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ポーランド

聖マリア教会(クラクフ)

(St. Mary's Basilica(Kraków))

概要

クラクフの旧市街の中央マーケット広場に面して建つ聖マリア教会は、14世紀に建設されたポーランドのレンガ・ゴシック建築の好例とされる壮麗な教会建築です。教会内部には、15世紀にファイト・シュトースにより制作された高さ13mの見事な祭壇があり、大きな見どころとなっています。この祭壇は、ヨーロッパのゴシック期の祭壇画の中では最大のもので、国宝にも指定されています。また、聖マリア教会の尖塔では、毎正時に中世の伝説を受け継ぐヘイナウ・マリアツキというトランペット演奏で時が告げられています。


教会
営業時間:11:30-18:00、日曜・祝日は14:00-18:00
料金:(一般)10PLN(65歳以上)8PLN(学生・子供)5PLN
北塔(ラッパ塔)
営業時間:
4月-10月(火曜-土曜)9:10-17:30 ※11:30-13:10を除く(日曜)13:10-17:30
11月・12月・3月(木曜・金曜・土曜のみ)9:10-17:30 ※11:30-13:10を除く
※入場は30分毎
※1月-2月、月曜、祝日は休業
料金:(一般)15PLN(7-18歳)10PLN
南塔(鐘楼)
営業時間:4月-10月(火曜-金曜)10:00-14:00
※月曜、祝日は休業
※同時に6人まで、子供は安全上の理由により入場不可
料金:15PLN
公式サイト:mariacki.com
(2019年5月現在)


見所ポイント

800年の歴史を持つ聖マリア教会
ライトアップされた聖マリア教会

クラクフの観光拠点となる中央マーケット広場。この広場には、歴史的建造物が多見られますが、その内の一つが広場の北東の角に建つ聖マリア教会。聖マリア教会は、13世紀にロマネスク様式で創建されたのがはじまりです。しかし、初期の教会はモンゴルの侵略の際に破壊されてしまい、14世紀にゴシック様式で再建され、その後も何世紀にも渡り、多くの芸術家や建築家の手により増改築が行われ、現在見られる教会の姿へとなりました。端正な聖マリア教会は、ポーランド国外に渡ったポーランド人によって建設されたポーランド様式の多くの教会の建築モデルにもなりました。

夜になると聖マリア教会はライトアップされ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気をまとい、一際存在感を放っています。

2人の兄弟の悲しい建築秘話
繊維会館に吊り下げられているナイフ

高さの異なる2つの塔が印象的な聖マリア教会。北側の高い方の塔は、高さ82mあり、ラッパ塔や物見(監視)塔とも呼ばれています。四角形の塔の上部の2階層は八角形となっており、さらに最頂部は尖塔がそびえ、その周りを8つ小さな尖塔が囲うユニークな形状をしています。低い方の南塔は、高さ69mで、鐘楼の役割を持っています。塔の最上部にはクーポラが備えられ、その周りを囲うように4つの小さなクーポラがあります。

この2つの塔には、2人の兄弟の悲劇の建築秘話の伝説が残されています。当時クラクフで有名だった建築家の兄弟が2つの塔の建設を任せられました。北塔と南塔をそれぞれ建設していたところ、兄によって建設されていた南塔の方が、弟が建設していた塔よりも明らかに高いことがわかり、嫉妬に駆られた弟は兄を殺害し、未完成の南塔にクーポラを設置し、その後計画通り北塔を完成させました。しかし、その後罪の意識に苛まれた弟は、奉献の日に兄を殺害したナイフを持って塔に上り、罪を告白して、塔から飛び降りたのです。この悲劇の教訓として、聖マリア教会の向かいにある繊維会館の入口には、今でもナイフが吊り下げられています。

現在は、塔に上がることができ、クラクフの景色を一望できる絶好の展望スポットとなっています。

クラクフに時を告げるラッパ吹き
北塔の窓から時を告げるトランペット奏者

聖マリア教会の北塔の54m地点からは、1時間毎に時を告げる「ヘイナウ・マリアツキ」というトランペット演奏がされており、塔の内部には、トランペット奏者(現在は地元の消防士が交代で演奏)の演奏室が備えられています。このトランペットの演奏は、中途半端なところで途切れてしまうのですが、それはクラクフに残る伝説によるもの。

中世の時代、この塔は、町の監視塔としての役割を持っていました。ラッパ兵は、クラクフの町を守る市壁の門の開閉を知らせていた他、火災や敵の侵略などの非常時の警笛を鳴らしていました。伝説によると、13世紀にラッパ兵が、タタール軍の襲来を報せるためトランペットを吹いていたところ、タタール軍に弓で喉を射られ亡くなり、トランペットの演奏は途中で絶えてしまいました。この勇敢なラッパ兵へ称賛と哀悼の意を込めて、今でも毎正時には、その時と同じように不自然に途切れるトランペット演奏で時が告げられているのです。

