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タイ

サ・カンペーン・ヤイ遺跡

(Prasat Wat Sa Kamphaeng Yai)

概要

サ・カンペーン・ヤイ遺跡は、シーサケートにあるクメール様式の神殿跡です。遺跡には、まぐさ石やレリーフが比較的良い状態で残されています。東回廊門の柱にはサンスクリット文字で綴られた碑文があり、大きな見どころとなっています。また、遺跡は寺院の敷地内にあるため、回廊のすぐ向こうには現代的な本堂が建っています。現代と古代の建築が隣接しているのも、この遺跡の面白いところです。


営業時間:8:30-16:30


見所ポイント

ヒンドゥー教の神殿を改築
サ・カンペーン・ヤイ遺跡の回廊

イサーン地方と呼ばれるタイ東北部のシーサケート県にあるサ・カンペーン・ヤイ遺跡は、寺院の敷地内に残されたクメール様式の神殿跡です。この遺跡は、東西を結ぶ道が主軸となり、東西に塔門、回廊、4つの祠堂と2つの経蔵で構成されています。この中でも、北西方面に伸びる道はダンレック山脈を越えてタイ中央部のスコータイまで伸び、南東方面に伸びる道はベトナム中部のダナン近くまで繋がっていたとされています。また、建立当時の基礎の石材を出来るだけ残しながら修復を重ねられているので、歴史的価値も非常に高い遺跡だと言えます。観光客はほとんどいないので、じっくりと遺跡を楽しむことができます。

サ・カンペーン・ヤイ遺跡は、10世紀~11世紀にシヴァ神を祀ったヒンドゥー教の神殿として建てられました。その後13世紀に入ってから、神殿は現在の姿でもある仏教寺院として改築。これは、当時この地域を治めていたジャヤーヴァルマン7世が、仏教を信仰していたためだと伝えられています。ジャヤーヴァルマン7世は、巨大仏教都市・アンコールトムを始め多くの仏教寺院を建築したことで「建寺王」とも呼ばれた熱心な仏教徒でした。

サ・カンペーン・ヤイ遺跡は、シーサケートの中心街から西に約20kmの場所に位置しています。バスで向かう場合は、シーサケートのバスターミナルから4186番バスでウトゥムポン・ピサイ(Uthumphon Phisai / อุทุมพรพิสัย)まで行き、そこからサムローを利用します。荷台にベンチシートが設置された三輪車「サムロー」は、こうしたのんびりした田舎ならではの乗り物です。見かけたらぜひ乗ってみてくださいね。鉄道で向かう場合は、タイ国鉄の東北本線・南線のローカル駅「ウトゥムポン・ピサイ駅」まで行き、線路沿いに南西へ15分ほど歩くと、町並みの先に寺院が見えてきます。サ・カンペーン・ヤイ遺跡は、本堂の裏手に広がっています。

保存状態のよいレリーフの数々
まぐさ石に施されたレリーフ

遺跡の名前に使われている「カンペーン」と「ヤイ」は、それぞれ「壁」「大きい」という意味を持っています。大きな壁の遺跡という名の通り、切り出した石材を積んで造られた壁が多く残るサ・カンペーン・ヤイ遺跡。ラテライトと砂岩で建てられた遺跡回廊は、修繕が重ねられているため、当時の姿を分かりやすく今に伝えています。また、クメール遺跡の見どころでもある「まぐさ石」や「レリーフ」なども比較的保存状態がよく、細部まで見学することができます。まぐさ石とは、古代の建築において2つの支柱の上に水平に渡されたブロックのこと。まぐさ石には、建物の上部を支えるという物理的な役割の他に、建物の正面に位置することから「神殿の顔」のような意味合いもあり、特に精巧な彫刻が施されることが多いのです。サ・カンペーン・ヤイ遺跡においても、踊るシヴァ神、神象アイラーヴァタに乗るインドラ神、ゴーヴァルダナ山を持ち上げるクリシュナ、聖牛ナンディンに乗るシヴァ神とその妻ウマーなど、美しいレリーフの数々が、まぐさ石を中心にして破風や石柱などに施されています。また、サ・カンペーン・ヤイ遺跡で見逃せないのが、東回廊門の柱に残された創建当時の碑文です。サンスクリット文字で綴られた碑文は、当時の姿を今に伝えています。現在はアクリル板で保護されていますので、碑文の場所は見つけやすいですよ。この遺跡からの出土品の一部は、ピマーイなどの博物館にも保存・展示されています。

現代的な寺院と地獄絵のレプリカ
遺跡の間からのぞく近代的な寺院

寺院の敷地内にある遺跡ということで、サ・カンペーン・ヤイ遺跡に訪れた時は合わせて見学したいのが寺院エリア。寺院に入ってすぐに目を引くのが、直径8メートルはありそうな巨大な銅鑼。願い事をしながら鳴らすとご利益があるとされる銅鑼ですが、この銅鑼は観光客が鳴らすことはできないようです。本堂は、北部タイ様式を思わせる重なり合う三角屋根をしているのですが、縦に細長いのが特徴的。赤い屋根に白い壁、金色の装飾のコントラストが大変美しいです。随所に施された繊細な彫刻も見応えがあります。屋外に安置された大きな高僧の座像は、表情が厳しく迫力満点。また、敷地内にはたくさんの仏像と共に、地獄絵のレプリカも多数あります。現世で悪い行いをすると地獄へ行くと信じられているタイでは、悪い行いの戒めとしてこうした地獄絵をモチーフにしたものが置かれているのですが、このレプリカが何ともチープでユーモラス。思わずカメラを向けたくなるオブジェが点在しています。シーサケートは、自然が多く残る穏やかな田舎町です。町にのんびり滞在するだけでも楽しめますし、大きな滝でマイナスイオンをたっぷり浴びたり、ビール瓶で造られたアートなお寺を見学したりしてもいいかもしれません。毎年6月にはフルーツのお祭りが行われます。この時期にシーサケートを訪れるとあちこちにフルーツ販売所が立ち、フルーツで飾られた山車のパレードが見学できたり、フルーツ園への収穫体験ツアーが開催されます。

ベストシーズン

11月から2月頃まで乾季、3月から5月頃までが暑季、6月から10月頃までが雨季と3つの季節にわかれています。乾季のシーズンが一番過ごしやすく、観光にも適しています。暑季は、一年のうち最も気温が高くなり過酷な暑さとなります。特に雨季に入る前の4月が一年で最も暑くなります。こまめな水分補給を心がけましょう。雨季は、雨の影響で気温が下がり、夜は比較的過ごしやすい暑さとなります。


  • 現地
  • バンコク
  • チェンマイ
  • プーケット
天気予取得中...
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  • 緯度・経度:15.1005, 104.1283
  • 住所:Rural Rd Si Sa Ket, Tambon Sa Kamphaeng Yai, Amphoe Uthumphon Phisai, Chang Wat Si Sa Ket 33120, Thailand
首都
バンコク
面積
513,120km2
人口
6,855万人
言語
タイ語
公用語
タイ語
通貨名
バーツ、補助通貨サタン ※本サイトではTHBと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
AIS、Dtac、True Move
最寄り空港からのアクセス方法

【ウボンラチャタニ空港からバスターミナル】
<タクシーを利用>


所要時間:約15分
料金:100THB前後


【ウボンラチャタニからシーサケート】
<ミニバスを利用>


バスターミナルからシーサケート行きに乗車


所要時間:約1時間


※シーサケート市内からは車で約30分


最寄り空港詳細

  • ウボンラチャタニ空港 (UBP)