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エストニア

サーレマー島

(Saaremaa)

概要

サーレマー島は、エストニアの西海岸沖に浮かぶエストニア最大で、バルト海でもスウェーデン領のゴットランド島に次ぎ、2番目に大きな島です。穏やかな気候と栄養豊富な土壌で、豊かな植生に恵まれており、野鳥の楽園にもなっています。サーレマー島の最大の町クレッサーレの美しい町並み、14世紀に建てられたクレッサーレ城、隕石の衝突により形成されたカーリー・クレーター、絶景を望めるパンガ断崖、中世の石造りの教会群、アングラ村の風車など島には多彩な見どころが点在しています。また、スパ施設も充実しており、リラックスした極上の休暇を過ごすことができます。


見所ポイント

リゾート地として発展したクレッサーレ
カラフルな建物が建ち並ぶクレッサーレの町並み

サーレマー島は、13世紀にドイツ騎士団により占領されて以降、16世紀にデンマーク、17世紀にスウェーデン、18世紀にロシア、さらに第2次世界大戦以降にソ連と近年まで何世紀にも渡り、周辺国の支配を受けてきた歴史があります。ソ連時代には、国境の島として立ち入りが制限され、エストニア人でさえサーレマー島を訪れるにはビザが必要でした。そのため開発が遅れ、今でも手つかずの自然が多く残っています。

サーレマー島の中心となるのが、島の南西部に位置し、エストニア最西端の町でもあるクレッサーレ。14世紀に建設されたクレッサーレ城と共に町は発展し、19世紀には夏のリゾート地として人気となりました。町にはスパ施設が数多く点在し、現在では国内外から多くの観光客が訪れるエストニアを代表するリゾート地となっています。町の中心部には、カラフルで可愛らしい建物が建ち並んでいます。レストランやカフェ、ショッピングモールなど滞在に必要なものはひと通り揃い、のんびりと過ごせる居心地のよさも魅力の一つです。クレッサーレを拠点に、ドライブやサイクリングで島内をのんびり巡るのもオススメです。

中世の面影を残すクレッサーレ城
石造りの堅牢なクレッサーレ城

クレッサーレの観光名所といえば、何と言ってもクレッサーレ城。14世紀にドイツ騎士団によりサーレラーネ司教の居城として築かれたのが始まりで、その後も時代毎に所有者を変えながら要塞として発展を続け、エストニアで最も保存状態の良い中世の城塞建築と称されています。現在は、サーレマー博物館として利用されており、サーレマー島の歴史や文化、自然に関する展示が行われています。シンプルな石造りの外観ですが、内部は、迷路のように入り組み、いくつものフロアと部屋に分かれています。展示内容も充実していますが、建物そのものも見どころが多く、全体を見て回るとかなり見応えがあります。中庭を囲う回廊のゴシック様式の美しいヴォールト天井も見どころの一つとなっています。また、クレッサーレ城の屋上には上がることができ、城の周辺の景色や目の前のバルト海を眺めることができます。

クレッサーレ城では、常設展の他にも企画展やコンサート、演劇など様々なイベントも開催されています。夏には、かつて火薬庫だった要塞の一角に伝統工芸職人の工房がオープンし、商品の購入だけでなく、制作現場を見学したり、ガラス吹きや陶芸の体験ができるワークショップも開催されています。

隕石の衝突でできたカーリ・クレーター
森の中にひっそりと佇むカーリ湖

クレッサーレから北東に約20kmのカーリ村には、およそ7500年前(諸説あり)に落下した隕石群により形成された9つのクレーターがあります。巨大な隕石は大気の圧力と熱により地上の数km手前で分裂したと考えられていて、その中で最大の隕石が、直径110m、深さ22mのクレーターを形成しました。このクレーターの底には水が溜まり、小さな湖となっています。この最大のクレーターの周囲1km以内に直径12~40mの8つの小さなクレーターも点在しています。

