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デンマーク

ロスキレ大聖堂

(Roskilde Cathedral)

概要

ロスキレ大聖堂は、コペンハーゲンから西に約35km、ロスキレ市の中心部にそびえるレンガ造りの大聖堂です。10世紀にヴァイキングのハロルド王によりこの地に木造教会が建設されたのが起源で、現在の建物は12世紀から13世紀におよそ100年の歳月かけて建設されたもの。15世紀以降デンマーク王室の霊廟となっていることでも知られ、大聖堂内には歴代のおよそ40人もの王と王妃の棺が安置されています。ロスキレ大聖堂は、1995年に世界遺産に登録されました。


営業時間:(10月-4月)10:00-16:00(5月・9月)10:00-17:00(6月-8月)10:00-18:00
休業日:10/1、その他特別行事の時 ※詳細はHP参照
料金:(大人)60DKK(17歳以下)無料(65歳以上、学生)40DKK
公式サイト:roskildedomkirke.dk
(2018年12月現在)


見所ポイント

様々な様式が混在する世界遺産ロスキレ大聖堂
南側から見たロスキレ大聖堂の外観

世界遺産に登録されているロスキレ大聖堂は、北欧のゴシック建築としては最も古いものの一つです。現在の建物の建設は、12世紀後半から始まり、完成までに100年もの歳月を要しました。約250万個の赤レンガが使用されていて、北欧のレンガ造りの教会建築の先駆けとなりました。この時代は、ヨーロッパでは、ロマネスク様式からゴシック様式への移行期で、ロスキレ大聖堂も両方の建築様式が見られ、さらに現在に至るまで増改築が繰り返されているため、デンマークにおける建築の変遷を辿ることができる貴重な建築物となっています。

元々は、カトリック教会として創建されましたが、16世紀の宗教改革の際に福音ルーテル派の大聖堂へと改宗され、それまであった祭壇や教会の遺構、宝物などは取り除かれました。レンガ造りの外観は、装飾こそ控えめですが、ファサードには高さ75mの2つの塔を備えており、特に塔の最上部の青銅製の鋭く伸びる尖塔が印象的です。この尖塔は、17世紀に付け加えられたものでしたが、1968年の修復中に火災で焼失し、その後再建されました。

40人もの王族が眠るロスキレ大聖堂
芸術的な彫刻が施された棺の数々

ロスキレ大聖堂は、15世紀以降、歴代のデンマーク王と王妃が眠る霊廟となっていることで知られています。王室霊廟となってから何世紀にも渡り、王の棺を安置する礼拝堂が側廊の外側に増築されてきました。クリスチャン1世の礼拝堂はゴシック様式、フレデリック5世の礼拝堂はネオクラシック様式といったように、時代毎にその建築様式が異なり、ヨーロッパの建築史においても類を見ないユニークな例となっています。大聖堂内には、約40人もの歴代の王家の人々が眠っており、これは王室教会として世界最多を誇っています。国王夫妻はロスキレ大聖堂に眠るのがデンマーク王室の伝統ですが、2018年2月に死去したヘンリック王配は、彼の遺志によりロスキレ大聖堂には埋葬されませんでした。

まるで芸術作品のような棺と礼拝堂
華やかな装飾で飾られたクリスチャン4世の礼拝堂

600年にも渡り、歴代の王族が眠るロスキレ大聖堂は、しばしば、デンマーク王室の棺の博物館とも形容されています。王家の棺や礼拝堂は、一般公開されており、それぞれに異なる装飾が施された芸術的な棺はもちろん、礼拝堂内を飾るフレスコ画や装飾も必見です。

その中でも特に華やかなのが、クリスチャン4世の礼拝堂。入口の鉄格子は、鍛治職人カスパー・フィンケによるもので、精巧で美しい装飾は目を見張るものがあります。さらにクリスチャン4世の活躍の様子が描かれた大きな壁画に彫刻装飾、星が描かれた真っ青なドーム天井など、まるで宮殿のような豪華なインテリアは、ほかの礼拝堂とは一線を画しています。

クリスチャン1世の礼拝堂には、16世紀以降この大聖堂を訪れたデンマーク国内外の王族の身長の高さが刻まれた柱があります。最も高身長の記録はクリスチャン1世で、その高さなんと219.5cm。しかし、これには続きがあって、1847年にクリスチャン1世の棺を開けた際に骨を測定したところ185cmしかなかったのだとか。それでも当時の平均身長と比べると高かったようです。身長の高さが目で見てわかると歴代の王の姿も少しイメージしやすくなりそうですね。

ロスキレ大聖堂は、神聖な信仰の場としてだけでなく、歴代の君主の威厳と権力も同時に表れており、建築面と歴史的側面の両方においてデンマークの重要な教会建築となっています。

