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ラトビア

リガ・ユーゲントシュティール博物館

(Riga Art Nouveau Museum)

概要

リガは、ヨーロッパ屈指のユーゲントシュティールの都として知られ、現在でも市内には約800のユーゲントシュティール建築が残っており、特に新市街のアルベルタ通り周辺に多く見られます。2009年には、アルベルタ通りにリガ・ユーゲントシュティール博物館がオープンしました。この博物館では、ユーゲントシュティールの家具や調度品、装飾で飾られた20世紀初頭のインテリアが再現されており、ユーゲントシュティールの世界や当時の暮らしぶりを垣間見ることができます。


営業時間:10:00-18:00
休業日:月曜日
料金:(大人)9EUR(学生・シニア)5EUR(7歳以下)無料
公式サイト:jugendstils.riga.lv
(2019年8月現在)


見所ポイント

リガのユーゲントシュティールの中心地アルベルタ通り
ユーゲントシュティール建築が並ぶアルベルタ通り

ユーゲントシュティールとは、ドイツ語で新芸術様式(フランス語ではアール・ヌーボー)を意味し、19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを中心に流行した美術運動のことです。花や草木、動物などの有機的なモチーフや曲線を多用し、従来の様式にとらわれない装飾性、鋼やガラスなど当時の新素材の利用しているのが特徴です。家具や調度品、装飾品、絵画、グラフィックデザイン、建築などその分野は多岐に渡ります。

現在でも数多くのユーゲントシュティール建築や芸術作品が残っているリガは、ヨーロッパ屈指のユーゲントシュティール都市として知られています。リガのユーゲントシュティール建築の中心となるのが新市街のアルベルタ通り(Alberta iela)。アルベルタ通りは、リガを創建したアルベルト司教に因んで命名された通りです。アルベルタ通り沿いには、1901年から1908年にかけて建設されたユーゲントシュティール建築が建ち並び、その内の8軒は国の重要建築物と見なされていて、通りはさながら建築美術館のよう。リガを代表するユーゲントシュティール建築家ミハイル・エイゼンシュテイン(Mikhail Eisenstein)が手がけた多くの建築物の内、5軒がアルベルタ通りに残っています。一軒一軒異なるデザインが施されたファサードは、それぞれに個性があり、見応えがあります。優美でありながら力強さを備えたデザインは、他のどの様式の建築とも異なり、特に独創的な人面や動物をモチーフにした彫刻装飾はインパクトがあり、訪れる人々の目を楽しませています。

アルベルタ通りを中心としたストレールニエク通り(Strēlnieku iela)やエリザべテス通り(Elizabetes iela)にも個性的なユーゲントシュティール建築が点在しており、散策しながら建築鑑賞を楽しめます。

バルト諸国唯一のユーゲントシュティール博物館
下から見上げた螺旋階段

リガでユーゲントシュティール建築や美術を堪能できるのが、アルベルタ通りとストレールニエク通りの角の12番地にあるリガ・ユーゲントシュティール博物館。ここは、バルト諸国で唯一のユーゲントシュティールの芸術に特化した博物館です。この建物は、もともとラトビア人の建築家コンスタンティーンス・ペークシェーンス(Konstantīns Pēkšēns)が1903年に手がけた自邸で、彼は1907年までここで暮らしながら仕事をしていました。ペークシェーンスは、リガのユーゲントシュティールに影響を与えた民族的ロマン主義様式の創始者の一人です。

建物のファサードには、ラトビアの自然からインスピレーションを得た植物モチーフの装飾があちこちに施されており、屋根の上にそびえる赤い尖塔が印象的です。

建物内に入るとまず目に飛び込んでくるのが、共有部分にある美しい曲線を描いた螺旋階段。手すりや壁面、階段裏、天井に至るまでユーゲントシュティールの装飾で彩られており、下から見上げても上から見下ろしても美しい階段です。博物館を訪れた際は、ぜひじっくり眺めてみて下さい。

