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エストニア

ラエコヤ広場(タルトゥ)

(Raekoja plats (Town Hall Square), Tartu)

概要

タルトゥの旧市街の中心に位置するラエコヤ広場は、東西に細長く、東側のエマユギ川に向かって緩やかに傾斜のある広場です。広場の西側には、1789年に建てられたネオクラシカル様式の市庁舎が建ち、その周りにもネオクラシカル様式の統一された建物が建ち並び、建物の1階部分はショップやレストランが軒を連ね、多くの人々で賑わっています。また、タルトゥ美術館として使用されている傾いた家や市庁舎前の噴水の中央に建つ「学生たちのキス」と名付けられた像もこの広場の見どころとなっています。


見所ポイント

タルトゥの観光拠点となるラエコヤ広場
多くの人々で賑わうラエコヤ広場

ラエコヤ広場の歴史は古く、タルトゥがハンザ同盟に加入した13世紀後半以降、何世紀にも渡りマーケットや地元の人々が集う社交の場として町の中心地となってきました。広場を囲うように建ち並ぶ建物は、1775年の大火の後に建てられたもので、北側には、ネオクラシカル様式の建物が並んでいますが、南側は、第2次世界大戦中に破壊され、その後ソ連時代のスターリン主義建築の影響が見られます。ラエコヤ広場の長い歴史に比べると建築物自体は、比較的新しいものと言えます。

現在もラエコヤ広場は、タルトゥの観光の拠点となる場所で、夏には広場にカフェやレストランのテラス席が並び、食事やティータイムを楽しむ人々で賑わいます。また、ラエコヤ広場では、ハンザ・デイズやクリスマス・マーケットなど1年を通して様々なイベントが開催されおり、イベント時にはさらに多くの人々が集まり盛り上がりを見せています。広場の東端には、黄色い大きなフレーム型のモニュメントがあります。これは、エストニア南部で訪れる価値のある場所として合計28の場所に設置されたもので、タルトゥではここラエコヤ広場に設置されています。このフレームは、撮影スポットにもなっており、フォトフレームに見立ててラエコヤ広場をバックに写真撮影をしている観光客の姿をよく見かけます。

華やかなネオクラシカル様式の市庁舎
ピンクの外観が可愛らしい市庁舎の外観

ラエコヤとは、エストニア語で市庁舎を意味し、その名の通り、広場の西側には市庁舎が建っています。現在見られるピンクと赤の外壁が可愛らしい3階建ての市庁舎は、1775年の大火の後の1789年に再建されたもので、オランダのバロック建築の影響も見られるネオクラシカル様式の建物です。正面の入口の上には、タルトゥの紋章が掲げられています。かつては、市庁舎内に様々な機能が集約され、議事堂、市長室、裁判所などの他、地下と1階の一部には刑務所がありました。現在も現役の市庁舎として使用されていますが、1階にはツーリスト・インフォメーションやタルトゥの歴史に関する展示室があるので、タルトゥの観光の際に情報収集に立ち寄ってみるとよいでしょう。市庁舎の中央にはカリヨンを備えた時計塔があります。毎日9:00、12:00、15:00、18:00、21:00に美しいメロディを奏でており、今ではタルトゥの名物となっています。また、6月から8月の毎週金曜の20:00からはコンサートも開催されています。

市庁舎前に噴水の中央には、1998年に造られた傘を差しながらキスをする若者の像「学生たちのキス」があり、学生の町タルトゥの新たなシンボルとなっています。

「タルトゥのピサの斜塔」の異名を持つ傾いた家
ラエコヤ広場に面して建つ傾いた家

ラエコヤ広場で市庁舎や「学生たちのキス」の噴水と同様に有名な建物が、広場に面して建つ傾いた家。正面から見るとはっきりとわかるほど左側に傾いており、人気の撮影スポットとなっています。「タルトゥのピサの斜塔」と言われ親しまれていますが、傾斜角度は5.8度近くもあり、実際にはピサの斜塔よりも傾いています。この建物が傾いているのは、この土地の地盤に関係しています。タルトゥの旧市街は、エマユギ川岸の地盤のゆるい土地に築かれており、地下水位の低下により、長い年月で少しずつこの建物の片側の地盤が沈下し、建物が傾いてしまいました。

