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エストニア

ラクヴェレ城

(Rakvere Castle)

概要

ラクヴェレは、エストニア北部に位置するレーネ=ヴィル県の県都です。ラクヴェルの小高い丘の上に建つラクヴェレ城は、13世紀にデンマーク人がこの地を占領した際に建てたのが始まりで、現在もラクヴェルのシンボル的存在です。17世紀初めの戦争で破壊された後は、長い間、廃墟と化していましたが、現在は、中世の暮らしについて学べるテーマパークとなっています。城の歴史や中世の生活などに関する展示のほか、弓や乗馬など様々なアクティビティが用意されていて、子供から大人まで楽しみながら歴史を学ぶことができます。


営業時間:(5月-9月)10:00-18:00(3月・10月)水曜-日曜10:00-16:00(11月-2月)予約制
料金:(大人)11EUR(学生)9EUR
公式サイト:rakverelinnus.ee
(2019年7月現在)


見所ポイント

13世紀に創建された古城「ラクヴェレ城」
ラクヴェレ城の中庭

ラクヴェレ城の歴史は13世紀にまで遡り、デンマーク人がこの地を占領した際に、エストニア人の要塞があった丘の上に石造りの城塞を築いたのが始まりです。14世紀にエストニア人の反乱により、城はリヴォニア騎士団の手に渡り、その後もロシアやスウェーデン、ポーランドなど城主を変えながら城は存続していましたが、17世紀初めのポーランド・スウェーデン戦争で破壊され、それ以来廃墟となってしまいました。

現在見られるラクヴェレ城は、リヴォニア騎士団の時代に増改築が行われたもの。城の北側に礼拝堂やホール、ダイニング、宿舎などを備えた修道院の建物があり、中央にはそれらの建物に囲まれた中庭が設けられています。現在はこの中庭に、大きなチェスボードと駒が置かれており、実際にチェスを動かして遊ぶことができます。また、広場となっている修道院の建物の南側には、かつては小屋や厩舎、軍事関連の建物が並んでいました。

破壊されたまま廃墟となって数百年が経つラクヴェレ城ですが、今なお、堂々とした佇まいで、存在感を放っています。

中世のテーマパークとして蘇ったラクヴェレ城
様々なアクティビティが楽しめる広場

ラクヴェレ城では、職人、騎士、兵士など中世の衣装を身にまとったスタッフが出迎えてくれます。多彩なアトラクションが用意されており、楽しみながら中世の歴史について学ぶことができるのも大きな特徴です。

南側の広場には、大砲や騎馬戦の練習用の馬模型、弓の的など中世の軍事に関連した様々なものが置かれており、実際に弓射り、乗馬、殺陣などのアクティビティを楽しめたり、中世の兵隊の行進を見学することができます。ワックスキャンドルや火薬の作り方、銅硬貨の鋳造、羽ペンのでの文字の書き方、中世の医療診察など様々なデモンストレーションやワークショップも行われているので、ぜひ色々と体験してみたいところです。

城内の急な階段や狭い廊下は、薄暗くひんやりとしていて、幽霊屋敷のようなどこか陰湿な雰囲気も感じられますが、同時に古城探検をしているような気分を味わうことができます。城壁に上がれば、ラクヴェレの町並みやエストニアの大地を見渡すことができます。この他、ワインセラーで試飲をしたり、併設のレストランで中世のレシピを再現した料理を味わうこともできます。

ラクヴェレ城の多彩な展示
ラクヴェレ城内の礼拝堂

ラクヴェレ城では、ワークショップやアクティビティの他にも様々なテーマの展示が行われており、かつての人々の生活を垣間見ることができます。ラクヴェレ城の歴史の展示室では、武器や食器、道具、建物の破片などこの城に関する様々な遺物が展示されており、創建から破壊までの数世紀に渡る支配国の変遷や歴史について学ぶことができます。また、騎士や兵士の鎧を試着したり、騎士と一緒に写真を撮ることもできます。

ヨーロッパの中世の城でしばしば見られるのが拷問部屋。ラクヴェレ城にも中世の人々の3大恐怖「拷問、死、地獄」をテーマにした部屋があります。中世の資料をもとに造られた拷問台、中世ヨーロッパで流行したモチーフで死の恐怖を描いた「死の舞踏」、中世の人々が思い描いていた地獄の様子が、効果音や照明を使用して、臨場感たっぷりに表現されており、訪れた人々は恐怖を味わうこととなります。あくまでアトラクションの一つとして作られたものですが、苦手な人は、避けた方が無難です。拷問部屋は、ガイド同伴での見学となります。

