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マダガスカル

ペリネ特別保護区

(Périnet (Analamazaotra) Special Reserve)

概要

ペリネ特別保護区は、マダガスカルの東部のアンダシベ・マンタディア国立公園の南側に位置する野生生物保護区です。緑豊かな熱帯雨林に覆われた敷地内には、マダガスカル固有のキツネザルをはじめ、爬虫類やカエル、蝶、昆虫、野鳥などが多く生息しています。マダガスカルの首都アンタナナリボから東に約145km、車で片道約3時間ほどの距離で、日帰りで訪れることができるアクセスの良さから、多くの旅行者が訪れるマダガスカルで最も人気の高い観光スポットの一つです。


見所ポイント

絶滅危惧種のキツネザルが生息するペリネ特別保護区
インドリが描かれた特別保護区の看板

アンダシベ・マンタディア国立公園の一部であるペリネ特別保護区は、絶滅危惧種のキツネザルを保護する目的で設立されました。キツネザルはマダガスカル島と周辺の島々にのみ生息する固有種です。ここは、首都アンタナナリボからもアクセスがよく、キツネザルの観察に最適なスポットです。ペリネ特別保護区の正式名称はアナラマザウチャ特別保護区ですが、一般的にはペリネの名前で親しまれています。

マダガスカルの森林に生息するキツネザルの個体数の減少は、焼畑農業による生息地の減少が主な原因となっています。マダガスカルの中部から東部は人口過多により、農村部の貧困層の多くは自給自足のために利用可能な森林地帯を占拠し焼畑農業を行っています。国立公園に指定されたエリアでも管理が行き届かない遠隔地では、焼畑が続けられており、生態系の保護と地元の人々の生活の維持を両立させることが重要な課題となっています。そうした背景がある中、ペリネ特別保護区では、絶滅危惧種の再導入プロジェクトで、近年生息地を失ったカンムリシファカとシロクロエリマキキツネザルの群れを再導入し、保護と繁殖に成功しています。

ガイドとともに巡るペリネ特別保護区
木の枝に佇むチャイロキツネザル

ペリネ特別保護区は、アンタナナリボから東海岸のトゥアマシナに向かう途中の国道沿いの村アンダシベが最寄りとなります。交通状況にもよりますが、通常はアンタナナリボから3時間前後で到着します。アンダシベには、宿泊施設が点在しており、日程に余裕があれば1泊して早朝に動きが活発なインドリの観察を楽しむのもよいでしょう。ペリネ特別保護区の敷地面積は約8.1平方kmとそれほど広くありませんが、すぐ北側には広大なアンダシベ・マンタディア国立公園の深い森林が広がっています。

チケット売場があるペリネ特別保護区のビジターセンターには、展示室があり、キツネザルやカメレオンなど野生生物に関するパネルが展示されているので、敷地内を散策する前に立ち寄っておくとよいでしょう。

保護区内は、ガイド同伴での見学となります。熟練のガイドは、野生動物を見つけ出す能力に長けており、素人ではなかなか見つけられない木の枝や葉に潜むヤモリやカエル、カメレオン、小さな昆虫なども優れた動体視力で次々と見つけ出してくれます。特に見たい種類のキツネザルやその他の生物がいる場合は、予めガイドに伝えておくことで見られる確率が上がります。

ペリネ特別保護区のアイドル「インドリ」
木の上で寛ぐインドリの群れ

白と黒の2色のふさふさの毛に覆われた愛嬌たっぷりのインドリは、マダガスカル東部の多雨林にのみ生息する固有種で、ペリネ特別保護区を訪れる多くの観光客のハイライトの一つにもなっています。インドリは、生息地の減少や狩猟により、現在絶滅具種に指定されています。現生のキツネザルの中ではカンムリシファカと並び最大の種で、体長60~70cm、大きい個体だと1m近いものもいます。キツネザルは個体間でのコミュニケーションや樹上でバランスをとるために使用される長い尻尾が特徴ですが、インドリの尻尾はわずか数cm程度と非常に短いのも特徴です。また、インドリは群れ同士でサイレンのような独特な高い声で鳴き合うことでも有名です。その鳴き声は数km先まで響き渡ると言われるほど大きく、森の中を歩いているとどこからともなくインドリの鳴き声が聞こえてくることでしょう。インドリは、高い木の上で生活し、地面に降りてくることはほとんどありませんが、運が良ければ、木の下の方までやってきたり、枝から枝へとダイナミックに飛び移る瞬間が見られることもあります。

