横断検索型の旅行提案サービスTavitt

  • お問い合わせ
ラトビア

スィグルダ

(Sigulda)

概要

リガから北東に約50km、ガウヤ川沿いに位置するスィグルダは、平坦な地形のラトビアには珍しく起伏のある地形で、「ラトビアのスイス」と呼ばれています。周辺地域は、ガウヤ川国立公園に指定されており、美しい自然の中で、ハイキングやサイクリングなどアウトドア・アクティビティを満喫できます。また、レンガ造りの古城トゥライダ城などの歴史的建造物が集まるトゥライダ博物館保護区、伝説の残るグートゥマニャ洞穴、ガウヤ渓谷を渡るケーブルカー、スィグルダ城など見どころ充実しています。


見所ポイント

レジャースポットとして生まれ変わったスィグルダ古城
スィグルダ城遺跡の入口

ガウヤ川沿岸のこの地域一帯は、かつては先住民のリーヴ人が暮らしていましたが、13世紀初めにリヴォニア帯剣騎士団がこの地を征服すると、ガウヤ川の東岸はリヴォニア帯剣騎士団領、西岸はアルベルト司教領となりドイツ人の支配が始まりました。そしてリヴォニア帯剣騎士団が川の東岸にスィグルダ城を、西岸にアルベルト司教がトゥライダ城を築きました。

スィグルダ城は、軍事的な城塞として1207年から建設が開始されました。16世紀のリヴォニア戦争以降は破壊と修復を繰り返しながら次第に軍事的な重要性を失い、さらに18世紀初頭の大北方戦争で破壊され、放棄されてしまいました。その後は何度か所有者を変えながら、貴族の私有地となっていましたが、次第に歴史的建造物として注目されるようになり、20世紀以降に修復が行われ、現在は観光スポットとして生まれ変わっています。城壁の上を歩いたり、塔の上にも上ることができ、ガウヤ渓谷をはじめ、周辺の自然、対岸の森の中にひっそりと佇むトゥライダ城も望むことがきます。

スィグルダ城遺跡には、野外ステージがあり、現在は、ジャズ・フェスティバルやオペラ・フェスティバル、コンサートなどのイベント会場としても利用されています。

華やかなスィグルダ新城
スィグルダ新城と手入れの行き届いた庭園

スィグルダ城遺跡の手前にある壮麗なスィグルダ新城は、19世紀後半にネオゴシック様式で建てられた領主の館でしたが、第1次世界大戦で破壊され、1922年の農地改革の後に大規模な修復や改修が行われ、当時最先端のモダンなインテリアは人気を博しました。ソ連時代には、リハビリセンターとして利用されていましたが、現在はスィグルダ地区の議会場として使用されています。スィグルダ新城の周辺には、手入れの行き届いた美しい庭園が広がっており、別宅や使用人の家、倉庫など建物がいくつかあります。また、伝統工芸の職人やアーティストの活動の場にもなっており、ギャラリーで作品を鑑賞したり、ワークショップに参加することができます。レストランやショップも併設されているので、観光の途中で食事や休憩に利用するのもオススメです。

伝説の残るグートゥマニャ洞穴
壁にびっしりと文字が刻まれたグートゥマニャ洞穴

グートゥマニャ洞穴は、ガウヤ川の西側に位置し、氷河から溶け出した水の流れの侵食により長い年月をかけて形成された幅12m、高さ約10m、奥行き約19mの洞穴で、バルト諸国最大規模を誇ります。古代には、崇拝の儀式が執り行われる神聖な場所でもありました。洞穴内には、湧き水が流れており、この水は癒しの力があると信じられています。また、グートゥマニャ洞穴の壁面には、文字がびっしりと刻まれていることでも有名で、最も古いもので1668年の日付が刻まれています。現在は、保護区に指定されており、文字を刻むことは禁止されています。

グートゥマニャの洞穴には、「トゥライダのバラ」と呼ばれた美しい女性マイヤの伝説が残っています。伝説によると、マイヤには、ヴィクターという庭師の恋人がおり、この洞穴でよく会っていました。ある時、ヴィクターから手紙でグートゥマニャの洞穴に呼び出され、向かったところ、そこにはマイヤに思いを寄せていた兵士が待ち受けていました。手紙は偽物で、騙されたこと悟ったマイヤは、恋人への愛を貫くために、兵士が自分を殺害するように仕向け、ここで命を落としたと言われています。マイヤはトゥライダ教会の墓地に埋葬され、現在も墓碑が祀られています。