刀の展示室では、先史時代から現代までの様々な時代の刀についての展示が行われており、刀の材質や形状の変遷を見ることができます。多くの展示は親子で楽しめるものとなっていますが、娼館を模した展示室は大人専用の展示となっています。ここでは、中世の性に関する展示が行われています。その中には、夫婦間の貞操を守るためと強姦の被害を避けるなどの目的で使用された貞操ベルトがあり、実際に試して見ることもできます。

のどかな景観が広がるラクヴェレ城周辺
ラクヴェレ城近くにあるオーロックス像

ラクヴェレ城の周辺は、草地が広がり、馬や山羊がのんびりと草を食む、ほのぼのとした雰囲気が漂っています。丘の北側には、ラクヴェレの700周年を記念して、2002年に地元の彫刻家によって造られた長さ7m、高さ4m、重さ7トンにも及ぶ巨大な雄牛像が丘の下を見下ろすように立っています。これは、17世紀に絶滅した野生の牛オーロックスをモチーフにしたもので、現在は観光客に人気の撮影スポットとなっています。

ラクヴェレ城の南側を下って行くと樹齢150年から220年のオークの木々が生い茂るオーク林があります。オーク林には、様々な植物や野鳥を観察することができる約3kmのトレイルが敷かれており、気持ちのよい散策を楽しめます。トレイル上には、ソ連時代にシベリアに追放された地元の人々に捧げられた記念碑やドイツ人兵士の墓地があります。

ラクヴェレ城とともに発展したピッカ通り
レトロな雰囲気が漂うピッカ通り

ラクヴェレの町は、ラクヴェレ城の東側に広がっています。ピッカ通りは、中世から続く古い通りで、19世紀から20世紀初頭にかけては、レストランやショップ、宿泊施設、銀行などが軒を連ねる町のメインストリートでした。現在も通りの両脇には歴史的建造物が建ち並んでおり、博物館やギャラリー、ショップなどが点在しています。

ピッカ通り沿いで一際目立っているのが、トリニティ教会。15世紀に創建されたトリニティ教会は、その後度重なる戦禍で再建が繰り返され、現在見られる建物は18世紀に建てられたもの。高さ62mの印象的な尖塔は、19世紀に再建されました。内部は、シンプルなインテリアですが、説教壇と祭壇に施された透かし彫りのバロック様式の彫刻装飾が目を引きます。

ベストシーズン

観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい夏の6月~8月です。夏季は日照時間が長く、23時頃まで明るいので、観光に十分な時間をとることができます。ただし朝晩は気温が下がるので、長袖の羽織りものがあった方がよいでしょう。メキシコ湾流の影響で高緯度の割には温暖ですが、冬は日照時間が短くなり、厳しい寒さとなるので防寒対策は万全に。


  • 現地
  • タリン
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:59.3477, 26.3521
  • 住所:Vallimägi, Rakvere, 44307 Lääne-Viru maakond, Estonia
首都
タリン
面積
45,228 (km2)
人口
132万人 2018年
言語
エストニア語、ロシア語
公用語
エストニア語
通貨名
ユーロ 補助通貨はセント ※本サイトではEURと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Telia、Elisa、Tele2
最寄り空港からのアクセス方法

【タリン空港からタリン市内】
<トラム>
4番トラムが市内中心部まで運行
所要時間:(市内中心部)15~20分
料金:2EUR


<バス>
2番バスが市内中心部まで運行
所要時間:(市内中心部)15~20分
料金:2EUR


※バス、トラムはチャージ式のスマートカード利用時は割引あり


トラム・バス時刻表:transport.tallinn.ee


<タクシー>
所要時間:(市内中心部)10~15分
目安料金:10~15EUR


【タリンからのアクセス】
<バス>
タリンバスターミナル(Tallinna bussijaam)からナルヴァ行きのバスに乗車→ラクヴェレ・バスターミナル下車
所要時間:約1.5時間


<電車>
タリン中央駅→ラクヴェレ駅
所要時間:約1時間15分


※ラクヴェレ城へは、ラクヴェレ駅から徒歩約20分、ラクヴェレ・バスターミナルから徒歩約15分


(2019年6月現在)


最寄り空港詳細

  • タリン空港 (TLL)

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