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ラトビア

聖ペテロ教会(リガ)

(St. Peter's Church, Riga)

概要

聖ペテロ教会は、リガ旧市街の中心部、市庁舎広場のすぐ近くに位置し、天に向かってそびえる尖塔が印象的な教会です。1209年に記録の残る歴史ある教会で、現在見られる建物は、15世紀の改築の際に建てられたものがもととなっており、その後も火災や戦争の度に破壊と再建が繰り返されてきました。聖ペテロ教会の塔の上部には展望台があり、エレベーターで上ることができます。この展望台は、リガの美しい町並みを見渡すことができるビュースポットとして人気があります。


営業時間:(9月-4月)10:00-18:00 (5月-8月)10:00-19:00  ※日曜は12:00~
(チケットの購入は閉館1時間前まで)
休業日:月曜日
料金:9EUR ※展望台含む 
公式サイト:peterbaznica.riga.lv
(2019年8月現在)


見所ポイント

破壊と再建が繰り返されてきた聖ペテロ教会
市庁舎広場から見た聖ペテロ教会の尖塔

聖ペテロ教会の歴史は古く、1209年にはすでにこの場所に教会があったことが記録に残されています。現在見られるバシリカ様式の教会は、ドイツのロストックの建築家の設計により15世紀に建設されたものがもととなっていますが、身廊の壁や柱の一部に13世紀当時の建築もわずかに残っています。カトリックの教会として創建された聖ペテロ教会は、16世紀の宗教改革の際には、教会内部の大部分が破壊されてしまい、宗教的機能が薄れ、代わりに政治や経済における支配者階級の権力を象徴する建物へと変わっていきました。その後も火災や落雷で破壊と再建を何度か繰り返しましが、時代の流れとともに支配者階級の象徴としての役割は失われ、19世紀後半には祭壇や説教壇など教会内部のインテリアが再び整えられました。しかし、第2次世界大戦中の1941年に爆撃に遭い、外観だけでなく内部も破壊されてしまいました。戦後修復作業が開始され、1980年代に修復工事が完了しました。1991年のラトビア独立後は、ルター派の教会として再び機能しています。また、教会ホールは、コンサートや展示会などの会場としても利用されています。

聖ペテロ教会のシンボルとなる尖塔
リガのランドマークとなっている聖ペテロ教会の尖塔

聖ペテロ教会で特に印象的なのが高くそびえる尖塔。この尖塔も、教会と同様に落雷や火災の度に破壊と再建が繰り返されてきました。15世紀に建てられた塔は、1666年に崩壊し、周辺の家を押し潰し、8人の犠牲者を出しました。1690年に再建されたバロック様式の木造の塔は、ドームとギャラリーを備え、当時はヨーロッパ随一の高さ148mを誇っていましたが、1721年の落雷で焼け落ちてしまいました。現在見られる高さ123.25mの鉄筋構造の尖塔は、1973年に再建されたもの。塔の上には、リガのシンボルの一つである雄鶏(風見鶏)が設置されています。1975年には時計台が改修され、1日に5回「Rīga dimd」というラトビアの民謡が演奏され、毎正時に鐘が時を告げるようになりました。

リガの街並みを一望できる展望台
聖ペテロ教会の展望台から見たリガの街並み

塔の高さ72m地点には展望台が設けられており、リガの美しい町並みを見渡すことができる絶好のビュースポットとして人気があります。聖ペテロ教会の周辺には高い建物はほとんどなく、視界を遮るものがないので、ダウガヴァ川や旧市街のカラフルな街並みはもちろん、ソ連時代を象徴するスターリン様式の科学アカデミービル、中央市場、ダウガヴァ川の中州に建つテレビ塔、新市街の近代的なビル群などリガの町全体を一望することができ、さらに晴れた日にはリガ湾まで見渡すことができます。展望台へはエレベーターでアクセスすることができるので、体力に自信のない人でも気軽にリガのパノラマを楽しむことができます。

