横断検索型の旅行提案サービスTavitt

  • お問い合わせ
ノルウェー

アルタのロック・アート

(Rock Art of Alta)

概要

アルタのロック・アートは、ノルウェーの最北部フィンマルク県の町アルタ周辺で発見された先史時代に描かれた岩絵や彫刻群です。これらの岩絵は、紀元前5000年~紀元前500年頃に描かれたものと推定されており、主に北極圏に生息する動物と人々の生活の様子が描かれています。花崗岩の岩盤上に20~40cmほどのものが数千点以上も残されていて、極北のこの地に定住していた人類の生活環境を知る重要な痕跡として、1985年にユネスコの世界遺産に登録されました。


【アルタ博物館】
営業時間:(夏季)8:00-20:00(冬季)9:00-15:00※土日11:00-16:00(春、秋)8:00-17:00
※短縮営業日あり、詳細はHP参照
休業日:1/1、12/24-26、12/31
料金:(5/1-9/30)大人115NOK/ 65歳以上105NOK/ 学生100NOK/ 7-16歳35NOK/ 6歳以下無料
   (10/1-4/30)大人75NOK/ 65歳以上65NOK/ 学生55NOK/ 7-16歳20NOK/ 6歳以下無料
公式サイト:altamuseum.no
(2018年3月現在)


見所ポイント

アルタフィヨルドに面して建つアルタ博物館
アルタ博物館のカフェからの眺め

アルタのロック・アートは、アルタ周辺の海岸近くの5つの地域で発見された岩に描かれた絵や彫刻群です。いずれも氷河や海水の浸食で表面が滑らかになった花崗岩に描かれています。アルタでロック・アートが最初に発見されたのは、1970年代とごく最近のことで、1985年の世界遺産登録時は、3000点以上と見積もられていましたが、その後、世界遺産登録エリア以外からも新たに発見されており、現在では、その数は6000点以上となっています。
ロック・アートが最もたくさん発見されているのがヒェメルフト地区(Hjemmeluft)です。1991年にこれらのロック・アートを展示するためにヒェメルフトにアルタ博物館が設立されました。博物館内の常設展では、アルタで発見されたロック・アートに関する展示だけでなく、先住民族サーミのキリスト教伝来以前の宗教、オーロラ、アルタ川でのスポーツ・フィッシングなどこの地域の歴史や文化に関する資料も展示されています。展示品の中には、アルタ周辺で発見された宝飾品や財宝などもあります。併設のミュージアムショップでは、ポストカードやマグカップなどのお土産物やこの地域の民芸品などユニークなグッズが売られています。また併設のカフェテリアは、季節や天候に関係なく全面ガラス張りの窓から景色を楽しめ、博物館を見学した後の休憩スポットとしてもオススメです。屋外にはテラス席もあるので、天気がよければ、アルタフィヨルドの海岸線の美しい景色を眺めながらのんびりと過ごせます。

遊歩道が敷かれた屋外展示場
ロック・アートの周辺に敷かれた遊歩道

アルタ博物館の特徴は、館内の展示だけでなく、発見された岩絵の間を縫うように遊歩道が敷かれた公園となっていること。見学者は、順路に従って屋外遺跡の実物を見て回ることができます。アルタ博物館には、日本語を含むリーフレットが用意されています。屋外の岩絵には番号が振られており各岩絵の解説を読みながら順番に進むと効率よく見学することができます。また有料ですが、オーディオガイド(ノルウェー語、英語、ドイツ語、フランス語)を利用すれば、解説を聞きながら見学もできます。敷地内は広大で、全長3kmのコースと1.2kmのショートコースがあります。ショートコースは、敷地内の西側のエリアで、ロック・アートは赤色の塗料で色付けされているので、容易に見つけることができます。一方、ロングコースで訪れる東側のエリアのロック・アートは、岩盤に彫り込まれた彫刻のみ。天候が悪かったり、目が慣れていないと見つけるのは大変ですが、リーフレットやオーディオガイドを頼りにじっくり眺めてみて下さい。全てのロック・アートをじっくり見て回るなら、2時間程度時間に余裕を見ておくことをオススメします。公園内は、ロック・アートだけでなくアルタフィヨルドの壮大な景色も眺めることができ、ハイキングコースとしても楽しむことができます。
冬季は、屋外のこれらの遺跡群は雪に覆われて見学できなくなりますが、博物館内の展示は1年を通して見学可能です。