この建物は、1793年に建てられた後、何度か所有者を転々とし、1879年からは1世紀以上に渡り薬局として使用されていました。現在はタルトゥ美術館として一般開放されています。タルトゥ美術館は、エストニア南部では最大の美術館で、主に20世紀以降のエストニアの芸術家の絵画やデッサン、彫刻、現代アートを中心に20000点以上のコレクションを所蔵し、見応えがあります。傾いた建物ばかり注目されがちですが、ぜひアート鑑賞も楽しんでみて下さいね。

エマユギ川に架かるアーチ橋
ライトアップされたアーチ橋

ラエコヤ広場の西側には、エマユギ川が流れており、川の上には、歩行者専用のアーチ椅(Kaarsild)が架かっています。元々は18世紀にバルト諸国で初めて建設された石の橋が架かっていましたが、第2次世界大戦時に破壊されたため、現在見られる橋は1959年に再建されたもの。この橋が完成するまで、タルトゥの人々は、渡し舟で両岸を行き来していました。アーチ橋という名前の通り、橋の中央にはアーチがあり、かつては、タルトゥ大学の学生として受け入れられるために、度胸試しでこのアーチの上を渡るという習わしが学生の間であったと言われています。現在はアーチの上を歩くことは厳しく取り締まられており、罰金対象となっています。

日が暮れるとアーチ橋は、ライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。また、市庁舎の鐘の音に合わせてカラフルに光るライトショーも行われており、訪れる人々の目を楽しませています。橋のたもとには、第2次世界大戦で破壊されたかつての石の橋の模型が設置されています。

タルトゥの人々の生活が垣間見られるマーケット巡り
生鮮食品が並ぶマーケット・ホールの建物

ラエコヤ広場からエマユギ川沿いを少し南下すると、1937年に建てられた屋内型のマーケット・ホールがあります。マーケット・ホールでは、肉や魚、チーズ、野菜、フルーツ、パン、ケーキなどの新鮮な食品が並び、タルトゥの人々の台所となっています。マーケット・ホールには、ビアレストランが併設されており、地元のクラフトビールやマーケットの新鮮な食材を使った地元の料理を味わうことができます。

マーケット・ホールからさらに川沿いを進むと、ファーマーズ・マーケットがあります。色とりどりの季節の野菜やフルーツ、生花、苗などが売られていて、ただ見て回るだけでも楽しめます。

ベストシーズン

観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい夏の6月~8月です。夏季は日照時間が長く、23時頃まで明るいので、観光に十分な時間をとることができます。ただし朝晩は気温が下がるので、長袖の羽織りものがあった方がよいでしょう。メキシコ湾流の影響で高緯度の割には温暖ですが、冬は日照時間が短くなり、厳しい寒さとなるので防寒対策は万全に。


  • 現地
  • タリン
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:58.3801, 26.7227
  • 住所:Raekoja plats 8, 51004 Tartu, Estonia
首都
タリン
面積
45,228 (km2)
人口
132万人 2018年
言語
エストニア語、ロシア語
公用語
エストニア語
通貨名
ユーロ 補助通貨はセント ※本サイトではEURと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Telia、Elisa、Tele2
最寄り空港からのアクセス方法

【タリン空港からタリン市内】
<トラム>
4番トラムが市内中心部まで運行
所要時間:(市内中心部)15~20分
料金:2EUR


<バス>
2番バスが市内中心部まで運行
所要時間:(市内中心部)15~20分
料金:2EUR


※バス、トラムはチャージ式のスマートカード利用時は割引あり


トラム・バス時刻表:transport.tallinn.ee


<タクシー>
所要時間:(市内中心部)10~15分
目安料金:10~15EUR


【タリンからタルトゥ】
<電車>
タリン駅からタルトゥ行きに乗車
所要時間:約2時間


<バス>
タリンバスターミナル(Tallinna bussijaam)からタルトゥ行きのバスに乗車
所要時間:約2.5時間


※タルトゥ・バスターミナルから徒歩約10分、鉄道駅から徒歩約20分


(2019年6月現在)


最寄り空港詳細

  • タリン空港 (TLL)