ロスキレ大聖堂内部のその他の見どころ
厳粛な雰囲気が漂う大聖堂内部

ロスキレ大聖堂の内部には、王家の礼拝堂や棺以外にもたくさん見どころがあります。白とブラウンを基調とした内部は、天井が高く荘厳な雰囲気に包まれており、正面には黄金に輝く立派な祭壇が置かれています。彫刻装飾でキリストの生涯が描かれたこの祭壇は、1560年にアントワープで制作されたもの。両サイドには扉がついており、かつては、特別な祭典の時にのみ開かれていました。

身廊の中央付近の壁面にある説教壇とその上に設置されているパイプオルガンは、15世紀~16世紀に作られたもので、バロック様式の繊細な装飾が施されています。このオルガンは、今でも現役で使用されています。運がよければ演奏されていることもあり、重厚な音色を聞くことができます。夏季は、毎週木曜日にコンサートが行われています。パイプオルガンの向かい側にある貴賓席の装飾も美しく見応えがあります。

クリスチャン9世の礼拝堂の入口の上にある仕掛け時計は、1500年頃に制作されたもの。毎正時になると仕掛けが動き出し、聖ヨルゲン(ジョージ)がドラゴンを退治する様子を見ることができます。聖ヨルゲンは、古代ローマ時代に殉職したキリスト教の聖人の一人で、聖ヨルゲンのドラゴン退治は有名な神話の一場面です。

2階には、博物館が併設されており、ロスキレ大聖堂の歴史に関するパネルや装飾品、遺物などが展示されており、1000年に渡る歴史や建物の変遷を知ることができます。また、2階の回廊からは、大聖堂内部を見渡すことができます。

デンマーク最古の歴史を持つ古都ロスキレ
海底から引き揚げられた11世紀頃のヴァイキング船

ロスキレは、コペンハーゲンから西に電車で約20分、ロスキレ・フィヨルドの最奥に位置する港町です。15世紀にコペンハーゲンに遷都されるまでは、デンマーク王国の首都として栄えた、デンマークで最も古い歴史を持つ町の一つです。

古くは、バイキングの交易の拠点としても栄え、ロスキレの港に面して建つヴァイキング船博物館では、ロスキレ・フィヨルドの海底から見つかった11世紀頃のヴァイキング船の他、ヴァイキングの歴史や生活様式、伝統的な北欧船なども展示されていて、ロマンが感じられるスポットです。屋外では、造船過程を見学することもできます。

また、ロスキレは、毎年6月末から7月初頭にかけての1週間、北欧最大級の音楽フェス「ロスキレ・フェスティバル」が開催されていることでも有名です。ロスキレ・フェスティバルには、世界的に有名なミュージシャンも数多く出演しており、会期中には、13万人もの来場者が集まります。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
世界遺産ロスキレ大聖堂 半日観光ツアー<貸切/午前/コペンハーゲン発>4時間

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選べるバス&ボートが乗り降り自由!ホップオン・ホップオフ 市内観光ツアー<48時間有効/コペンハーゲン発>-

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ベストシーズン

コペンハーゲンは、四季がはっきりとしていて、観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい夏の6月~8月です。緯度が高いため夏季は日照時間が長く、観光に十分時間を取ることができます。沿岸を流れる暖流の影響で高緯度の割には温暖ですが、冬は日照時間が短くなり、厳しい寒さとなるので防寒対策は万全に。


  • 現地
  • コペンハーゲン
  • オーフス
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:55.6426, 12.0804
  • 住所:Domkirkepladsen 3, 4000 Roskilde, Denmark
首都
コペンハーゲン
面積
43,094 (km2)
人口
575万人 2017年
言語
デンマーク語
公用語
デンマーク語
通貨名
デンマーク・クローネ 補助通貨はオーレ ※本サイトではDKKと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
TDC、Telenor、Telia、3 (Three)
最寄り空港からのアクセス方法

【コペンハーゲン空港から市内】
<電車(DSB)>
所要時間:(コペンハーゲン中央駅)約15分
料金:36DKK


参考サイト:dsb.dk


<地下鉄>
M2が空港から市内まで運行
所要時間:約15分
料金:36DKK


参考サイト:m.dk


<バス>
5Aが空港からコペンハーゲン市内中心部まで運行
所要時間:約30分
料金:36DKK


<タクシー>
メーター制
所要時間:(市内中心部)20~30分
目安料金:250~300DKK


【コペンハーゲン市内からのアクセス】
コペンハーゲン中央駅からKalundborg行きに乗車→(約20分)→Roskilde駅下車→徒歩約10分


(2018年11月現在)


最寄り空港詳細

  • コペンハーゲン空港 (CPH)

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