先史時代の人々の生活を知る手がかり
狩猟の様子が描かれたロック・アート

アルタのロック・アートは、海岸近くの低地から内陸にかけて分布されており、海抜の高さによって描かれた時代が分かれるものと考えられています。地球の長い歴史の中で、地殻変動により土地が隆起し、内陸の地質が最も古く、海岸近くの低地がより新しい地質のため、ロック・アートも内陸のものが最も古く、海岸近くの低地がより新しい時代に描かれたと考えられています。古いものとされる岩絵は、狩猟を中心としたモチーフ描かれていますが、時代を追う毎に農耕や儀式的な様子を描いたモチーフが加わり、人々の暮らしぶりの変遷を知る手がかりにもなっています。
ロック・アートに描かれているモチーフは実に多様で、人物以外にもトナカイやヘラジカ、クマ、オオカミ、ウサギ、鳥、魚、クジラなど北極圏に生息する様々な生き物が描かれています。さらに斧や弓、柵、舟、釣り糸や網などの道具を使って狩猟や漁をする様子や祈りを捧げる人々の姿が描かれており、先史時代の人々の社会生活を知る上で重要な考古学的資料となっています。
一見、落書きのように見える簡単な線画でありながら、人や動物の特徴をよく捉えており、古の人々の暮らしぶりが手に取るように伝わってきます。そして何よりも7000年~2500年前の太古の時代に人の手によって描かれたものが、現存しているという点にロマンが感じられます。

ヨーロッパ最北の岬ノール・カップ
ノール・カップの地球儀のモニュメント

アルタの町から北東に約240km、マーゲロイ島の北部の広大な平原地帯にヨーロッパ最北となる岬ノール・カップがあります。ノール・カップは、海抜307mの断崖で大海原を一望できます。またここには、ノール・カップセンターという観光案内施設やモニュメントなどが建っており、記念撮影スポットとして賑わっています。夏の白夜のシーズンには、沈まない太陽を眺めることもできます。ヨーロッパ最北地点としては、正確にはノール・カップの西に位置する岬クニフシェロッデン(Knivskjellodden)ですが、道路が整備されていないためノール・カップから徒歩で2時間ほどかかります。
ノール・カップへは、アルタ・バスステーションやアルタ空港から途中ホニングスヴォーグで乗り継いで行くことができます。アルタから日帰りでも訪れることができますが、バスの本数はそれほど多くないので、日帰りでバスを利用する場合は、事前に時刻表をチェックしておくことをオススメします。

参考サイト(バス):snelandia.no

ベストシーズン

アルタの観光のベストシーズンは、最も天候が安定して過ごしやすい夏の6月~8月ですが、オーロラを観測するなら10月~3月頃がオススメです。高緯度のわりに温暖な気候ですが、夏でも朝晩は冷え込むので防寒着が必要となります。


  • 現地
  • オスロ
  • ベルゲン
  • フロム
  • トロムソ
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:69.9474, 23.1870
  • 住所:Altaveien 19, 9518 Alta, Norway
首都
オスロ
面積
323,802 (km2)
人口
525万人 2016年
言語
ノルウェー語
公用語
ノルウェー語
通貨名
ノルウェー・クローネ ※本サイトではNOKと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Telenor、Telia、Ice.net
最寄り空港からのアクセス方法

【アルタ空港からアルタ市内】
<路線バス>
61番、202番、203番、261番が市内中心まで運行
所要時間:約10分
料金:52NOK


※アルタ博物館へは空港またはアルタ市内中心部から261番に乗車


参考サイト:snelandia.no
(2018年3月現在)


最寄り空港詳細

  • アルタ空港 (ALF)