息を呑むほど美しい教会内部
聖マリア教会の荘厳なインテリア

聖マリア教会は、クラクフ随一の美しさを誇る教会として知られ、特に荘厳なインテリアは特筆すべきものがあります。内部に一歩足を踏み入れると、天井や壁一面にびっしりと装飾が施された別世界が広がっており、思わず目を奪われてしまいます。天井は、青地にゴールドの星が描かれ、まるで満点の星空のようにキラキラと輝いています。天窓の色鮮やかなステンドグラスから光が差し込むと、内部はさらに神秘的な雰囲気に包まれます。現在見られるステンドグラスは、19世紀に制作されたものがほとんどですが、その内3つの窓には中世の時代のオリジナルのステンドグラスが今でも残されています。正面の巨大な主祭壇、その奥を彩るステンドグラス、内陣の壁や説教壇に施された精巧な金の彫刻作品、豪華な礼拝堂の数々、柱や壁、天井の隅々まで施された装飾など、どこを見渡しても息を呑むような美しい芸術に溢れていて、時間を忘れてついつい見惚れてしまいます。また、2005年に亡くなったクラクフ近郊ヴァドヴィツェ出身の第264代ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世の祭壇も見られます。

国宝「ファイト・シュトースの祭壇」
細部まで繊細な彫刻装飾が施された祭壇

教会内部で特に目を引くのが精緻な彫刻が施された主祭壇。この主祭壇は、クラクフ市民の寄付により、彫刻家の巨匠ファイト・シュトース(Veit Stoss)が1477年から1489年にかけて制作したもので、「ファイト・シュトースの祭壇」「神母就寝の祭壇」「聖マリアの祭壇」などと呼ばれています。骨組みには硬いオーク材、背景には強度はあるもののより軽いカラマツ、繊細な図柄部分は柔らかいリンデンとそれぞれ目的に応じた異なる3種類の木材が使用されています。中央に描かれているのは聖母マリアの永眠と被昇天の様子。さらに、パネルにも聖母マリアとキリストの生涯の場面が緻密に描かれており、見る者を圧倒します。祭壇の上を見上げると、天井には神秘的な青の世界が広がり、聖母マリアが天に召されていく空を表しているようにも感じられます。

精巧な彫刻や色鮮やかなカラーリングもさることながら、その大きさにも驚かされます。高さ13m、パネル(翼)を広げた際の幅は11mに及び、中央に描かれた人物はゆうに2mを超える大きさで、近くから見上げるとかなり迫力があります。ファイト・シュトースの祭壇は、後期ゴシック様式の祭壇としてはヨーロッパ最大かつ最高傑作の一つと称されています。ポーランドの国宝にも指定されており、クラクフを訪れた際は見逃せない作品です。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
世界遺産の旧市街を巡る!クラクフ半日観光ツアー<クラクフ発>5.5時間

veltra.com

ヴァヴェル城半日観光ツアー<午後/クラクフ発>2.5時間

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クラクフ旧市街 半日ウォーキング観光ツアー<貸切/日本語ガイド>4時間

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ベストシーズン

観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい6月~8月です。夏季は日照時間が長く、夜9時頃まで明るいので観光に十分時間を取ることができます。ただし夏でも朝晩は冷えるので長袖の羽織ものがあった方がよいでしょう。一方、冬は日照時間が短くなり、厳しい寒さとなるので防寒対策は万全に。


  • 現地
  • ワルシャワ
  • クラクフ
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:50.0616, 19.9394
  • 住所:plac Mariacki 5, 31-042 Kraków, Poland
首都
ワルシャワ
面積
312,685 (km2)
人口
3,797万人 2017年
言語
ポーランド語
公用語
ポーランド語
通貨名
ズウォティ 補助通貨はグロシュ ※本サイトではPLNと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Play、Orange、Plus、T-Mobile
最寄り空港からのアクセス方法

【クラクフ空港からクラクフ市内】
<電車>
所要時間:(クラクフ中央駅)約20分
料金:9PLN


参考サイト:malopolskiekoleje.pl


<バス>
208、252番(夜間は902番)が市内まで運行
所要時間:35~45分
料金:4PLN


バス時刻表:rozklady.mpk.krakow.pl


<タクシー>
メーター制
所要時間:(市内中心部)約30分
目安料金:90PLN前後


※クラクフ中央駅から徒歩約20分


(2019年4月現在)


最寄り空港詳細

  • クラクフ・バリツェ空港 (KRK)
  • ワルシャワ・ショパン空港 (WAW)