カラフルな毛に覆われたカンムリシファカ
ぬいぐるみのようなカンムリシファカ

ペリネ特別保護区に再導入されたカンムリシファカもマダガスカル東部の多雨林にのみ生息する固有種で絶滅危惧種となっています。黒い顔の周りは冠のように白いふさふさの毛に覆われ、赤褐色の目が印象的。さらに体は黒や白、グレーの毛に覆われていて、腕と脚、尻尾の付け根は鮮やかな金色がかった毛に覆われたとってもカラフルなシファカです。その体の大きさとカラフルな毛に覆われた見た目から見つけた時にはすぐにカンムリシファカと見分けることができます。ふわふわとした毛に覆われているため、ぬぐるみのような可愛らしさがあり、思わず見入ってしまいます。

この他にもペリネ保護区内では、チャイロキツネザル、グッドマンネズミキツネザル、フサミミコビトキツネザル、イタチキツネザル、ハイイロジェントルキツネザル、アバヒ、シロクロエリマキキツネザル、アカハラキツネザル、アイアイなどが生息しており、1~2泊してじっくり時間をかけて探せば、10種類前後のキツネザルに出会えるチャンスがあります。

キツネザルだけじゃない!ペリネ特別保護区の見どころ
葉の上にひっそりと佇む青目のカエル

ペリネ特別保護区では、キツネザルの他にも独自の進化を遂げたマダガスカル固有のカメレオンやカエル、昆虫、蝶、樹木など興味深い動植物がたくさん観察でき、豊かな生態系が育まれていることがわかります。また、ジブッポウソウやアオジカッコウ、マダガスカルサンコウチョウをはじめとしたマダガスカル固有の100種類以上の野鳥もペリネ特別保護区や近隣のマンタディアの森林で観測されており、バードウォッチング愛好家にも人気があります。野鳥や蝶、蘭などの見ごろとなる9月~10月にかけては多くの観光客が訪れるので、この時期に訪れる場合は早めに予約しておくことをオススメします。

ベストシーズン

ペリネ特別保護区は、マダガスカルの東海岸の熱帯雨林に覆われた地域にあり、1年を通して高温多湿な気候です。観光のベストシーズンは、乾季の5月~9月頃です。11月~3月の雨季は、道路状況が悪くなり行動範囲が限られることがあります。


  • 現地
  • アンタナナリボ
  • モロンダバ
  • ノシ・べ
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:-18.9446, 48.4186
  • 住所:Lalan'Andasibe, Madagascar
首都
アンタナナリボ
面積
587,041 (km2)
人口
2,689万人 2019年
言語
マダガスカル語、フランス語
公用語
マダガスカル語、フランス語
通貨名
マダガスカル・アリアリ ※本サイトではMGAと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Airtel、Telma Mobile、Orangeなど
最寄り空港からのアクセス方法

【イヴァトゥ国際空港からアンタナナリボ】
<タクシー>
空港の到着ホールの外のタクシースタンドから乗車
所要時間:(市内中心部)約40分
料金:(交渉制)40,000~70,000MGA


<空港シャトルバス>
市内の目的地まで送迎
所要時間:(市内中心部)1時間前後~
料金:10,000MGA


<ミニバス>
空港の敷地外の通り沿いのバス停から市内方面行きのミニバスに乗車
所要時間:(市内中心部)1時間前後~
料金:500MGA


【アンタナナリボからペリネ特別保護区】
車で約3時間


最寄り空港詳細

  • イヴァトゥ国際空港 (TNR)