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ラトビア

ルンダーレ宮殿

(Rundale Palace)

概要

リガから南に約70kmの場所には、バロック・ロココ様式の優美なルンダーレ宮殿があります。ルンダーレ宮殿は、18世紀にクールラント公国を継承したビロン公の夏の宮殿として建てられたもので、「バルトのヴェルサイユ」とも称されています。現在は、博物館として一般公開されており、黄金の間や白の広間、公爵のプライベートルームなど豪華な部屋の数々と豊富な美術コレクションを鑑賞することができます。宮殿の南側には、手入れの行き届いた広大なフランス式庭園が広がっていて、気持ちのよい散策を楽しめます。


営業時間:(5月-10月)10:00-18:00(11月-4月)10:00-17:00
料金:
<4月-10月>
(ロングルート)大人10EUR  学生7EUR(ショートルート)大人8EUR 学生6EUR
※フランス式庭園は5月・10月は2EUR、6月-9月は4EUR。宮殿とフランス式庭園のコンビチケットあり(詳細はHP参照)
<11月-3月>
(ロングルート)大人8EUR  学生6EUR(ショートルート)大人6EUR 学生4EUR
公式サイト:rundale.net
(2019年9月現在)


見所ポイント

ビロン公の夏の宮殿
ルンダーレ宮殿の正面入口

ルンダーレ宮殿は、クールラント公国を継承したエルンスト・ヨハン・フォン・ビロン公の命により、1736年に建設が開始されましたが、途中ビロン公が流刑になり建設が中断するなど紆余曲折があり、1770年にようやく完成しました。ビロン公は、この宮殿をとても気に入り、1772年に亡くなるまで夏はこの宮殿で多くの時間を過ごしていました。

宮殿の建設には、ロシアの数々の宮殿を手がけてきたイタリア人建築家のラストレッリが設計を手掛け、多くの職人や芸術家が携わりました。建築的にも美術的にもラトビア国内で最も傑出した宮殿で、「バルトのヴェルサイユ」と言われています。天井画と壁画は、イタリア人画家フランチェスコ・マルティーニとカルロ・ズッキ、漆喰装飾は、ドイツ人の彫刻家でスタッコ職人の巨匠ヨハン・マイケル・グラフらが主に担当し、華やかなロココ調のインテリアとなっています。

19世紀以降は、所有者が転々とし、様々な用途で使用されてきましたが、1972年にルンダーレ宮殿博物館が設立され、大規模な修復工事が開始されました。2014年に宮殿の修復が完了し、現在は18世紀後半の華やかな姿を取り戻しています。

18世紀のインテリアが再現されたルンダーレ宮殿の見学
彫刻装飾が美しい白の広間

ラトビア南部のゼムガレ地方ののどかな農村地帯に佇む優美なルンダーレ宮殿。上品なクリームイエローの外観と周辺の木々の緑が青空に映え、美しいコントラストを生み出しています。

宮殿内は、公爵の住居と執務室があった中央(南)棟を中心に、公式行事に使用された東棟、公爵夫人や家族の居住スペースの西棟に分かれており、合計138もの部屋があります。現在は、その内、修復を終えた一部の部屋が一般公開されています。バロック様式の豪華な外観とロココ調の装飾など贅を尽くしたインテリアは目を見張るものがあります。黄金の間、白の広間、陶器の間など部屋ごとにテーマがあり、雰囲気もガラリと変わります。それぞれが印象に残り、当時の貴族の華やかな暮らしぶりを垣間見ることができます。ルンダーレ宮殿の見学は、4つのテーマの常設展を含む東棟から西棟までを網羅するロングルート、もしくは東棟と中央棟のみのショートルートがあり、入場料がそれぞれ異なります。この他にも特別展やフランス式庭園など見所が充実しています。

公式行事に使用された華やかな東棟
煌びやかな装飾で彩られた黄金の間

黄金の間は、公爵の戴冠式に使用された大広間です。金箔がふんだんに使用された漆喰の彫刻装飾に、天井画には神格化されたビロン公が描かれており、この宮殿の中で最も華やかな雰囲気が漂っています。黄金の間の隣には、壁から天井にかけて絵がびっしりと描かれたグランドギャラリーが続き、その先には白の間があります。白の間は、元は礼拝堂として設計されていましたが、後にボールルームに改装されました。壁や天井にロココ調の彫刻装飾が施されており、真っ白で優美な空間が広がっています。白の間の先にある楕円型の部屋には、壁に施された飾り棚に中国や日本の陶磁器が飾られています。