グートゥマニャの洞穴周辺は、公園として整備されており、スィグルダからトゥライダ城に向かう途中にあるので、トゥライダ城を訪れる際に合わせて立ち寄るとよいでしょう。

丘の上に建つ古城「トゥライダ城」
赤レンガ造りのトゥライダ城

ガウヤ川の西岸の丘の上には、1214年にアルベルト司教の命で建設が開始されたレンガ造りのトゥライダ城があります。トゥライダとは、リーヴ語で「神の庭」を意味しています。中世の時代は、司教の居城の一つとして使用され、軍事要塞としても重要な役割を担っていましたが、17世紀以降は、軍事的重要性を失い徐々に衰退し、さらに18世紀に火災で木造部分が焼け落ち、修復されることなく放棄されてしまいました。20世紀後半から建物の修復が行われ、現在は博物館として一般公開されています。中世の地下室や牢獄、警備室、大砲の部屋などを見学できる他、遺跡から発掘された品々や考古学的な資料が展示されており、トゥライダ城やこの土地の文化や歴史についても知ることができます。高さ約38mのメインタワーは、かつて防衛塔として使用されていましたが、現在は最上階が展望台となっており、トゥライダ城の全体像をはじめ、その先に広がる緑豊かなガウヤ渓谷や周辺の美しい景色を見晴らせる人気のビュースポットとなっています。

トゥライダ城周辺は、トゥライダ博物館保護区となっており、約43ヘクタールの広大な敷地には、トゥライダ城の他にもトゥライダ教会、トゥライダ荘園の歴史的建造物、彫刻が点在するフォークソングの庭園や丘があり、約1000年に渡るトゥライダの歴史や文化に触れることができます。

ガウヤ渓谷のケーブルカーとクリムルダ
森の中ひっそりと佇むクリムルダ城遺跡

スィグルダの町の北側からガウヤ渓谷の対岸のクリムルダまではケーブルカーで結ばれています。ガウヤ渓谷や周辺の景色を楽しみながら移動することができます。また、夏季は、ジップラインで渓谷を渡ったり、ケーブルカーからのバンジージャンプといった絶叫アトラクションにも挑戦することができます。クリムルダのケーブルカー乗り場周辺には、クリムルダ城遺跡とかつての領主の館があります。クリムルダ城は、13世紀にアルベルト司教領に建設された城です。しかし、1601年にスウェーデン軍に破壊され、その後は廃墟のまま放置され、現在も森の中に朽ち果てた遺跡がひっそりと佇んでいます。19世紀にクリムルダは貴族の私有地となり、公園が建造されました。19世紀半ばに建設されたネオクラシカル様式の領主の館をはじめ、いくつか建物が残っています。クリムルダ周辺は、緑に囲まれた整備された遊歩道が続き、気持ちのよい散策を楽しめます。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
【プライベートツアー】緑あふれるスィグルダ&古都ツェースィス 日帰り観光<車+ガイド貸切/リーガ発>6時間

veltra.com

ベストシーズン

ラトビアには四季があり、観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい夏の6月~8月です。夏季は日照時間が長く、22時頃まで明るいので、観光に十分な時間をとることができます。ただし朝晩は気温が下がるので、長袖の羽織りものがあった方がよいでしょう。メキシコ湾流の影響で高緯度の割には温暖ですが、冬は日照時間が短く、寒い日が続きます。スキーやスケートなど冬ならではのウインタースポーツを楽しむなら、この時期もオススメです。


  • 現地
  • リガ
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:57.1535, 24.8546
  • 住所:Siguldas AO, Sigulda, Siguldas pilsēta, LV-2150, Latvia
首都
リガ
面積
64,589 (km2)
人口
193万人 2018年
言語
ラトビア語、ロシア語
公用語
ラトビア語
通貨名
ユーロ 補助通貨はセント ※本サイトではEURと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
LMT、Tele2、Bite
最寄り空港からのアクセス方法

【リガ国際空港からリガ市内】
<バス/ミニバス>
空港の外のバス停からバス22番もしくはミニバス(Express)322番、ミニバス241番が市内中心部まで運行
所要時間:(市内中心部)30~40分
料金:1.15EUR


※車内購入は2EUR


参考サイト:rigassatiksme.lv


<タクシー>
所要時間:(市内中心部)約20分
目安料金:15EUR前後


【リガ市内からスィグルダ】
<電車>
リガ中央駅からSigulda方面行きに乗車
所要時間:1時間前後~


<バス>
リガ中央駅近くのバスステーション(Rīgas SAO)からSigulda行きに乗車
所要時間:1時間15分


参考サイト:www.1188.lv


(2019年8月現在)


最寄り空港詳細

  • リガ国際空港 (RIX)