この隕石の衝突エネルギーは、約80テラジュールという広島原爆に匹敵するもので、半径6kmの森林を焼き尽くしてしまいました。このクレーターに関する神話や民間伝承はいくつも残されており、さらに青銅器時代から鉄器時代に築かれ石壁や大量の動物の骨が発見されたことから、この場所は、古代には生け贄の儀式を行う神聖な場所であったと考えられています。森の中にひっそりと存在するカーリ・クレーターは、今でもどこか神秘的な雰囲気を湛えています。

カーリ・クレーターの近くには、博物館があり、発見された隕石のほか、石灰岩やドロマイト、カーリー村の歴史についての展示を見ることができます。

風車が並ぶアングラ村
サーレマー島の伝統的な木造の風車

クレッサーレから北に約40km、のどかな農村風景が広がるアングラ村には、5基の木造風車が並ぶアングラ風車公園があります。5基の風車の内の4基は、風向きによって建物自体の方向転換ができるサーレマー島の典型的な回転式の風車です。これらの風車は、20世紀初頭に建設されたもので、サーレマー島で唯一オリジナルの外観を留めています。一方、真ん中の風車は、羽のついた屋根部分が風向きによって動かせるオランダ式のものとなっています。アングラの風車は、2011年に改装され、現在は観光客向けに一般公開されています。1基の風車は、今でも小麦の製粉が行われており、その様子を見学することができます。かつては、島全体にこのような風車が何百も点在していました。

2011年にオープンしたアングラ文化遺産センターでは、パン作りをはじめ、陶芸やフェルトなど伝統手工芸を体験できる様々なワークショップが開催されています。また、ここで作られたライ麦パンを味わうこともできます。

サーレマー島の海の玄関口 ムフ島
石垣に囲まれたコグヴァ村

サーレマー島とエストニア本土の間にあるムフ島は、サーレマー島とは土手道で結ばれており、本土からサーレマー島にフェリーで向かう際に玄関口となる島です。対岸の町ヴィルツからムフ島までは、フェリーでわずか30分ほどの距離です。夏の休暇シーズンには、エストニア国内はもとより近隣諸国から車でやってくる旅行者でフェリーは混み合います。

ムフ島のほぼ中央に位置するムフ・聖カタリーナ教会は、13世紀に創建された初期ゴシック様式の教会で、エストニアの農村エリアにある教会としては、最も美しい教会建築の一つとされています。内部には1330年代に描かれた壁画の一部が今でも残されています。ムフ島の西海岸にある石垣に囲まれたコグヴァ村は、19世紀に建てられた古い農家が保存されており、野外博物館となっています。今でもコグヴァ村の村民は、ここで昔ながらの生活を営んでいます。建物の一部は、内部が一般公開されており、島の人々の伝統的な暮らしぶりを垣間見ることができます。ムフ島にはダチョウ園もあり、ダチョウの他、シマウマ、カンガルー、ワラビー、エミュー、アルパカなどエストニアでは珍しいエキゾチックな動物たちと触れ合うことができます。

ベストシーズン

観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい夏の6月~8月です。夏季は日照時間が長く、23時頃まで明るいので、観光に十分な時間をとることができます。ただし朝晩は気温が下がるので、長袖の羽織りものがあった方がよいでしょう。メキシコ湾流の影響で高緯度の割には温暖ですが、冬は日照時間が短くなり、厳しい寒さとなるので防寒対策は万全に。


  • 現地
  • タリン
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:58.3671, 22.5656
  • 住所:Mäepere, Kuke, 93734 Saare maakond, Estonia
首都
タリン
面積
45,228 (km2)
人口
132万人 2018年
言語
エストニア語、ロシア語
公用語
エストニア語
通貨名
ユーロ 補助通貨はセント ※本サイトではEURと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Telia、Elisa、Tele2
最寄り空港からのアクセス方法

【クレッサーレ空港から市内】
<バス>
2番(平日)、12番バス(土日祝日)が市内中心部まで運行
所要時間:(市内中心部)約20分


<タクシー>
所要時間:約10分
目安料金:7EUR前後


(2019年7月現在)


最寄り空港詳細

  • クレッサーレ空港 (URE)