公爵の居住エリア
公爵の寝室

公爵の住居と執務室があった中央(南)棟は、この宮殿で最も重要なエリアで、南側のフランス式庭園を眺められるように配置されています。公爵の居住エリアは10部屋からなり、エルンスト・ヨハン・フォン・ビロン公とその息子ペーターの時代の部屋が再現されています。

バラの間は、春と花の女神をテーマにしています。ピンク色のスタッコの大理石調の壁に花の装飾が施された華やかな部屋。天井画は淡いピンクを基調としており、安らぎを与えてくれます。その先は、ブルーを基調にした壁にレンブラントなどオランダ人画家の作品が飾られたオランダ・サロン、クールラントの歴代の支配者の肖像画が飾られた部屋が続き、建物の中央に公爵の寝室が配されています。両サイドにあるタイルのストーブや寄木細工の床、力強い天井画など、主人の寝室らしく威厳が感じられます。寝室の隣の応接室は、濃いピンクの壁が印象的で、フランスの著名な宮廷家具職人のジャン・アンリ・リースナーによって作られた黒塗りのチェストは、この博物館の中でも最も貴重な家具です。大理石の間は、ダイニングルームとして使用されていた部屋で、スタッコの大理石調の壁に覆われていることからその名で呼ばれています。最も西側にあるビリヤードルームは、ビリヤードやカードゲームを行う娯楽の部屋として利用されていました。現在も1770年代に作られたビリヤード台が置かれています。

手入れの行き届いたフランス式庭園
ルンダーレ宮殿の広大な庭園

バロック宮殿に欠かせないのが、フランス式庭園です。ルンダーレ宮殿の南側に広がる左右対称にデザインされた広大なフランス式庭園も宮殿と同様にラストレッリの設計によるもの。一時は、荒廃していましたが、修復が行われ、現在は一般公開されています、季節の花が咲き誇る花壇、美しく整えられたボスケ(背の高い刈り込んだ木々で周囲を覆ったスペース)、グリーンシアター、噴水、パビリオン、カフェなどが配置され、のんびり散策するだけでも癒されます。夏季は、庭園の見学は有料となりますが、カラフルな花々が咲き誇り見応えがあります。庭園内にはバラ園があり、世界各地の2230種類にも及ぶバラが色分けされて栽培されており、訪れる人々の目を楽しませてくれます。

毎年夏には、ガーデン・フェスティバルが開かれています。バラや植物の苗木、地元の特産品などが販売されている他、音楽や演劇のショーなども行われ、多くの人々で賑わいます。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
【 プライベートツアー】ルンダーレ宮殿半日観光<車+ガイド貸切/午前・午後/リーガ発>5時間

veltra.com

ベストシーズン

ラトビアには四季があり、観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい夏の6月~8月です。夏季は日照時間が長く、22時頃まで明るいので、観光に十分な時間をとることができます。ただし朝晩は気温が下がるので、長袖の羽織りものがあった方がよいでしょう。メキシコ湾流の影響で高緯度の割には温暖ですが、冬は日照時間が短く、寒い日が続きます。スキーやスケートなど冬ならではのウインタースポーツを楽しむなら、この時期もオススメです。


  • 現地
  • リガ
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:56.4132, 24.0243
  • 住所:Unnamed Road, Rundāles pagasts, LV-3921, Latvia
首都
リガ
面積
64,589 (km2)
人口
193万人 2018年
言語
ラトビア語、ロシア語
公用語
ラトビア語
通貨名
ユーロ 補助通貨はセント ※本サイトではEURと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
LMT、Tele2、Bite
最寄り空港からのアクセス方法

【リガ国際空港からリガ市内】
<バス/ミニバス>
空港の外のバス停からバス22番もしくはミニバス(Express)322番、ミニバス241番が市内中心部まで運行
所要時間:(市内中心部)30~40分
料金:1.15EUR
※車内購入は2EUR


参考サイト:rigassatiksme.lv


<タクシー>
所要時間:(市内中心部)約20分
目安料金:15EUR前後


【リガ市内からルンダーレ宮殿】
リガ中央駅近くのバスステーション(Rīgas SAO)からBauskas行きのバスに乗車→Bauskasからルンダーレ宮殿方面行きのバスに乗り換え
所要時間:1.5~2時間


(2019年8月現在)


最寄り空港詳細

  • リガ国際空港 (RIX)

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