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タイ

ピマーイ歴史公園

(Phimai Historical Park)

概要

タイの東北部、ナコンラチャシマ県ピマーイ郡にはカンボジアを中心に栄えたクメール遺跡が点在しています。クメール遺跡と言えばカンボジアが本家、それも世界遺産として名高いアンコール・ワットがありますが、ピマーイ遺跡もなかなかの見ごたえがあります。タイに現存するクメール文化を今に伝える貴重な遺跡です。


営業時間:7:30-18:00
料金:100THB


見所ポイント

ピマ-イ歴史公園の歴史
ピマーイ遺跡の第二回廊と中央祠堂

タイの東北部、ナコンラチャシマ県ピマーイ郡にはクメール遺跡が点在していますが、その中でも特に重要なのがピマーイ歴史公園にある「ピマーイ遺跡」です。ヒンドゥー教寺院として12世紀頃に建設されたその姿はカンボジアのアンコール・ワットを彷彿とさせるものです。多くの建築物は11世紀から12世紀の間に建てられたと考えられていますが、建設の年代には諸説あります。一説にはアンコール・ワット完成以前に建てられ、そのモデルになったという説もあるほどです。ここではその高度な文化を築いていたクメール人の栄華に触れることができます。公園内の遺跡本堂の回廊の石碑文には、この地域がもともと「ヴィマヤの町」と呼ばれていたことが記されています。外壁は、南北1020m、東西580mに及びます。アンコール・ワットと同じ規模で、しかもアンコール遺跡からは北西260kmに位置しており、副首都的な役割だったとされています。当時のクメール帝国の強大な勢力圏を感じさせられます。この街は、北側と西側、そして南側の3方を川に囲まれています。また公園の外側、かつて古代都市であった広大な敷地には池や貯水池が点在しており、多くの人口を養うために利用されていたことを物語っています。

寺院の門が南を向いているのは・・・
南側第一回廊の入口前のナーガ橋

南の公園入り口の左手を見ると、寺院の回廊の外側に建物の遺跡が見えます。これは「プラッププラー」と呼ばれ、通称「金庫」とも呼ばれています。ここからは1968年の発掘の際に神仏像、装飾品、硬貨などの遺物が発見されており、現在ではこの建物の役割は、寺院で行われる王侯貴族の祭礼の控えの間であったと考えられています。遺跡の中心となる寺院は、2重の回廊に守られていて、遺跡公園に入るとすぐ外回廊の入り口となる門が見えます。南側その手前には門に至る橋があり幅4m、長さ約32m、盛り土でできた立派な橋で、守り神のナーガ(蛇神)が彫刻されていることからナーガ橋と呼ばれています。橋を渡ると門にたどり着きますが、門は東西南北に各々あり、南門が一番立派な造りになっています。これはクメール王朝の都であったアンコールの都が寺院から見て南に位置しており、アンコールに正面を向けて作られたためと考えられています。昔はこの門からクメール帝国の首都アンコールまで一直線に古道が通じていたことからも、ここがクメールの宗教的・行政的に重要な場所であったことがわかります。周辺にある他のクメール遺跡ではたいてい東を向いて作られることが多いため、南向きに作られているのはピマーイ遺跡の大きな特徴と言えます。

寺院内部の構造
広い中庭の沐浴池とその先の中央祠堂

門を入ると第一回廊には両側に大きな柱が並び、奥行きのある空間が広がります。正面の上にある彫刻、床の石畳など重厚な造りの一端を垣間見ることができます。第一回廊を抜けると沐浴に利用されていた4つの池を持つ広い中庭があります。そしてその真ん中にある渡り廊下を進むと、正面の第二回廊の内側に「中央祠堂」と呼ばれる典型的なクメール様式の聖殿がそびえています。かつてタイ政府が1936年にこの遺跡を保存することを決定した後、修復作業にはフランスの専門家チームも参加するなど高度な修復技術によって立派な聖殿が保存されています。保存状態は非常によく、屋根には花びらのような彫刻装飾、多くの仏像彫刻が何層にもわたって施されています。荘厳な建物、位置関係や遺跡を中心とした都市計画の形跡などから、この塔が当時の街の中心であったことを推測することができます。また、内側の壁の南側扉枠にはクメール語の碑文が残っており、製造した神仏像や都市建設の様子、当時の貴族や王様の名前が克明に刻まれていることからもここが文化の中心であったことがわかります。