贅を尽くした華やかなユーゲントシュティールのインテリア
アンティーク家具や調度品が並ぶダイニングルーム

リガ・ユーゲントシュティール博物館では、ユーゲントシュティールの家具や調度品、装飾で飾られたリビングルームやダイニングルーム、ベッドルーム、バスルーム、キッチンなど20世紀初頭のインテリアが忠実に再現されていて、ユーゲントシュティールの世界観を思う存分体感することができます。

リビングルームは、かつて主人が客人を招き、お茶やワインを飲みながらオペラやファッション、ニュースなどについて意見や情報の交換を行ったり、音楽を聴いたり、ダンスをしたりする社交の場でした。リビングルームの奥には、ユーゲントシュティールの装飾が施された木枠で仕切られたサンルームがあります。大きな出窓から自然光がたっぷり差し込む気持ちのよい空間で、かつては、ここで昼下がりにお茶を飲みながら優雅なひと時を過ごしていたのかもしれません。

ピンクと緑を基調とした温かみのあるダイニングルームは、この家の中で最も豪華なスペースです。ここでは、家族との食事や親しい友人と会食が行われ、伝統やマナーが重んじられていました。窓にはめ込まれたカラフルなステンドグラスや壁や天井に描かれたモチーフも印象的です。木彫りの装飾とステンドグラスを組み合わせた食器棚は、ユーゲントシュティールらしいデザインで、華やかなインテリアにもうまく溶け込んでいます。

20世紀初頭の日常が垣間見られるプライベート空間
レトロな調理器具が可愛い20世紀初頭のキッチン

リビングルームやダイニングルームに比べ、プライベート空間であるベットルームやバスルーム、キッチンなどは、より日常的な暮らしがぶりが垣間見られる場所です。バスルームには、エナメル加工が施されたバスタブが備えられており、壁や床はタイルが敷かれています。19世紀末から20世紀にかけて西ヨーロッパで普及しはじめた当時の水洗トイレも見ることができます。この時代、人々は衛生面を気にするようになり、バスルームや水洗トイレは近代的なアパートには必要不可欠なものでした。キッチンには、レトロで可愛らしい調理器具や食器がたくさん並んでいます。

この他にも使用人の部屋や書斎、展示室などが公開されており、ガラス製品や陶器、アクセサリー、衣装など20世紀初頭に実際に使用されていた貴重な品々を見ることができます。ユーゲントシュティールが流行したのは、19世紀末から20世紀初頭のほんの短い期間ですが、唯一無二のデザインは100年以上たった今見ても斬新さが感じられます。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
【プライベートツアー】ラトヴィアの首都 世界遺産リーガ半日観光<車+ガイド貸切/午前・午後/リーガ発>3時間

veltra.com

ベストシーズン

ラトビアには四季があり、観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい夏の6月~8月です。夏季は日照時間が長く、22時頃まで明るいので、観光に十分な時間をとることができます。ただし朝晩は気温が下がるので、長袖の羽織りものがあった方がよいでしょう。メキシコ湾流の影響で高緯度の割には温暖ですが、冬は日照時間が短く、寒い日が続きます。スキーやスケートなど冬ならではのウインタースポーツを楽しむなら、この時期もオススメです。


  • 現地
  • リガ
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:56.9596, 24.1085
  • 住所:Alberta iela 12, Centra rajons, Rīga, LV-1010, Latvia
首都
リガ
面積
64,589 (km2)
人口
193万人 2018年
言語
ラトビア語、ロシア語
公用語
ラトビア語
通貨名
ユーロ 補助通貨はセント ※本サイトではEURと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
LMT、Tele2、Bite
最寄り空港からのアクセス方法

【リガ国際空港からリガ市内】
<バス/ミニバス>
空港の外のバス停からバス22番もしくはミニバス(Express)322番、ミニバス241番が市内中心部まで運行
所要時間:(市内中心部)30~40分
料金:1.15EUR


※車内購入は2EUR


参考サイト:rigassatiksme.lv


<タクシー>
所要時間:(市内中心部)約20分
目安料金:15EUR前後


【リガ市内のアクセス】
トラム7、10番(Ausekļa iela)から徒歩7分


(2019年8月現在)


最寄り空港詳細

  • リガ国際空港 (RIX)