聖ペテロ教会の内部
高い天井が印象的な教会内部

第2次世界大戦中に教会内部も大きな被害を受けましたが、戦後修復が行われ、現在は荘厳な姿を取り戻しています。ブラウンと白を基調とした装飾のほとんどないシンプルなインテリアですが、圧倒的な天井の高さにまず驚かされます。中央部分は高さ30mにもおよび、さらに白地にレンガで補強されたヴォールト天井のリブのデザインの美しさにも目を奪われます。木製の祭壇や柱に掲げられた精緻な彫刻装飾が施された貴族や著名人の紋章は、落ち着いたインテリアにアクセントを加えています。

高さ3.1mの巨大な青銅製のメノーラー(燭台)も見どころの一つ。このメノーラーは、1596年にリガの市議会の依頼によりリガの鋳造所で制作されたもの。第2次世界大戦後はポーランドに移され、修復、展示されていましたが、2012年に聖ペテロ教会に返還されました。市庁舎広場の中央に建つ聖ローランド像のオリジナルの彫像も現在は聖ペテロ教会内で見ることができます。

また、教会内部は、展示場としても利用されており、絵画や写真、織物、刺繍など様々なテーマに沿った芸術や工芸品の展示も鑑賞することができます。

教会横の人気者!ブレーメンの音楽隊の像
シュールな表情のブレーメンの音楽隊

Skārņu通りに面した聖ペテロ教会の一角には、シュールな表情を湛えたロバ、イヌ、ネコ、ニワトリが連なるブレーメンの音楽隊の像があります。この像は、リガの姉妹都市ブレーメンから1990年に寄贈されたもので、グリム童話「ブレーメンの音楽隊」の物語で、泥棒たちがご馳走を食べている様子を動物たちが窓から覗いている場面を表しているもの。しかし、実は、政治的なメッセージが込められています。彫刻の作者がゴルバチョフのペレストロイカに触発され、「鉄のカーテンの先の新しい世界を覗き込んでいる姿」という、ラトビア独立直前の政治体制をユーモアで皮肉った作品として今でも語り継がれています。

そんなメッセージが込められたブレーメンの音楽隊の像ですが、今では観光客に人気の撮影スポットとなっています。また、動物たちは、多くの観光客に撫でられているため、鼻先やつま先がピカピカに輝いています。因みにロバの前足を撫でながら願い事をすると願いが叶うと言われているのだとか。訪れた際は、ぜひ旅の安全を祈りながら撫でてみて下さいね。この像がある周辺一帯は、土産物屋の露店が軒を連ね、石畳みの風景とマッチしてフォトジェニックな景観を作り上げています。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
【プライベートツアー】ラトヴィアの首都 世界遺産リーガ半日観光<車+ガイド貸切/午前・午後/リーガ発>3時間

veltra.com

ベストシーズン

ラトビアには四季があり、観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい夏の6月~8月です。夏季は日照時間が長く、22時頃まで明るいので、観光に十分な時間をとることができます。ただし朝晩は気温が下がるので、長袖の羽織りものがあった方がよいでしょう。メキシコ湾流の影響で高緯度の割には温暖ですが、冬は日照時間が短く、寒い日が続きます。スキーやスケートなど冬ならではのウインタースポーツを楽しむなら、この時期もオススメです。


  • 現地
  • リガ
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:56.9475, 24.1093
  • 住所:Riga St.Peter's Church, Centra rajons, Rīga, LV-1050, Latvia
首都
リガ
面積
64,589 (km2)
人口
193万人 2018年
言語
ラトビア語、ロシア語
公用語
ラトビア語
通貨名
ユーロ 補助通貨はセント ※本サイトではEURと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
LMT、Tele2、Bite
最寄り空港からのアクセス方法

【リガ国際空港からリガ市内】
<バス/ミニバス>
空港の外のバス停からバス22番もしくはミニバス(Express)322番、ミニバス241番が市内中心部まで運行
所要時間:(市内中心部)30~40分
料金:1.15EUR


※車内購入は2EUR


参考サイト:rigassatiksme.lv


<タクシー>
所要時間:(市内中心部)約20分
目安料金:15EUR前後


【リガ市内のアクセス】
リガ中央駅から徒歩約15分


(2019年8月現在)


最寄り空港詳細

  • リガ国際空港 (RIX)