遺跡の中心の「中央祠堂」とその周辺の構造物
ピマーイ遺跡の中央祀堂

第二回廊の内側に建つ中央祀堂はピマーイ遺跡において最も大きく重要な建築物です。目立つような白色砂岩が使われ、こちらも南面が正面になるように建てられています。中央祀堂の入り口に入る上部のまぐさ石には、さまざまな飾り文様が彫りこまれており、ラーマヤナ、仏教説話などをモチーフにしています。また南面にはナタラージャ(シヴァ神)が中央に彫られています。中央祀堂と隣になっている仏舎利室は最も重要な礼拝所とされています。本来仏像が置かれていた場所には、現在は観光客用のレプリカの仏像が置かれています。
正面から見て中央祀堂の左には「プラーン・ヒンデーン」と呼ばれる「赤石塔」があります。四方にバルコニーを持ち、全体的には朽ちかけていますが、入り口の扉枠に掲げられている砂岩のまぐさ石には、古代叙事詩マハーバーラタの英雄譚の一節が描かれています。また同じ基壇の上にバラモンの祠が建てられており、この建物でバラモン教の儀礼が行われていたと考えられます。正面右には「プラーン・プロマタット」と呼ばれるラテライト石製の塔があります。基壇はやはり正方形をしており、四方にバルコニーがあり、塔の中から二つの彫像が発見されています。男女一体ずつのこの彫像は神話に登場する王の名から「ブラフマダッタ王」(プロマタット)と呼び、もう一体の女性の像はピマーイ民話を元に「オーラピム姫」と呼んでいます。現在、この2体の彫像はピマーイの町外れにあるピマーイ国立博物館に展示されています。
ピマーイ国立博物館は、ピマーイ遺跡から東北へ300mほどの所にあります。ピマーイ国立博物館は、遺跡では近くで見られない彫刻なども見やすく展示してありますので、遺跡を訪れた際には合わせて訪れてみるとよいでしょう。

【ピマーイ国立博物館】
開館時間:9:00-16:00
休館日:月曜、火曜、祝日

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ベストシーズン

11月から2月の乾季は雨が少なく気温、湿度ともに高くなりすぎず観光に適したシーズンです。3月から雨季に入る5月頃までは気温が上がり、平均最高気温が36度を超えることもあり熱中症に注意が必要です。5月になるとモンスーンシーズンとなり10月まで雨の多い日が続きます。この時期は、雨の影響で日中の気温が下がり、夜も比較的過ごしやすい暑さになります。


  • 現地
  • バンコク
  • チェンマイ
  • プーケット
天気予取得中...
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天気予取得中...
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  • 緯度・経度:15.2213, 102.4940
  • 住所:Thanon Tha Songkran, Tambon Nai Mueang, Amphoe Phimai, Chang Wat Nakhon Ratchasima 30110, Thailand
首都
バンコク
面積
513,120km2
人口
6,855万人
言語
タイ語
公用語
タイ語
通貨名
バーツ、補助通貨サタン ※本サイトではTHBと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
AIS、Dtac、True Move
最寄り空港からのアクセス方法

【スワンナプーム空港からバンコク市内】
<エアポート・レール・リンク>
空港から終点パヤータイまで運行


所要時間:(パヤータイまで)26分
料金:45THB


<リムジンタクシー>
到着ロビーのカウンターで申込。
係員の案内に従いタクシーに乗車。


所要時間:40~60分
料金:950THB~ ※行き先により異なる


<メータータクシー>
ターミナル1Fのタクシー乗り場から乗車


所要時間:40~60分
料金:メーター300THB前後~
※空港使用料50THB、有料道路25~75THB別途


【バンコク市内からピマーイ】
<バスを利用>
バンコク北バスターミナル(モーチット)からナコンラチャシマ(コラート)行きに乗車
→ナコンラチャシマ・バスターミナル下車
(所要時間:4~5時間)
→ピマーイ行きのバスに乗換え
→ピマーイ下車(所要時間:約1時間)


最寄り空港詳細

  • スワンナプーム空港 (BKK)
  • ドンムアン空港 (DMK)