの融合料理で、手間のかかるニョニャ料理を作るため、ニョニャたちは一日の大半をキッチンで過ごしていました。出来上がった料理は、ニョニャ・ウェアと呼ばれるパステルカラーのカラフルな陶器に盛り付けられました。宴のテーブルを再現したコーナーでは、中国式の円卓ではなく西洋風の長方形のテーブルが置かれ、華やかなニョニャ・ウェアが並べられています。
プラナカンのファッションを展示したギャラリーでは、ニョニャの衣装である「サロン・ケバヤ」が展示されています。サロンはスカート、ケバヤはブラウスのことを指します。元はマレーシアやインドネシアなど東南アジア一帯の民族衣装ですが、西洋文化を取り入れたモチーフの刺繍やデザインが施され、プラナカンらしくアレンジされています。生活様式では、中国だけでなく現地の文化や西洋の文化が多く取り入れられていますが、宗教や伝統行事は、主に父系の中国の道教や仏教、祖先崇拝や民間信仰が融合したものが受け継がれています。宗教に関するギャラリーでは、祖先を祀る祭壇や葬儀に関する展示がされていて、プラナカンの宗教観を垣間見ることが出来ます。
美しい調度品やジュエリー、衣装などに囲まれた華やかな暮らしぶりの一方で、料理やビーズ刺繍、礼儀作法などに至るまで様々なことを身につけなければならなかったプラナカン女性たち。厳しい制約の中で美意識を常に持ちながら文化を継承してきたプラナカンのとしての誇りを展示品を通して感じられます。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
プラナカン博物館ガイドツアー1時間

peranakanmuseum.org.sg

【シンガポール終日観光ツアー】豊かな国際色を感じる!アジアン・チャンプルツアー1日

veltra.com

プラナカン文化体験ツアー☆ニョニャ料理試食付き<送迎/英語ガイド>4.5時間

veltra.com

ベストシーズン

シンガポールは、赤道直下にあるため、1年を通して平均最高気温31度前後、平均最低気温25度前後の四季の変化のない常夏の気候です。雨季と乾季に分かれていて、11月~3月頃までは降水量が多くなります。乾季は雨季に比べると降水量は減りますが、スコールは一年中降ります。雨が降った後は、多少涼しくなり過ごしやすくなります。観光のベストシーズンは、特になく一年を通して楽しめますが、日差しが強いので帽子やサングラス、日焼け止めは用意しておいた方がよいでしょう。また屋内は冷房が強く効いているので羽織ものが一枚あると便利です。


  • 現地
  • シンガポール
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:1.2944, 103.8490
  • 住所:39 Armenian St, Peranakan Museum, Singapore 179941
首都
シンガポール
面積
697 km2
人口
540万人 2013年9月
言語
英語、中国語、マレー語、タミール語
公用語
英語、国語はマレー語
通貨名
シンガポールドル、シンガポールセント ※本サイトではSGDと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
SingTel、StarHub、M1
最寄り空港からのアクセス方法

【シンガポール・チャンギ国際空港から市内】
<空港シャトルを利用>
空港から市内のホテルまで運行


所要時間:約30分
料金:9SGD


<MRTを利用>
空港駅からEast West Line(2駅先のタナメラ駅行き)に乗車→市内中心部へはタナメラ駅で乗換え


所要時間:30~60分
料金:2.30SGD~


<タクシーを利用>


所要時間:約30分
目安料金:20~30SGD


【市内からのアクセス】
・MRTシティ・ホール駅から徒歩約8分


最寄り空港詳細

  • シンガポール・チャンギ国際空港 (SIN)